個性的な強い香りと味わいを持つ野菜パクチーは、世界各国のスパイス料理で活躍している食材です。栄養豊富で体に嬉しい香味野菜ですが、どのように料理に取り入れるか悩むこともあるのではないでしょうか。また、好き嫌いも分かれる食材なので、パクチーの香りが苦手でも食べやすい方法があったらと知りたいですよね。この記事では
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目次
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パクチーは体にいい
コリアンダー、香菜とも呼ばれるパクチーは古くから薬用効果が認められ、調理や医療に用いられていました。葉、茎、根の部分も食用として使うことができ、種子もスパイスとして活用されているスーパーフードです。美容や健康に良い効果が期待できる栄養素が詰まっているので、積極的に取り入れたい食材です。
パクチーの栄養素
パクチーの体に嬉しい主な栄養素を紹介します
ビタミンC | 抗酸化作用があり、コラーゲンを生成する、体の免疫機能を高める、 ストレス軽減のホルモン生成を促す |
ビタミンE | 抗酸化作用があり、活性酸素を抑え、不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ働きがある |
ビタミンK | 抗酸化作用があり、カルシウムを骨に定着させる働きがある、血行をよくする働きがある |
カルシウム | 骨や歯の材料になる |
βカロテン | 抗酸化作用があり、活性酸素を抑える働きがある |
食物繊維 | 整腸作用が期待できる |
リナロール | 消化器官の働きを促す、整腸作用が期待できる |
この他にも色々な栄養素が含まれています。美容・健康効果が期待できる優秀な野菜です!
美容・健康効果期待できる
美容・健康効果には
- アンチエイジング効果
- 肌のトラブルケア、美肌
- 体の中の重金属を排出するデトックス効果
- 目の角膜や粘膜の保護
- 骨粗鬆症
- 抗酸化作用
- 便秘解消、腸内環境の改善
- 肥満の予防
などがあります。女性にも嬉しい効果がたくさんありますね!
食欲増進・消化器官の活性化
パクチーが肉や魚に添えられているのは、消化器官を活性化させ食べ物の消化吸収をよくする働きがあるからです。また、パクチーの香りの成分には、胃に適度の刺激を与えて消化をよくする働きがあります。発汗作用を促して食欲増進効果があると言われていますが、胃に刺激が加わるので食べ過ぎには注意しましょう。胃腸が弱っている人は、毎日少しずつパクチーを食べるようにすると体の良い変化が期待できます。
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パクチーペーストの作り方
パクチーを新鮮なうちに使い切れない場合はペーストにするのがお勧めです。パクチーペーストを手作りしておけば、普段の料理に簡単に取り入れることができ便利です。
材料
パクチーペーストを作るには
- パクチー
- オリーブオイル(またはサラダオイル)
- 塩
これだけあれば簡単に作れます。また、お好みで
- ナンプラー
- ニンニク
- パルメザンチーズ
- アーモンドなどナッツ類
- レモン汁
などを加えても美味しく食べられます。
調理方法は簡単!
調理方法はとても簡単です!洗ってよく水を切ったパクチーを小さくちぎり、オリーブオイル、塩、お好みの調味料や材料と一緒にフードプロセッサーにかけるだけ。きれいな緑色のペーストが出来上がります。夏バテなど食欲がない時は生のパクチーを食べると食欲増進効果が期待でるのでお勧めです。
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パクチーのお勧めの食べ方
パクチーを家でも食べたいけれど、食べ方で悩んだことはありませんか。普段食べている料理に加えるだけでエスニック風になり、風味の変化を楽しめますよ。パクチーを食べてみたいけど香りが苦手という場合は、炒めたり煮込んだりする加熱調理がお勧めです。独特の香りがとんで食べやすくなります。また、ニンニクなどにおいの強い食材と合わせて食べるのもパクチーの香りが気にならなくなるのでお勧めです。
カレーに入れる
パクチーの根のみじん切り、茎のざく切りをカレーに加えて煮込みます。盛り付けるときにパクチーの葉を飾るだけで、爽やかなパクチーの香りが楽しめるカレーに。パクチーは辛い料理の引き立て役にぴったりです。
パスタなど麺類に
パクチーを使ってジェノベーゼ風のパスタにしたり、素麺やラーメンに加えるだけでもエスニック風味にすることができます。インスタントラーメンでも手軽に楽しめます。
サラダのドレッシングに
パクチーを使った簡単なドレッシングもお勧めです。エスニック料理に限らず、どんなサラダにもよく合いますよ。
材料は
- パクチー
- オリーブオイル
- 塩
- こしょう
- 酢
ミキサーにかけるだけで出来上がりです。お好みでニンニクやスイートチリソース、ヨーグルトなどを加えてアレンジもOK。
パクチーの風味で食が進みますよ。
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まとめ
パクチーペーストの作り方やおすすめの食べ方をテーマに紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
この記事をまとめると
- パクチーは栄養素が豊富で美容・健康効果、食欲増進や消化器官の活性化も期待できる
- パクチーペーストはパクチー、オリーブオイル、塩があれば簡単に手作りできる
- パクチーのお勧めの食べ方には、カレーや麺類、サラダに加えてエスニック風にする方法がある
パクチーの独特な香りは好き嫌いがわかれますが、体にもたらす効能を知ると料理に取り入れたくなりますね。しかし食べ過ぎると腹痛などの症状がでたり、口の中ににおいが残ったりするので注意が必要です。生で食べるのが栄養素を取り入れるには一番ですが、パクチーの香りが苦手なら煮込み料理などに使えば食べやすくなります。健康や美容のために、毎日の食事にパクチーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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