皆さんはアイスクリームはお好きでしょうか?アイスクリームと言うととっても甘くて濃厚な美味しさをもつ、子供から大人まで誰もが大好きな食品ですよね!
ただアイスクリームはカロリーが高いことでも知られており、ダイエット中の方はなかなか食べづらい食品でもあると思います。では皆さんはアイスとパンではどっちが太りやすいのかご存知でしょうか?
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目次
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アイスとパンではどっちが太りやすいの?
アイスの方が太りやすい
アイスとパンではどちらの方が太りやすいかの回答は、実は明確な答えが決まっています。それは「アイスの方が太りやすい」ということです。ではこのような答えになる理由についてを詳しく解説していきたいと思います。
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糖質の形に太りやすいカギがある
アイスクリームとパンの大きな違いは「糖質に食物繊維が含まれているかどうか」になります。
どちらも糖質は多く含まれている食品ですが、アイスの糖質は「砂糖に含まれている糖分」がほとんどで、一方でパンの糖質というのは「炭水化物(糖質+食物繊維)」になっています。ここに大きな違いがあるのです。
砂糖は糖質を吸収しやすい
アイスに用いられている砂糖に含まれる糖質は糖が二つくっついている「二糖類」というものです。一方でパンに含まれている糖質は糖がたくさんくっついている「多糖類」というものになります。
糖質が体に吸収される時にはギリギリまで小さい糖質に分解されてから吸収されていきますので、糖質がたくさんくっついている多糖類の方は体に吸収されるのが遅いという特徴があります。
一方で砂糖を構成している二糖類はあっという間に分解できてしまうので吸収がとても早く、血糖値を急激に上げてしまうことが分かっています。
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血糖値を急激に上げてしまうことのリスク
皆さんは「血糖値を急激に上げてしまうと肥満につながる」理由をご存知ですか?なかなか難しい考え方になりますので、ここで詳しく解説していきたいと思います。
インスリンがたくさん分泌される
血糖値が急激に上がるということは、体の中の糖の量が急激に増えてしまうので体の中を糖分がたくさん移動することになります。必要以上の糖分は血管の壁を傷つけてしまう恐れがありますので、必要以上の糖分を排除しなければなりません。
そこで活躍するのが膵臓という臓器から分泌される「インスリン」というホルモンです。インスリンは血糖値の上がり幅が多ければ多いほどたくさん分泌されます。
インスリンは体の中にある糖を吸収し、血糖値を下げてくれる働きがあります。
インスリンのもう一つの作用
インスリンは体の中の糖を吸収し血糖値を下げてくれるので、血糖値がグンと下がっていきます。これだけであれば全く体に問題ありませんが、実はインスリンにはもう一つの作用があります。それが「余分な糖分は脂肪に蓄えてしまう」ということです。
インスリンが必要以上の糖分を吸収し終わったら、その後に残った余った糖分は脂肪として蓄えられ、何かあった時に分解しエネルギーにするために保存しておきます。
こうしたことからインスリンの量が多ければ多いほど脂肪として蓄えられる働きが強くなってしまうので太りやすくなってしまうのです。
急激に血糖値を上げる食品は太りやすい
ここまでの説明でご理解いただけたと思いますが、急激に血糖値が上がれば上がるほどインスリンが多く分泌されてしまうので、脂肪に蓄えてしまう作用が強くなってしまうのです。
このことから「血糖値を急激に上げやすい糖質=太りやすい」ということが分かると思います。
なのでアイスに含まれる二糖類とパンに含まれる多糖類では、明らかにアイスに含まれる二糖類の方が急激に血糖値を上げる作用が強いため、太りやすい食材だということがわかりますよね。
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大切なのは食物繊維
ここで一つ重要な話をすると、砂糖などの糖質をそのまま摂取するよりも、「食物繊維」がくっついた状態である炭水化物という形で摂取した方が、急激に血糖値を上げないことが分かっています。
ちなみにパンの中でも「白いパン」は食物繊維の量が限りなく少なく、全粒粉などを使った「茶色いパン」に近づいていくにつれて食物繊維の量が増えます。
これはどういうことかと言うと白いパンになるまでには、小麦をしっかりと精製しなければなりません。そのなかで食物繊維が限りなく取り除かれてしまうからです。
そのような食物繊維の量が少なくなった小麦粉を使うことによって血糖値を急激に上げてしまいます。
食物繊維を制すればスリムな体を手に入れられる
ここまでの説明で「食物繊維」の素晴らしさに気づいた方もいるかもしれませんね!これはご飯やアイスクリームにかかわらず、例えば生の野菜を食べるのと、野菜ジュースを飲むのでは、食物繊維がたっぷりと含まれている生の野菜を食べた方が痩せやすいと言えます。
血糖値を急激に上げてしまう=太りやすい、ということを頭の片隅に入れておけばなるべく食物繊維が含まれている血糖値を上げにくい食材を選ぶことができるので、自然とスリムな体をキープすることができるようになります。
このように単純な情報なのに知っているか知らないかで大きな差が出てくるポイントなのでぜひ覚えておいてくださいね!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- パンとアイスではアイスの方が太りやすい
- アイスの方が太りやすい原因は血糖値を急激に上げる砂糖を使っているから
- 血糖値が急激に上がるとインスリンの量が増える
- インスリンは血糖値を下げてくれる作用だけでなく脂肪を蓄えようとする働きがある
- ポイントは食物繊維!
- パンを選ぶならなるべく精製度の低い、茶色いパンを選ぶようにしよう!
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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