コーヒーで黒いうんちになる？タール便の原因になるものは？危険？ |

あなたはコーヒーを飲んで、黒いうんちが出たことはないでしょうか？世の中には、コーヒーの飲み過ぎで黒いうんちが出てしまう人がいます。そこで今回の記事では、どうしてコーヒーを飲みすぎると黒いうんちが出るのか？ということを詳しく解説していきます。

先に記事の一覧を見ておきましょう。

コーヒーの飲み過ぎで黒いうんちが出ることがある
黒いうんちになる他の原因とは？
黒いうんちは病気の前触れ？

こんな内容となっています。記事を最後まで読んで、コーヒーと黒いうんちの関係をしっかり理解してしまいましょう。

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1 コーヒーでくろいうんちがでることがある？
2 黒いうんちになる他の原因は？
3 気になる場合は医療機関へ
- 3.1 黒いうんちと合わせて症状がでたら医療機関へ
4 まとめ

コーヒーでくろいうんちがでることがある？

コーヒーを飲んで黒いうんちが出たことがあるという人もいるようですが、これは本当なのでしょうか？

黒いうんちは水分不足が原因

コーヒーを飲んで黒いうんちが出てしまったと言う場合、殆どの場合は「腸内の水分不足」が原因と言っていいでしょう。コーヒーには利尿作用があるため、腸内の水分も体外に排出してしまいます。なので、必要な水分が便に行きわたらず、ころころとした黒いうんちが出てしまうのです。

ただ、ここまでの状態になるには、かなり多くのコーヒーを摂取しなければなりません。こんな症状が出ている場合は、明らかにコーヒーの飲み過ぎなので、コーヒーの摂取を控えましょう。

カフェインによる利尿作用で脱水に？

コーヒーを飲むと含まれている「カフェイン」の利尿作用で、脱水症状になると言われています。しかし、別の研究では、コーヒーにはカフェイン以外にも水分が多く含まれているので、そこまで気にする必要はないとの意見もあります。

もし、コーヒーを飲み続けて「喉が渇いた」と感じた場合には、水を飲んで水分補給をする程度でいいでしょう。

コーヒーを飲んだら水分補給をしよう

とはいえ、大量のコーヒーを飲む習慣がある人は、適度に水を飲んで水分補給をしたほうがいいです。コーヒーの接種目安は、1日に3杯程度だと言われています。この量を超えるコーヒーを飲んでいる人は、水分補給を小まめにし、脱水症状にならない工夫が必要です。

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黒いうんちになる他の原因は？

黒いうんちが出てしまう原因は、コーヒーの過剰摂取以外にも色々あります。一体どんな原因があるのか？詳しく見ていきましょう。

食べ物によるもの

黒いうんちになってしまう理由としては「黒っぽい食品を多く食べた」というものがあります。例えば、イカ墨パスタを食べたとか、ココアを沢山飲んだとかです。黒っぽい食品は、胃や腸で完全に色素が分解されず、便に色を反映してしまうのです。

胃潰瘍

胃の内部から出血している「胃潰瘍」でも便が黒くなることがあります。出血した血液は、胃酸と混ざると黒く変色します。この黒い物質が、タール便となって排泄されるので、黒い便になると言うわけです。

十二指腸潰瘍

十二指腸から出血する「十二指腸潰瘍」でも黒い便になります。理由や原因は胃潰瘍と同じで、ピロリ菌やストレスの影響で十二指腸から出血が起こるのです。

十二指腸潰瘍になった場合は、空腹時にみぞおちが痛むなどの症状も出るはずなので、もしそういった症状が合わせて出た場合は、病院にすぐに行きましょう。

食道がん・胃がん

食道がんや胃がんになっても、便が黒くなります。がんが血管を傷つけると、胃や食堂内部から出血が始まり、これが黒い便の原因となります。胃がんになった場合は、体重減少や胸やけ、胃の痛みなどの症状もあるので、注意して観察しましょう。

食道静脈瘤

食道静脈瘤になった場合も、黒い便が出ることがあります。静脈瘤自体は無害ですが、ここから出血すると、その血液が便に交じり、タール便となって排出されます。食道静脈瘤の原因に良くなるのが「肝硬変」で、その他「倦怠感」や「疲労」などの症状が合わせて出ます。

お酒をよく飲む人は、食道静脈瘤も疑っておいた方がいいかもしれません。

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気になる場合は医療機関へ

黒い便が出るのが、一時的なのであれば、全く問題ありませんが、継続してずっと黒い便が出るようであれば、医療機関を受診されることをおすすめします。

黒いうんちと合わせて症状がでたら医療機関へ

特に気を付けたいのが「倦怠感」「疲労」「胃痛」「胸やけ」「みぞおちの痛み」「体重減少」などの症状が併せて出ている場合です。この場合、高確率で内臓に何らかの疾患があると考えれます。

こういった症状が併せて起こっている場合は、すぐにでも医療機関を受診し、精密検査を受けるようにしましょう。また、このような状態にならないようにするためにも、年に1回の健康診断を受診されるのがおすすめです。健康診断で、事前に病気のサインを見つけ出すことも可能でしょう。