精進料理として日本に広まった湯葉。今では京都や日光で名産品として親しまれていますよね。旅行に行った際の旅館や料亭で提供されることも多いです。
ですが一見難しそうなこの湯葉、実は家庭で作ることができるって知っていましたか?そこで今回は、
- 手作り湯葉の保存方法
- 手作り湯葉の上手な冷凍のコツ
- 手作り湯葉の作り方
- 手作り湯葉のアレンジ方法
こちらについて紹介していきます。
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目次
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手作り湯葉の保存方法
湯葉は自宅でも簡単に作ることができ、その後の保存方法までしっかり覚えてしまえばいつでも気軽に楽しむことができます。
湯葉だけでなく自宅で手作りしたものは、購入したものに比べ保存料が入っていませんので、注意が必要です。
密閉容器で冷蔵
自宅で手作りした湯葉は、出来るだけ出来立てや当日中に食べるのが一番美味しい状態です。すぐに食べられない場合には、ジップ付きの保存用袋か保存容器に入れたり、ラップをするなどしてきっちりと密閉して冷蔵保存しましょう。
保存期間は約4〜5日程度 です。作ってから日にちが経ち過ぎてしまった湯葉は食中毒の危険性がありますので注意してください。
乾燥させると日持ちする
本来、生の湯葉はあまり日持ちするものではありません。もし出来るだけ長く持たせたいのであれば、乾燥させることがポイントです。
乾燥させて密閉保存しておくことで約1カ月ほど保存が可能になります。乾燥させた湯葉を食べる際はや料理に使用する際は、必ず先にお湯で戻してからにしましょう。
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手作り湯葉の上手な冷凍のコツ
手作りした湯葉を出来るだけ長く持たせるにはさらに方法があります。それは湯葉を冷凍保存することです。
冷凍保存した湯葉を解凍して美味しく食べるためには、上手な冷凍保存のコツがあります。少し面倒でも是非この一手間を加えることをおすすめします。
小分けに切り小さく畳む
手作りした湯葉を冷凍保存する時には、小分けに切り小さく畳むようにしましょう。作った湯葉は重ねず、1枚ずつ切っていきます。まずは横半分に切ります。
半分のサイズになったものを、さらに横半分に畳みます。それをさらに両脇から3分の1サイズになるように畳んだらOKです。
横に並べラップで包む
小分けに切り小さく畳んだものはさらに横に並べてラップで包みましょう。ラップの上に三つ折りになった湯葉を重ならないように並べます。この時、手前にラップが5㎝ほど残るようにしておいてください。
残しておいた手前のラップを並べた湯葉にかぶせたら、さらにその上から湯葉を置きます。その後、湯葉とラップを向こう側に折り畳み、ラップが再度上に来るようにしてください。この作業を繰り返したら完了です。
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手作り湯葉の作り方
湯葉はフライパンや鍋を使って簡単に作ることができます。時間に余裕のある人やいつでも好きな時に湯葉を楽しみたい人は、濃厚で自分好みな自家製湯葉を是非作ってくださいね。
大豆・水が原材料
ずばり湯葉の原材料は大豆と水です。シンプルな材料なため、使用する大豆の品種や水によって味わいが変化するのも魅力の1つです。大豆と水で作る方法がコチラです。
- よく洗った大豆を約12時間浸水させる
- 1粒取り出し半分に割って、中心部まで同じ色になっているか確認する
(中心部の色が濃かったりくぼんでいたら、再度水につける) - 大豆と水をミキサーに入れてドロドロにする
- 鍋に移し替えて、焦げないようにかき混ぜる
- 加熱後に布巾をザルに敷いたらそこへ流し込み絞り出す
これで湯葉を作るための豆乳作りが完成です。
豆乳を丁寧に温める
豆乳の用意ができたら、あとはフライパンに移して丁寧に温めていきます。加熱し過ぎないように中火で温め、表面がフツフツしてきたところで弱火にします。この時沸騰させないように注意しましょう。
表面に膜が出てきたら箸ですくい、これを繰り返していけば湯葉の完成です。購入した豆乳でも、好きな豆乳を使って同じ方法で作ることができます。
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手作り湯葉のアレンジ方法
湯葉はお刺身のようにしょうゆをつけて食べるのが一般的ですが、せっかく手作りした湯葉です。ぜひアレンジ料理に挑戦しましょう。
湯葉はシンプルな材料を使ったシンプルな味わいなので、色々な調味料や食材と合わせることができます。
サラダに乗せる
湯葉はサラダに乗せるだけでも美味しく食べることができます。ポン酢醤油とお酢、すりごまを混ぜわせたドレッシングに湯葉と水菜を和えた簡単ポン酢サラダや、梅ダレとの相性抜群の和風サラダなど、さまざまなアレンジが可能です。
ご飯が進むようなこってり系のおかずのお供にぴったりの爽やかなサラダがおすすめです。
柚子胡椒で食べる
湯葉はお酒のおつまみになるようなアレンジもできます。お皿に盛り付けた湯葉に柚子胡椒とオリーブオイルを和えれば全く違ったコクのある味わいが楽しめます。
豆腐ではおつまみにならない、少し物足りないという人に、湯葉ならではのとろっと食感が楽しめるおすすめの簡単アレンジです。
まとめ
「手作りの湯葉は保存できる?詳しい保存方法やアレンジ方法も!」について紹介してきましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 手作り湯葉の日持ちのコツは乾燥
- 手作り湯葉は密閉して冷凍保存が可能
- 湯葉はアレンジ方法豊富な食材
自宅時間や在宅ワークが増えてきて、自宅で食べるご飯に時間をかけるという人も増えてきましたよね。いつもの食卓に少し飽きてしまったら、湯葉のように少し手の込んだ自家製食材を作るはいかがでしょうか。
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