子育ての中の序盤の壁として「離乳食」をどうするか問題と言う悩みがありますよね。もちろん今大人の皆様の小さな頃はしっかりと離乳食を与えられてきたと思います。
離乳食は時期によって徐々に形を変えていかなければならないため、初心者パパママにとってはかなりハードルが高いものだと思います。
今回の記事では、
- 離乳食とはどのような役割があるのか
- 7倍粥を食べさせても良い時期
- 離乳食の進め方
- どうしても離乳食を食べない場合の対処法
これらについて解説していきたいと思います。
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目次
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離乳食の役割
まずは離乳食とは何かについておさらいしていきましょう。離乳とはかたちある食べ物を噛み潰すように出来るようになって、エネルギーや栄養素の大部分を母乳や育児用のミルク以外の食物から摂取できるようになる状態をいいます。その他にも離乳食の役割は以下のものがあります。
- 栄養の補給:母乳やミルクだけでは不足しがちな鉄分などの栄養素を、食品から摂取できるようにします。
- 咀嚼の発達:なめらかなポタージュ状のものから徐々に形あるものを食べられるように促します。
- 味覚の発達:色々な食品を体験することで味覚が発達してきます。離乳食が進むに従って食べられる食品の種類も増えてきますので旬の食材や新鮮な食材などを使って味覚を育てていくと良いとされています。
- 生活リズムを整える:食事をする時間帯を決めることで生活のリズムが整い、大人と同じようなタイミングで食事をすることができるようになります。
このように離乳食というのは様々な役割を持つ、赤ちゃんの成長にとってなくてはならない存在です。赤ちゃんの成長や発達に合わせて離乳食を変えていき、徐々に形あるものにしていくことが大切になっていきます。
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7倍粥になるのはいつから?
ご飯に対して水の量が7倍になる7倍粥は、おおよそ離乳食中期(生後7ヶ月~8ヶ月頃)になると食べることができるようになります。
7倍粥と言うと少しだけ食感を感じることができるようになってくる時期です。いろいろな味や舌触りを楽しめるようになってくる時期なので、少しずつ味の変化を出してあげたい時期ですね。
この辺から離乳食をしっかりと考えて食材を使う必要が出てくる時期になってきます。詳しくは次の項目で紹介していきます。
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離乳食の進め方の目安
では離乳食の進め方の目安ついて解説していきます。
<離乳食初期:生後5ヶ月~6ヶ月頃>
なめらかにすりつぶした状態の離乳食を与えるのが望ましいとされています。子供の様子を見ながら一日一回にひとさじずつから始めるようにしましょう。この時は母乳や育児用のミルクも与えてOKです。お粥の場合は10倍粥を与えるようにしましょう。
<離乳食中期:生後7ヶ月~8ヶ月頃>
この時期は舌でつぶせる固さの物を与えるのが望ましいとされています。1日2回食で食事のリズムを付けていき、いろいろな味や舌触りを楽しめるように食品の種類を増やしていくようにしましょう。お粥の場合は7倍~5倍粥を与えるようにしましょう。
<離乳食後期:生後9ヶ月~11ヶ月頃>
この時期は歯茎でつぶせる固さのものを与えるのが望ましいとされています。食事のリズムを1日3回食にしていき、大人と一緒に食べることによって食事を楽しいと思えるようになる経験を積み重ねていくことが大切です。お粥の場合は5倍~軟飯を与えるようにしましょう。
<離乳食完了期:生後12ヶ月~18ヶ月頃>
離乳食完了期には歯茎で噛めるくらいの硬さのものを与えていきます。少し柔らかめの通常のご飯でも食べることができるようになります。一日3回の食事リズムを保ち、手づかみで自分から食べることができるようにすることで食べる楽しみを増やしていきます。ご飯は軟飯~大人と同時硬さのものが食べられるようになります。
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なかなか食べないならミルク粥がおすすめ
赤ちゃんは私達よりも口の中が敏感なので初めて食べる食材というのは、慣れ親しんだ味でないと食べてくれないことが多いのです。なので初めて食べる食材には今まで味わってきた粉ミルクの味をプラスしてあげるのが良いとされています。
粉ミルクというのは甘い香りとほどよい味で、赤ちゃんが食べやすいように作られています。もし10倍粥などをなかなか食べてくれない時も、粉ミルクを足してあげるだけで食の進みが良くなることがあります。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 離乳食は食べられる物を増やすだけでなく発達段階でとても大切である
- 食事の楽しみを覚えるためにも離乳食は大事
- 7倍粥は離乳食を始めて2か月後位に与えるようにしよう
- 7倍粥が始めるころは色々な味のバリエーションを試すことが出来る時期
- いろんな味に慣れさせてあげよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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