おやつやお酒のおつまみなどにスルメイカを食べることがあり、一度食べるとなかなかやめられないということはありませんか?いつまでも食べることができるスルメイカですが、スルメイカが健康に良くないなんて話を聞いたことがある人もいるはずです。
- スルメイカの特徴についてスルメイカを食べ過ぎるとどうなる?
- スルメイカの適量とは
- スルメイカの食べ過ぎが体にどれくらい悪いのか
スルメイカについて説明をしていきます。ぜひご一読ください。
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目次
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スルメイカの特徴
スルメイカはどれくらいカロリーがあるのでしょうか?健康効果が得られる食品なのか紹介していきます。
カロリー・栄養素
(100gあたり)
- カロリー…330kcal
- タンパク質…69.6g
- カルシウム…80mg
- リン…750mg
- ビタミン…8.31mg
イカの健康効果
高カロリーなスルメイカではありますが、タンパク質がとても豊富なのが特徴です。タンパク質は体の生成に必要な成分であり、少量で子らだけ得られるのですから、食べるべき食品です。
スルメイカには、タウリンが含まれています。タウリンは肝細胞の再生を促進する働きがあります。肝細胞は肝臓の6割を占める細胞で、栄養素を蓄えたり、栄養素を身体に必要なものに変換し送り出す働きがあります。
また、タウリンには、肝臓で胆汁の分泌を助ける働きがあるとされています。脂肪の分解や脂溶性ビタミンの消化と吸収を助ける働きがあります。
ダイエット効果
スルメイカは噛み応えがあり、少しの量で長時間噛み続けることが可能です。
噛みごたえのあるスルメイカは、自然と咀嚼する回数が増え、少量でも満腹感を得られます。小腹が空いたときにするめを食べることで、間食によるカロリーのとりすぎを防げ、ダイエットに効果があります。
スルメイカを食べ過ぎるデメリット
スルメイカは少量で満腹感を得られる反面、食べ過ぎてしまうこともあります。食べ過ぎてしまう理由と、食べ過ぎた時のデメリットを紹介します。
おなら・腹痛・便秘の原因に
スルメイカは1回に食べる量が少量で、よく噛まずに食べてしまうと量をたくさん食べてしまうことがあります。スルメイカの元であるイカは消化が悪く、お腹に溜まりやすいです。
消化をするため胃酸が出過ぎてしまい、腹痛や便秘になってしまったり、お腹の中で発酵しておならが臭くなることもあります。よく噛んで消化をしやすいようにすることが必要です。
体臭や口臭がきつくなる
口臭や体臭がきつくなるといわれる理由は、生臭さにあります。スルメイカは口の中で噛んでいる時間が長くなるので、口の中で生臭さが戻ってしまうのが原因です。
スルメイカがお腹の中で発酵することで、おならだけではなく、体臭もきつくなるといわれています。
コレステロール・塩分は?
100gあたりのスルメイカのコレステロールは320mg、塩分は310mgです。高コレステロールで塩分が多めなスルメイカですが、これは100gのスルメイカの量になります。
実際に私たちが手にすることが多いコンビニのスルメイカ(小袋)は15g程度、100gのスルメイカはなんとスルメイカ9枚に相当するのです。100gを1回または1日で食べるのはとても難しく、これだけ食べたらお腹も痛くなってしまいます。
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スルメイカの注意点・1日摂取量
スルメイカは食べ過ぎると良くないことが分かりましたが、実際に1日に食べる量はどれくらいの量が適量なのでしょうか?
お酒の飲みすぎ・付け合せに注意
お酒のおつまみとしてスルメイカは手軽で便利です。お酒と魚が合うように、スルメイカだっておいしく食べることができます。ついついお酒もスルメイカも食べ過ぎてしまうのではないでしょうか?
お酒の飲み過ぎや、スルメイカの食べ過ぎによる塩分の摂り過ぎなどにはくれぐれも注意してください。
食べる際の注意点
食べる量なども大切ですが、よく噛むことを忘れないようにしてください。咀嚼をせずに食べてしまうと、臭いも残りますし、消化の悪いスルメイカがさらに消化しにくくなります。
よく噛むことで食べる量も抑えることができるので、お酒と一緒であっても食べ過ぎを抑えることができます。
1日の摂取量
するめの1日の摂取は「20~30g」です。スルメイカ100gで9枚ほど(大きさや1枚の重さによって枚数は異なります)なので2枚ほどはたべられるかもしれませんが、1枚で抑えておくのがおすすめです。
よく噛むことで1日の適量よりも少なくても、十分に満足することができます。
まとめ
スルメイカ(干物)について紹介しました。
この記事をまとめると
- 高カロリー・高たんぱく質なのがスルメイカ
- 食べ過ぎると口が臭くなったり、お腹が痛くなったりします
- スルメイカ(干物)は20~30gが適量。
スルメイカは食べることでダイエット効果を得ることもできますが、食べ過ぎてしまうと逆効果となってしまいます。1日の適量を守って食べるようにしましょう。