リーズナブルな価格で、栄養が満点の緑黄色野菜「豆苗」。様々な料理に使えて、どんなスーパーでも手に入るので、毎日の食卓に上りやすいでしょう。そんな豆苗にはどんな栄養素が含まれていて、どんな良い効果があるのか?ご存知でしょうか?今回は、豆苗について以下のようなことを解説していきます。
- 豆苗とは一体どんな野菜なのか?
- 豆苗にはどんな栄養素が含まれているのか?
- 豆苗はどんな料理に使えるのか?
こんな内容になっています。記事を最後まで読んで、豆苗の特徴について徹底的に理解していきましょう。
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目次
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豆苗とはどんな野菜?
まずは、豆苗とはどんな野菜なのか?特徴などをまとめていきます。
特徴
豆苗とは「えんどう豆」の若い葉と若い茎の部分を食べる野菜です。栄養素も豊富で濃い色をしている「緑黄色野菜」に分類され、どんな地域でも安定して作りやすい事から、リーズナブルな価格で買える栄養満点の野菜として大人気です。
実は元々は中国の宮中などの高級食材として扱われていた野菜ですが、今では水耕栽培などの技術の確立で、かなり安価に手に入るようになりました。
どんな味?まずい?美味しい?
豆苗の味ですが「独特のえぐみがある味」となっています。見た目はカイワレ大根のようにも見えますが、実際に食べてみるともっと野菜の味が濃く、えぐみを感じることもあります。
旬の時期
豆苗が旬を迎える時期は大体3月から5月くらいです。この時期の豆苗は味も美味しく栄養価も満点なので、春から初夏にかけては豆苗が美味しくて価格も安くなりがちなので、是非とも買って食べるようにしましょう。
生産地
日本国内で最も多く豆苗が生産されているのは、山梨県です。気候も安定していて、大規模な生産工場を設置しやすいため、山梨県では1980年ごろから、豆苗が多く生産されています。生産コストもあまりかからないので、リーズナブルな価格で安定して販売されているのです。
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豆苗に危険性・毒性はある?
豆苗には「毒性がある」という噂がありますが、結論から言うと本当は毒性はありません。どうして豆苗に毒性があるのか?と噂されるのか?というと「レクチン」という毒性物質が含まれているからです。
確かにレクチンを大量に摂取してしまうと、アレルギー症状が出ることがありますが、豆苗を食べて中毒症状になった人は、今まで報告されていません。
豆苗に含まれるレクチンはかなり少量なので、レクチンの中毒を発症させようとするならば、かなりの量を食べなければいけないので、毒性はほぼないと言っていいでしょう。
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豆苗の美味しい食べ方
では、若干のえぐみがある豆苗は、どんな方法で食べれば良いでしょうか?いくつかの方法をご紹介していきます。
生サラダ
1つめの食べ方は「生サラダ」です。鮮度の高い豆苗は一口大にカットしてドレッシングをかけ、サラダの具材として楽しみましょう。カイワレと比べると、多少のえぐみはありますが、鮮度が高い状態で食べると極力気にならずに食べられるはずです。
おひたし
2つめの食べ方は「おひたし」です。豆苗はサッと下茹でをして醤油やごま油で味付けすることで、おひたしにすることも可能。お浸しにすると豆苗のえぐみを若干抑えられるのでおすすめです。ゆで過ぎてしまうと、ビタミンCが溶け出してしまうので、サッとゆでる程度にしておきましょう。
炒め物
3つめの食べ方は「炒め物」です。豆苗はお肉などと一緒に炒めても美味しいです。多少のくせはありますが、豆苗は様々な食材と合わせやすい食べ物です。えぐみをなるべく抑えたいのであれば、ごま油を使うのがポイントで、中華風の味付けにすると美味しく食べられるでしょう。
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豆苗を生で食べる栄養成分と効果
では、豆苗を食べて得られる栄養素やその効果などをいくつかご紹介していきます。
栄養素
生の豆苗に多く含まれる栄養素は以下の通りです。
- ビタミンK
- ビタミンA
- 葉酸
- ビタミンC
- ビタミンB群
- βカロテン
このように、様々な体にいい栄養素を摂取することが出来ます。中でもビタミンKやβカロテンなどは多く含まれているので、夏場に緑黄色野菜の価格が高騰してしまった時には、豆苗を上手く活用するといいでしょう。
毎日食べ続ける効果
豆苗を毎日食べ続けると、以下のような健康効果が期待できます。
- アンチエイジング効果
- 骨粗しょう症予防
- エネルギーを消費しやすくしてくれる
- 肌を綺麗にしてくれる
まず、ビタミンAやビタミンCを摂取することで、活性酸素を除去してアンチエイジング効果を期待することが出来ます。さらには、大量のビタミンKを摂取できるので、骨粗しょう症にも効果的でしょう。さらにはビタミンB群も多いので、エネルギーを効率的に燃やしてくれます。
そしてビタミンCの効果で肌が綺麗になることも期待できるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は豆苗について様々なことを解説してきました。最後に記事内容をざっくり振り返ってみましょう。
この記事をまとめると
- 豆苗とはえんどう豆の若い葉っぱや茎を食べる野菜
- 豆苗には毒性は無く、生でも食べやすい
- 豆苗を食べると骨粗しょう症予防などの健康効果が期待できる
こんな内容になっていました。もし、スーパーに行かれる機会がれば、早速豆苗を購入してみてはいかがでしょうか?
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