厳密にはナッツではないものはどれ?種実類とは?種類一覧を紹介!

お菓子やおつまみとして親しまれているナッツ。カリッとした食感や香ばしい風味で、好んで食べている方も多いでしょう。

しかし、どんなものをナッツと呼んでいるのか、どんな種類があるのか、疑問に思ったことはありませんか?

ナッツと思っているものの中にも、実は木の実や種・豆の仲間など幅広いものが含まれているんです。

この記事では、そんなナッツについて

  • ナッツの定義
  • 厳密にナッツではないもの
  • よくみるナッツの種類一覧

をテーマに紹介していきます。ナッツの定義や種類・ナッツではないものについて知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ナッツの定義

おつまみやお菓子として親しまれているナッツですが、どんなものをナッツと呼んでいるのでしょうか。ここではナッツの定義について紹介していきます。

植物学上の定義

植物学上では、種実類と呼ばれる木の実や種の一部をナッツと呼んでいます。ですが、その定義がやや曖昧。

一般的な定義

植物学上では、ナッツは堅果種子類の木の実や種の一部を言いますが、、草の種や一部の豆をナッツと呼ぶ場合もあります。

例えばピーナッツは豆類なので、厳密にはナッツではありませんが、一般的にはナッツのひとつとして考えられています。

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厳密にナッツではないもの

ミックスナッツなどには入っているのに、実はナッツではないものをご存知でしょうか?ここでは、厳密にはナッツではないものを紹介していきます。

ピーナッツ

日本ではらっかせいとも呼ばれているピーナッツですが、植物学的に考えると豆の仲間です。

基本的には乾燥させたものを炒って食べますが、生の豆を茹でたり蒸したり、調理して食べることもあります。

ピーナッツは脂質が少なくたんぱく質が豊富です。またピーナッツにはカリウムやビタミンE・ナイアシン・食物繊維などの栄養素がたくさん含まれています。

カリウムは塩分の排出を促して血圧を下げるはたらきがあるとされているミネラルの一つです。

ビタミンEには抗酸化作用があり、シミやしわの原因を作る物質のはたらきを抑える効果が期待できます。

食物繊維はお腹の調子を整える作用を持つことで知られていますが、それだけでなく、脂質や糖・塩分を体の外に出すはたらきもあります。

また、ナイアシンは脳神経のはたらきを補助したり、血行を良くしたりする効果が期待できます。

ジャイアントコーン

「ジャイアントコーン」は、ペルーのクスコ県の特産物で、ひと粒が2センチほどの大きいトウモロコシです。

乾燥後に油で揚げ、歯応えのあるカリッとした食感が特徴。

豆類(ヒヨコ豆等)

ヒヨコ豆は、アジア西方が原産で、そこからインドやヨーロッパに広がったと言われています。エスニック系のカレーやスープに使われることが多い食材です。

ヒヨコ豆のほか、レンズ豆もミックスナッツに使用されることがあります。

種系(シード)

かぼちゃの種やひまわりの種などもシード系はナッツメーカーの多くが扱っている食材です。スナックや料理に混ぜたり、ミックスナッツやシリアルに使われたりしています。

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よくみるナッツの種類一覧

ここでは、オーソドックスなナッツを紹介していきます。

アーモンド

アーモンドは他のナッツと比べて輸入量が多く、日本で特に好まれているナッツだといえるでしょう。

チョコレートでコーティングされたものや、炒る・揚げるなどしてそのまま食べるもの、砕いてお菓子や料理などに入っているものなど、さまざまな場面で活用されています。

クルミ

クルミは紀元前7,000年ごろから食べられていたと言われており、最古のナッツとも呼ばれています。

独特のほろ苦い味わいが特徴で、パンや焼き菓子などさまざまな料理に使われています。クルミは他のナッツ類と比較しても、多価不飽和脂肪酸が豊富に含まれています。

血圧を下げたり悪玉コレステロールを減らしたりする効果が期待でき、そのため生活習慣病の予防につながると言われています。

カシューナッツ

三日月のような形が特徴的なカシューナッツは、「カシューアップル」という果実の先端にぶら下がっている、種子の中身で堅い殻に覆われています。

ほかのナッツ類と比べると脂質の含有量が少なく、カロリーが低いのが特徴。マグネシウム・リン・鉄・亜鉛・銅などのミネラルを豊富に含んでいます。

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マカダミアナッツ

マカダミアナッツは1857年に発見された新しいナッツです。日本ではお菓子の材料としてよく使用されており、消費量が年々増えています。

その一方、ほかのナッツよりも生産量が少ないため、やや値段が高くなってしまいます。上品で淡白な甘みと、軽い口当たりが特徴です。

ピスタチオ

お菓子やアイスクリームの材料として利用されるほか、そのまま食べるおやつとしても人気のピスタチオ。

ナッツの女王とも呼ばれており、ピスタチオブームにより日本でも年々消費量が増加しています。高級なピスタチオは、緑色が濃く鮮やかなのが特徴です。

ヘーゼルナッツ

ヘーゼルナッツは独特の風味と食感が特徴で、アーモンド・カシューナッツと共に世界三大ナッツと言われています。

そのまま食べる機会はあまりありませんが、よく炒ったヘーゼルナッツに砂糖を加えカラメル化させたプラリネは、チョコレートやアイス・ケーキの材料としてよく使われています。濃厚で香ばしい風味が楽しめます。

まとめ

ナッツの定義や種類について紹介してきましたが、いかがでしたか?お気に入りのナッツを見つけて、おやつや料理で楽しんでみてください。

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