バジルとオレガノの違いは何?気になる疑問を徹底解説します!

バジルとオレガノと言えばイタリア料理が思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。バジルとオレガノはピザソースやサラダなど、幅広く使われているハーブです。そんなバジルとオレガノですが、2つの違いを知っていますか?この記事では

  • バシルとは
  • オレガノとは
  • バジルとオレガノの違い
  • タイムとオレガノの違いは?

これらをテーマに紹介いたします。料理で使い分ける時の参考にしてくださいね。

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バシルとは

バジルはイタリアではバジリコと呼ばれ、和名ではメボウキと言います。約150もの種類があり、イタリア料理には欠かせないハーブのひとつです。ソースやドレッシング、お茶、ピザやパスタなど幅広く使われています。

シソ科のハーブの一種

バジルはシソ科メボウキ属の植物で、爽やかな香りが特徴です。バジルにはβカロテンやビタミンE、カルシウムなどが栄養素も豊富で、次のような効能も期待できます。

  • 胃腸の働きを整える作用
  • 優れた殺菌、抗菌作用
  • 免疫力を高める
  • アンチエイジング効果
  • リラックス効果

イタリア料理に使われる

バジルは生葉でも加熱しても食べることができ、イタリア料理で最も使われることの多いハーブです。モッツアレラチーズとトマトのカプレーゼ、ピザ・マルゲリータ、ジェノバソースなどお馴染みの料理で使われているのを目にすることも多いでしょう。鮮やかな緑色が料理を引き立てますよね。メイン料理から風味付け・飾り付けにと、多様な使い道のある万能ハーブです。

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オレガノとは

オレガノはワイルドマジョラムとも呼ばれ、和名は花薄荷と言います。清涼感のある強い香りが特徴で、可愛らしい花の部分はドライフラワーやポプリとしても人気があります。古くは薬として使用されるなど、優れた効能を持っています。

シソ科のハーブの一種

オレガノはシソ科ハナハッカ属の植物で、ほろ苦く刺激のある強い香りを持っています。カリウムをはじめとするミネラルやカルシウム、葉酸、ルテインなどの栄養素が豊富で、次のような効能が期待できます。

  • 細菌やカビに対する抗菌作用
  • 抗炎症作用
  • 疲労回復
  • 眼精疲労や目の疾患の予防
  • リラックス効果

使う時は香りが強いため、使用量に注意する必要があります。

トルコ料理やギリシャ料理などに使われる

バジルと同様、イタリア料理に欠かせないオレガノはトマトと相性がよく、肉や魚の臭み消しにも使われるスパイスです。豊富な野菜と肉類をスパイスでバランスよく味付けしたトルコ料理や、オリーブオイル・トマトソース・スパイスで味付けしたオーブン料理が特徴的なギリシャ料理によく使われています。

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バジルとオレガノの違い

イタリア料理ではバジルとオレガノを組み合わせて使うのが一般的ですが、2つのハーブにはどんな違いがあるのでしょうか?2つの違いをまとめてみました。

香りが違う

バジルとオレガノはどちらも清涼感のあるスッキリとした爽やかな香りがしますが、オレガノの方がとても強い香りがします。オレガノは乾燥させるとより香りが引き立つので、ドライタイプをスパイスとして使うことが多いです。

相性の良いものが違う

バジルは和風、洋風、中華などどんな料理にも使える万能ハーブです。生でも乾燥させても使い道は様々。鶏肉やナッツ類、オリーブオイル、パスタなどによく合います。一方でオレガノは調理時間が長くても香りを保つことから、乾燥させて煮込み料理やオーブン料理によく使われます。ラム肉や青魚、豆類、トマトソースやチーズなどが相性がいい食材です。

生食か乾燥化

バジルは生食も乾燥も料理に使われます。オレガノは生では青臭さが強いため、生食には向きません。乾燥させてスパイスとして使うのがほとんどです。

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タイムとオレガノの違いは?

タイムはシソ科イブキジャコウソウ属の植物です。清々しい強い香りを持っていて、料理やお茶、アロマテラピーに用いるオイルなどに使われます。

タイムは肉や魚のブイヨンを作る時に必要なハーブで、ローレル・ペッパーとともに煮込み用三大ハーブと言われています。オレガノはチーズとトマトと相性が良くピザスパイスとも呼ばれ、ピザには欠かせないハーブです。

どちらも強い香りを放つタイムとオレガノの違いはどこにあるかまとめてみました。

味と香りが違う

タイムとオレガノの味と香りの特徴をまとめてみました。

  香り
タイム 爽やかで品のある香り

生葉の方が香りが強く爽やかさが際立つ

乾燥させるとほのかに甘く落ち着きのある香り
ほろ苦さがある
オレガノ スッキリした爽やかな香り

胡椒に似た刺激のある風味

少々クセのある味

見た目が違う

タイムとオレガノは葉や花の形など、見た目が違います。最もわかりやすいのは葉の形。タイムの葉は小さく細長いですが、オレガノの葉は卵型をしています。

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まとめ

バジルとオレガノの違いをテーマに紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると

  • バシルはシソ科メボウキ属の植物、イタリア料理に欠かせない多様な使い道のある万能ハーブ
  • オレガノはシソ科ハナハッカ属の植物、ほろ苦く刺激のある強い香りを持っていて、トルコ料理やギリシャ料理などにもよく使われる
  • バジルとオレガノは香り、相性のいい食材、生食向きかどうかに違いがある
  • タイムとオレガノは味・香り・見た目が違う

料理に加えると風味に変化を与えてくれるハーブ。バジルやオレガノのように個性も様々で幅広く使うことができます。

体に嬉しい効能もたくさんあるので、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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