マーコットとマンダリンの違い｜栄養成分･値段･産地･旬の時期は? |

マーコットとマンダリンという柑橘類がありますが、みなさんは食べたことはありますか？コストコでも販売されていますが、旬の時期や生産地･栄養成分にはどんな違いがあるのでしょうか？今回は、

マーコットとマンダリンはどう違う？
栄養成分＆効果効能
主な柑橘類の品種･特徴特集！

これらのテーマについて紹介いたします。

スポンサードリンク

1 柑橘類は何種類ある？
2 マーコットとは？
3 マンダリンとは？
- 3.1 特徴
4 栄養成分の違いはある？
- 4.1 栄養素
- 4.2 効果･効能
5 柑橘類の主な種類･品種と特徴
6 まとめ

柑橘類は何種類ある？

みかんやオレンジ、グレープフルーツ、レモンなど柑橘類には色々なものがありますが、世界に何種類くらい存在するか知っていますか？

なんと、柑橘類は世界で900種類以上存在すると言われています！物凄い数ですよね。今回はその中でも『マーコット』と『マンダリン』というものについて紹介します。

スポンサードリンク

マーコットとは？

特徴

マーコットはアメリカ原産で、みかん類とオレンジ類の交種です。果皮は濃いオレンジ色で、表面にはみかんにはないツヤがあり重さは100〜150gとみかんより大きめです。

味は酸味もありますが甘みが強く、果汁が多くてみずみずしく、皮は剥きやすいのが特徴です。柑橘類の香りも良いですが種が多いので、少々食べにくさを感じるかもしれません。

日本で販売されているマーコットはアメリカやオーストラリアからの輸入品も多いですが、国内でも和歌山県や長崎県･滋賀県･沖縄県などで生産されています。

国産のマーコットの収穫時期は1月下旬〜4月で、一番の旬は3月となります。オーストラリア産のものは秋に多く輸入されています。

値段

マーコットはコストコでも販売されており、値段は1袋(約1.3kg)で798円(税込)です。コストコのマーコットはアメリカ産のものとなっています。

カロリー

マーコットの可食部100gあたりのカロリーは約50kcalで、みかんとほぼ同じ値となっています。

マンダリンとは？

特徴

マンダリンオレンジとは、ミカン科ミカン属の柑橘類の総称を表すものです。日本でいう「みかん」のことを指します。“マンダリンとみかんの違いがよくわからない…！”と思うかもしれませんが、その違いは原産国です。

マンダリンの原産はインドのアッサム地方で、交配を繰り返して世界に広まりました。日本へ伝わったルートは、インド→中国→鹿児島と言われています。

日本で食べられているマンダリンは皮が薄く、甘みが強いのが特徴です。具体的には「カラマンダリン」と呼ばれており、国内では愛媛県を中心に栽培されています。

カラマンダリンの旬の時期は4月下旬〜6月中旬で、マーコットよりも小ぶりです。

スポンサードリンク

栄養成分の違いはある？

栄養素

マーコットやマンダリンに含まれる栄養成分に大きな違いはなく、ビタミンCやクエン酸を豊富に含んでいます。わたや袋の部分にはポリフェノールも含まれています。ポリフェノールは強い抗酸化作用を持つので、美容には必須の栄養素です。

また、ペクチンという食物繊維も含まれており、便秘解消など整腸効果が期待できます。

ビタミンC：ビタミンCは、抗酸化効果が高く活性酸素を除去し、過酸化脂質の生成を押さえや動脈硬化含む血管疾患、免疫力を上げるため風邪の予防効果があります。コラーゲンの生成やメラニン生成を抑えるため美肌効果が高いのも大きな特徴です。また、脳を落ち着かせる働きの脳内物質の生成や、ホルモン合成にも関わっています。
クエン酸：クエン酸は人間のエネルギー代謝でクエン酸が作られる過程があります。そのため、エネルギーを作り出す材料になり、疲労解消効果があります。血流を改善させ、冷え性の解消効果や体の不調の原因になる体のHpを戻す働きも持っている栄養素です。
ポリフェノール：ポリフェノールは、植物に含まれている成分で苦味や色素の成分で、5000種類ほど存在していると言われており、その種類ごとに特徴ある健康効果を持つ栄養素です。共通点はとても強い抗酸化作用を持ち、活性酸素の除去や体の酸化による老化に関わる病気の予防に役立つ栄養素です。