冷やし中華で下痢になる人が多い?その原因は?辛いときの対処法 

夏になると食べたくなるものといえば「冷やし中華」ですよね!冷やし中華のような冷たい料理というのは、日本の夏のような湿度も温度も高い時期に食べるととても美味しく感じますよね。

しかし私たちの中には冷やし中華などの冷たい麺類を食べてしまうとお腹を壊してしまう人もいるようです。

今回の記事では、

  • 冷やし中華ってそもそもどういった食べ物なのか
  • 冷やし中華でお腹を壊してしまう原因
  • 下痢になってしまった時の対処法

これらについて解説していきたいと思います。

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冷やし中華ってそもそも何? 

冷やし中華という名前はよく聞きますが、冷たいラーメンやそうめんと違いあまり名前からどのようなものかを想像することが難しいのが冷やし中華です。

冷やし中華というくらいですから中国から伝わった料理かと思いきや、実は冷やし中華の発祥は日本です。冷やし中華の始まりは宮城県仙台市の中華料理店であるという説が濃厚です。

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冷やし中華はカラフルでとても彩りが良い

冷やし中華は冷やした中華麺を使った料理で、野菜やチャーシュー、ハム、錦糸卵などの色とりどりの具材を使うのが特徴的です。夏の麺料理として有名ですが、この色とりどりの理由は日本の四季を表しているからと言うようにも言われています。

場所によって特色が全く異なる

冷やし中華は地方によっては全く種類が異なります。その例をいくつか以下にまとめてみました。

  • 北海道:冷やし中華ではなく冷やしラーメンという
  • 岩手県:冷やし中華ではなく冷風麺という、盛岡冷麺と区別するためであると考えられる
  • 山形県や東海地方:マヨネーズが添えられている
  • 西日本や関西:冷麺と呼ばれている
  • 広島県:呉では麺が平麺である
  • 中国や台湾:涼拌麺と呼ばれている

ある場所では冷やし中華ではなく冷麺と呼ばれていたり、使われる中華麺の形状が異なっていたりマヨネーズが添えられていたりなど様々な種類があるのも面白いですよね。

夏になるとやっぱり冷たいものが食べたくなりますが、是非冷やし中華の様々なバリエーションを試してみてはいかがでしょうか。

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冷やし中華は下痢になりやすい?

皆さんは冷やし中華を食べた後にお腹を壊してしまった経験はありませんか?冷やし中華だけでなくつけ麺や冷麺などを食べると必ずと言っていいほど下痢をしてしまう人もいます。

この理由としてはいくつか考えられますが、冷やし中華に含まれる食材にアレルギーを持っているのではない限りほとんどの場合、「過敏性腸症候群」ではないかと考えられます。

過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群とは大腸や小腸に原因となる異常が見つからないのに、お腹を壊してしまったり便秘をしたりなど腹部の症状が続く病気のことを言います。

主な症状は以下のようなものがあります。

  • お腹の張り
  • お腹が鳴る
  • ガスがたまる
  • お腹がゴロゴロする
  • おならが出やすい
  • 下痢
  • 便秘
  • 腹痛
  • 腹部不快感

過敏性腸症候群の原因となるのは腸の運動機能や分泌機能が異常に亢進してしまうことが原因です。

どうして過敏性腸症候群になるの?

冷やし中華のような冷たいものを一度にたくさん食べてしまうと、腸が刺激され過敏性腸症候群の症状が出てしまうことがあります。

人によって腸が刺激されるレベルというのは異なってしまうので、冷やし中華のような冷たいものを少し食べただけでも過敏に腸が反応してしまい過敏性腸症候群の症状が出てしまう人もいます。

その他にもストレスに対して体が敏感な方や、慢性的な疲労や不安、緊張などで精神的にストレスを抱えている方は過敏性腸症候群になりやすいとされているので、普段から体の状態に気を付けなければなりません。

冷たい水分を同時にとるのも過敏性腸症候群を促す

冷やし中華を食べる時は冷たいスープと一緒に口に入れるのが一般的ですよね。冷たい水分をたくさん一度に奪ってしまうと、体の外に水を出す働きが強まってしまい下痢が引き起こされるということもあります。

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冷やし中華で下痢になってしまった時の対処法

冷やし中華などを食べて下痢になってしまった時の対処法は、やはりお腹を温めるのが一番です。

下痢の時というのは水分が体の外に出過ぎてしまうという危険があるので、必ず水分補給が必要です。常温の水分をこまめに補給しながら体を温めていきましょう。

腹巻なども有効

冷たいものを食べたり飲んだりしてお腹が痛くなってしまう場合は、体の外から温めてあげるというのも有効です。お腹が冷えないように腹巻きなどをして温めてあげたり、手でゆっくり擦るのも効果的とされています。

お腹の前側を温めるよりも腰を温めた方が効果が出るという人もいるので、温めて一番状態が良くなる方法を試してみてください。 

体を温めるには味噌汁がおすすめ

少し食欲が出てきたら体を温めてくれる味噌汁を飲むのがおすすめです。

お味噌汁にはミネラルやアミノ酸が豊富で流れた水分を補給できる上に発酵食品なので腸内環境をきれいに整えてくれる作用があります。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、

この記事をまとめると

  • 冷やし中華は日本発祥の食べ物
  • 地方によって名前や材料が異なる
  • 冷やし中華は下痢しやすい食材
  • 冷たい食べ物や水分を大量に取ってしまうので下痢になってしまう
  • アレルギーが関係ないのであれば過敏性腸症候群が原因
  • お腹の冷えで下痢になってしまった場合はとにかくお腹を温めること

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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