木苺とラズベリーの違いとは?どんな栄養・効果効能があるの? |

ラズベリーと木苺って、赤くてツブツブした実の見た目が似ているけど、何が違うの？と疑問に思いますよね。そこで今回は、

木苺って何？
ラズベリーと木苺の違いは？
ラズベリーや木苺を食べるとどんな効果があるの?

という内容をご紹介していきます。

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1 木苺ってどんな食材？
2 ラズベリーってどんな木苺？
3 ラズベリーの効果がすごい！
4 まとめ

木苺ってどんな食材？

木苺とは

木苺は、野生の野イチゴと、品種改良された木苺に大きく分けられます。私たちに身近な木苺の種類には、ブラックベリーやラズベリーがあります。これらの果実はケーキやお菓子の材料に使われることも多いので知っている人も多いですよね。

ラズベリーやブラックベリーは生で食べることもでき、ジャムやジュースなどにしても美味しい果実です。

木になるいちごの様な実の総称

木苺は、バラ科キイチゴ属の植物の総称です。木苺には様々な品種があり、木になるだけでなく、ツルを伸ばすものもあります。苺と聞いて多くの人はショートケーキに乗っているようなイチゴを思い浮かべるかと思いますが、イチゴもバラ科ではありますが木苺のなかまではありません。

木苺の種類

木苺は食用に品種改良されたものと野生のもので多くの種類があります。

ラズベリー
ブラックベリー
クサイチゴ
ヘビイチゴ
ニガイチゴ
バライチゴ

木苺は古くからヨーロッパ人に愛されてきた植物で、食用の他、観賞用としても親しまれています。特に野イチゴであるバライチゴは、バラのように大きな花をつけることで人気ですが、日本では千葉県、新潟県、京都府、鹿児島県でレッドリストの扱いがされています。

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ラズベリーってどんな木苺？

フランボワーズと呼ばれるもの

フランボワーズも木苺じゃないの？と思うかもしれませんが、フランボワーズはフランス語でラズベリーのことを言います。ケーキ屋さんはフランス語を商品の名前に使うことも多いので、フランボワーズの方がなじみのある人も多いかもしれませんね。

ちなみに、イチゴのことをフランス語で「フレーズ」といいます。ピューレ状にしてムースなどになっている商品は、商品名がフランボワーズなのかフレーズなのかで使われている果実が何かわかりますよ。

主な産地

ラズベリー他ブラックベリーの多くはヨーロッパで盛んに栽培されていますが、日本へ輸入されるもののほとんどはアメリカ産やメキシコ産です。木苺は日本でも栽培することができ、日本での主な原産地が北海道です。

栄養

ラズベリーに含まれる主な栄養には、どんなものがあるのでしょうか？

食物繊維
ビタミンA
ビタミンC
ビタミンD
ビタミンE
エラグ酸
カリウム
マグネシウム
葉酸
ラズベリーケトン

ラズベリーは小粒ながら栄養が豊富なのです！では、それぞれの栄養に注目して、どのような効果があるのかを詳しく解説していきましょう。

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ラズベリーの効果がすごい！

美容効果

ラズベリーに含まれるビタミンCとビタミンEには抗酸化作用があり、アンチエイジング効果が期待できます。さらにビタミンCはコラーゲンの生成に欠かせない栄養素で、ビタミンAは皮膚や粘膜を健やかに保つ働きがあるので、美肌効果も期待できます。

また、ラズベリーに含まれるエラグ酸は、メラニン色素の生成を抑制してくれる働いがあるので、シミ・ソバカスの予防に効果があります。

風邪予防・免疫力向上

ラズベリーに含まれるビタミンCは免疫機能を強化する採用があるので、風邪予防に効果的です。また、ラズベリーに含まれる葉酸は赤血球の生産を助ける働きがあり、貧血予防に効果があります。

ラズベリーは古くからヨーロッパではハーブとしても重宝されていて、ラズベリーのハーブティーは女性ホルモンのバランスを整え、生理痛の緩和や生理不順、PMSの予防や更年期障害にも効果があるとされています。

ラズベリーに含まれる食物繊維は、コレステロールに吸着し、体外に排出する働きがあることから生活習慣病予防にも効果があります。

ダイエット向き

ラズベリーのダイエット効果にはどんなものがあるのかを調べてみました。

便秘解消
コレステロールの吸収を抑える
脂肪を分解する

ラズベリーには水溶性食物繊維が豊富です。水溶性食物繊維は、便を柔らかくする効果があり、便秘解消に効果があります。便秘が解消されると代謝が良くなり痩せやすくなるのです。

さらに、水溶性食物繊維はコレステロールの吸収を抑えて体外に排出する働きがあるほか、水溶性食物繊維は粘着性があり、胃腸をゆっくり移動するので満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。

ラズベリーに含まれる「ラズベリーケトン」という成分は、脂肪を分解する働きがあることが分かっています。実は、ラズベリーケトンは脂肪分解効果があることが広く知られているカプサイシンの脂肪分解効果の3倍ほどの効果があると言われているんですよ。

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