赤ちゃんは生後5〜6ヶ月頃から離乳食を食べるようになりますが、食べ始めはなかなか飲み込んでくれないこともあります。そこでオススメなのが、ミルク粥です。これまで慣れてきた味に近いお粥にすることで食べやすくなるミルク粥ですが、どう保存するのが良いのでしょうか?今回は、
- ミルク粥はいつから食べられる?
- ミルク粥の簡単な作り方
- 冷凍保存方法と日持ち
これらのテーマについて紹介いたします。
スポンサードリンク
目次 [閉じる]
|
|
ミルク粥は離乳食でいつから食べられる?
ミルク粥とは?
ミルク粥とは、離乳食の10倍粥に粉ミルクを混ぜ合わせたものです。離乳食は最初10倍粥からスタートしますが、これまでミルクや母乳だけを飲み続けてきた赤ちゃんはなかなか食べないこともあります。
そんな時、10倍粥に慣れた味であるミルクを混ぜることで、食べやすく離乳食を食べてくれる効果が期待できます。
10倍粥に調乳したミルクを混ぜ合わせるだけ!
10倍粥に好みの量のミルクを混ぜるだけなので、簡単に作ることができます。
そのまま粉ミルクを混ぜても大丈夫?
10倍粥は水分量が多いので、”粉ミルクをそのままお粥に溶かしても大丈夫?”と思うかもしれませんが、粉ミルクは衛生上70度以上のお湯で溶かすことが推奨されています。
この理由は、ミルクを作る過程で混入した細菌や雑菌を殺菌するためです。また、調乳した粉ミルクにはサカザキ菌やサルモネラ菌という細菌が含まれていることもあります。
赤ちゃんの免疫力は不十分のため、70度以下のお湯で作ると菌が完全に死滅せず、下痢や腹痛などの消化器系トラブルを起こす危険性があります。
そのため、ミルク粥にする時も70度以上のお湯で一度調乳したものを加える作り方が良いのです。
スポンサードリンク
食べられる時期
離乳食は生後5〜6ヶ月からスタートするものですが、 ミルク粥は生後5〜6ヶ月の離乳食初期と呼ばれる時期から与えることができます◎ 離乳食期は、主にこの4つに分かれています。
- 離乳食初期……生後5〜6ヶ月
- 離乳食中期……生後7〜8ヶ月
- 離乳食後期……生後9〜10ヶ月
- 離乳食完了期…生後11〜12ヶ月
完全に離乳食を終えるのは、1歳〜1歳6ヶ月が一般的です。ミルク粥を与えても良い時期は早く、離乳食をデビューをしたタイミングで与えることができます。
ミルク粥の冷凍保存方法
離乳食開始時期に赤ちゃんが食べる量は、小さじ1〜3杯と非常に少量です。日をおうごとに量を増やしていくものですが、毎回10倍粥を作ってミルクを混ぜて…という作業はなかなか大変ですし手間も時間もかかってしまいます。
そこでオススメなのが冷凍保存!ミルク粥も10倍粥と同じように冷凍しておくことで、サッと解凍することで使いたい時に時短で用意することができます。赤ちゃんが泣いている時でもすぐに準備できるので、非常にオススメです◎
冷凍方法
ミルク粥は、小さじ1杯分や大さじ1杯分を小分けにして冷凍しておくのが便利です。離乳食を始める時期は、小さじ1杯→小さじ2杯→小さじ3杯と徐々に量を増やしていきます。そこで活躍するのが製氷器です!
製氷器にミルク粥を少量ずつ入れて冷凍庫へ
製氷器に入れたミルク粥はキューブ状に凍るので保存しやすく、小さじ1杯または大さじ1杯ずつ保存することで必要な量を簡単に用意することができます。
製氷器は100均でも購入することができます。離乳食用の冷凍容器も販売されているので、チェックしてみましょう。
解凍方法
冷凍したミルク粥の解凍方法は、小皿に入れてレンジ解凍がオススメです。600wで20〜30秒ほど温めればOKです。解凍時間は量によって異なるので、調整してみてください。
冷凍保存期間
冷凍ミルク粥の保存期間は、2週間が目安です。赤ちゃんは消化器系が未発達で繊細なので、早めに使い切りましょう。
スポンサードリンク
まとめ
この記事をまとめると
- ミルク粥は、10倍粥+調乳したミルクを混ぜ合わせたもの
- 生後5〜6ヶ月の離乳食初期から与えることができる
- ミルク粥の保存は、キューブ状に冷凍できる製氷器がオススメ
- 冷凍したミルク粥の保存期間目安は2週間!冷凍でも早めの消費を
ミルク粥は、なかなか10倍粥を受け付けてくれない離乳食初期の赤ちゃんにオススメです。一度にまとめて作り、冷凍保存しておくことができるので、ぜひお試しください。
スポンサードリンク