みなさんは納豆を食べますか?納豆はがん予防や美肌効果、整腸効果などなど、様々な健康効果が期待できるスーパーフードです。
基本的には毎日1パック程度食べるのであれば、間違いなく高い健康効果があると言われているようです。しかしそんな納豆にも、悪いうわさがちらほらあります。
食べ過ぎると便秘や腹痛、下痢などを発症してしまうのではないか?ともいわれているようです。話を聞いただけでは心配になってしまいますよね。そこで今回は、
- 納豆に含まれる栄養成分と効果
- 納豆の食べ過ぎは体に悪い?
- 納豆は毎日食べると太る?
これらのテーマで紹介していきます。納豆の健康効果について詳しく知っておきましょう!
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目次
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納豆に含まれる栄養成分と効果
何はともあれ、まずは納豆の栄養成分などをしっかりと数値で確認していかなければなりません。どうしてこのような効能が期待できるのか、根拠が必要ですよね。詳しく紹介していきます。
栄養素
納豆を食べると高い健康効果が期待できる、と言われている代表的な成分は以下になります。
- セレン:100gあたり16mcg
- ナッウキナーゼ:1パック当たり1500FU
- ビタミンE:100gあたり0.5mg
- ビタミンK:ひきわり納豆100gあたり930mcg、粒納豆100gあたり600mcg
- プリン体:100gあたり113mg
これらの成分の具体的な効能について以下で解説していきます。
効果・効能
先ほど紹介してきた成分には、以下のような効能が期待できます。
- ナットウキナーゼの効果による整腸作用
- 大豆イソフラボンによる髪を健やかに保つ効果
- ビタミンEなどの効果による美肌効果
- 大豆イソフラボンによる癌予防
- タンパク質により基礎代謝を上げる効果
この他にも様々な健康効果が期待できます。納豆は毎日1~2パックであれば食べるべき食材と言えるでしょう。某番組で、「名医が選ぶ食品」としても選ばれた実績があります。
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納豆の食べ過ぎは体に悪い?
いくら納豆が健康に良いとはいえ、食べ過ぎてしまえば逆に健康を害する可能性もあります。食べ過ぎてしまった場合の副作用について紹介していきます。
腹痛
納豆にはセレンと呼ばれる成分が含まれています。セレンを過剰摂取してしまうと、吐き気や腹痛、下痢などの副作用を起こす可能性があります。体が拒否反応を示し、体外に出そうという作用が働くわけです。
一般的な50gの納豆であれば、1日2パック程度までが適正摂取量と言えます。これ以上は食べないようにしましょう。
下痢
腹痛の原因と同様、セレンの過剰摂取により下痢を挽きを起こす可能性もあります。しかし実はセレンの過剰摂取は普通の方では考えられません。
セレンの上限摂取量は1日当たり330~420mcgと言われています。商品にもよりますが、一般的な納豆100gあたりにセレンは16mcg程度含まれています。
単純に計算して、1日40~50パック程度食べない限りは過剰摂取とはなりません。納豆を1日にこれだけの量食べる方はなかなかいませんよね。
便秘
納豆を食べると便秘になる、といった情報もあるようです。しかしこれは納豆が原因でなく、この他の食生活がかかわっているようです。
納豆は腸内環境を整える効果があることは成分的には間違いないことです。しかし何事も継続が大切で、まとめて食べたり、たまに食べるだけでは効果が期待できません。
もともと便秘症の方が納豆をたまに食べただけでは、腸内により便がたまってしまい、便秘を促進させてしまう可能性もあります。
もちろん個人差はありますが、納豆の効果が見え始めるのは、毎日1~2パックを1か月程度続けると効果が見え始めると言われています。
死亡するって本当?
納豆を食べると死亡するという情報も出回っているようですが、通常では考えられない情報です。色々な側面から考えて、「納豆を食べると10~20%死亡率が下がる」という論文が国立がん研究センターからでています。
この情報を勘違いした方が、「納豆を食べると死亡する」といった誤った情報を発信してしまったのかもしれませんね。
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納豆は毎日食べると太る?
納豆にはもともと大豆製品ですから、当然カロリーや糖質などが含まれています。成分は健康に良いかもしれませんが、食べ過ぎてしまえば太る原因ともなりかねません。詳しく紹介していきます。
1パックのカロリー
納豆は1パック当たり30~40㎉の商品がほとんどです。また糖質は1パック当たり約3.9g含まれている商品が多いです。
どちらの数値を見ても、低カロリー低糖質の食品であることが分かります。納豆を食べると太る、という情報は間違いであることが分かります。
ただし納豆ご飯となれば話は別で、ご飯はカロリーや糖質が多いです。納豆ご飯を2杯も3杯も食べてしまえば肥満にもつながります。
食べるタイミング
納豆を食べるタイミングは夜が良いとされています。これは納豆に含まれる納豆菌「ナットウキナーゼ」の効果が、体に多くのメリットをもたらしてくれると言われているからです。
このナットウキナーゼは、納豆を食べてから約4時間ほど経過すると活動し始め、約8時間ほど効果があります。そのため夕ご飯に納豆を食べると、消化の働きを手助けしてくれるため、就寝中の体の負担を軽減してくれます。
1日の摂取量
納豆の1日の摂取目安量は1~2パック程度が良いとされています。この分量を守り、毎日継続して食べることで、納豆の効果を最大限実感できるようになります。
個人差はありますが、納豆の効果が見え始めるのは、毎日1~2パックを1か月程度続けると効果が見え始めると言われています。
まとめ
今回は、納豆の食べ過ぎによる副作用の真相について詳しく紹介していきました。
この記事をまとめると
- 納豆は1日に1~2パック程度がおすすめ
- 納豆の食べ過ぎになるには、成分的になかなか考えられない
- 納豆を食べるなら夜がおすすめ!
いかがでしたか?みなさんも納豆を積極的に食べるようにしましょうね。
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