じゃがいもにアレルギーがあることはご存知ですか?いろいろな食品アレルギーがありますが、人によってはアレルギー反応を起こしてしまう野菜の一つです。
私は野菜アレルギーではないのですが、ある日突然発症する人もいますし、健康を気にする上で知っておきたい分野です。
では、具体的にじゃがいもにはどのようなアレルギーがあるのでしょうか?じゃがいもの主なアレルギー症状を4つ挙げて、詳しく見ていきましょう。
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目次
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じゃがいもアレルギーとはどのようなもの?
じゃがいもアレルギーでない方も、もしかすると今後発症するかもしれません。自分でなくても将来家族に発症する可能性もあります。その症状は、肌が痒くなってしまう、気分が悪くなってしまう、など複数あります。
普段からよく口にするじゃがいもですので、症状が出ていても原因がじゃがいもだとは気づかないパターンもあるかもしれません。では、じゃがいもの主なアレルギー症状を4つご紹介いたします。
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主な4つのアレルギー症状
皮膚症状(じんましん・かゆみ)
まず、肌のかゆみや、じんましんです。食べた後よりも、じゃがいもをむいている際に発症することが多いようです。これは特に成人にみられる傾向で、食べた際に皮膚症状が現れるのは乳幼児に多く発症します。
原因ですが、じゃがいもに含まれるサリチル酸と呼ばれる成分がアレルギー反応を起こすことがわかっています。この成分はトマトやきゅうりなどの他の野菜にも含まれています。
嘔吐
次に嘔吐です。大人にも子どもにも現れる症状で、食べた際に発症するものです。また乳児の場合、じゃがいもを食べた母親の母乳を飲むことによってアレルギー症状を起こしてしまうケースもあるようです。
乳児は食べ物アレルギーに敏感なので、母乳をあげている期間は食べ物や反応について気を使う必要がありますね。
食あたりで嘔吐を経験した方はたくさんいらっしゃるかと思います。アレルギー反応が原因ということもありますので、ひどい嘔吐の症状が現れたら病院へ行くようにしましょう。
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下痢などの消化器症状
下痢などの消化器症状もじゃがいもアレルギーの症状の一つです。だいたい食べてから2時間以内に発症すると言われています。
じゃがいも以外の食べ物で下痢症状が出た経験のある方は多いのではないでしょうか。消化器は食べ物の成分や栄養を直接吸収する器官なので、下痢や腹痛などの症状が出やすいです。
摂取したものを体が拒否している状態ですので、トイレに行った後は症状が落ち着くことが多いですが、あまりにも下痢や腹痛が続くようであれば病院へ行って診察することをおすすめします。
ぜんそく発作
他に、ぜんそく発作があります。乳幼児は加熱したじゃがいもで発症することが多く、成人は生のじゃがいもで発症することが多いようです。
空気の通り道である気管に炎症が起き、始めは気管支炎になるのですが、落ち着かず炎症がひどくなると気管の粘膜が荒れ、最終的にぜんそく発作が起きてしまいます。
ぜんそく発作を起こすと大きな咳や痰の他、息をする度にヒューヒュー・ゼーゼーといった音がします。夜間や明け方にひどくなる傾向がありますので、軽度でも発症したらすぐに病院で見てもらうようにしましょう。
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花粉に敏感な人はじゃがいもを摂取することでアレルギー症状が出る場合がある
野菜以外の主なアレルギーとして花粉症がありますが、敏感な方はじゃがいもを摂取することによって花粉アレルギーを発症してしまうことがあるようです。
じゃがいも以外の野菜や果物でも発症するものがあるのですが、花粉の種類と野菜・果物の組み合わせによって発症する・しないが決まっています。
じゃがいもを摂取することにより花粉症を発症する種類の植物は、主にヨモギ・シラカバ・ハンノキが挙げられます。花粉症の植物としてよく聞くスギは、じゃがいもとの組み合わせで発症することは少なく、トマトを摂取することによって発症することがあるようです。
先ほど挙げたシラカバは4〜5月、ハンノキは1〜5月を花粉の時期とする植物ですが、じゃがいも以外ですとりんご・桃・梨・ナッツ・ニンジンやセロリも発症の原因になります どれもよく口にする食べ物だと思いますし体質によっても症状の出やすさが異なりますので、未然に防ぐというのはなかなか難しいですよね。
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まとめ
じゃがいものアレルギーについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。じゃがいもは普段の食事に使っている方も多く、気づかないうちに軽い症状が出ていることもあるかもしれません。 また、今は食べ物アレルギーを持っていなくても、ある日突然発症することもあります。上記で挙げた4つの症状のどれかに当てはまることがあったら、病院で食物アレルギー検査をしてみるのもいいかもしれません。
花粉症との関連があることについても驚いたのではないでしょうか。自分や家族が発症しないとなかなか調べることが無いじゃがいもアレルギーですが、少しでも読んでよかったと思っていただけたら嬉しいです。
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