塩メンマは長く保存するために塩漬けされた状態のメンマです。業務スーパーでは2kg千円弱で販売しており、メンマ好きの方はよく購入されているようです。乾燥メンマとの違いは、乾燥したメンマを戻してから塩漬けにしている点です。塩漬けにしているのでそのまま食べると塩辛いため、食べるときには塩抜きが必要になります。今回は、
- 塩メンマの保存期間は?
- 塩メンマの戻し方って?
- メンマに戻した際の保存期間は?
- メンマの腐敗時の見分け方は?
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目次
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塩メンマの保存期間
気になる塩メンマの保存期間はどのくらいなのでしょうか。
約1年は保存可能
塩メンマの保存期間は、戻さない状態で冷暗所で常温保存する場合、約1年もちます。塩漬けすると塩分濃度が濃くなり殺菌力が高くなるため、長く日持ちするようになります。
冷蔵保存で2年保存できる
もともと長期で保存するために塩漬けされているものなので、冷蔵すると保存期間がグッと長くなり、2年ほどもちます。
塩メンマの戻し方
塩メンマの塩抜きの工程自体はいたってシンプルです。洗って、煮て、放っておくだけ。ただ、とにかく時間がかかります。
塩を十分に洗い流す
まずは塩メンマを流水でよく洗い、まわりについている塩を洗い流します。
2回に分けて沸騰させる
鍋にメンマと、メンマの量の5~6倍の水を入れ、沸騰したら極弱火で約1時間煮ます。その後5~6時間そのままの状態で置いておきます。鍋の蓋は閉じたままにしましょう。
水を切り、1本つまんでみてまだ塩辛いようであれば、もう一度煮込んで放置します。これでちょうどよく塩が抜けるはずです。
使用量に合わせて水に浸す
業務スーパーで販売している塩メンマは2kgで、水煮タイプと比べて1割ほど安いですが、2kgすべてを戻すと一度では食べ切れない量になります。戻してしまうと保存期間がかなり短くなってしまいますので、1回分か2回分の量を戻した方がいいでしょう。
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メンマに戻した際の保存期間
メンマに戻した後は、水分が多く傷みやすいため常温保存には向いていません。必ず冷蔵庫で保存しましょう。
1週間程度を目安に食べきる
冷蔵保存する場合は、瓶やタッパーに移して保存するといいでしょう。保存期間の目安は1週間です。多めに戻した場合は小分けにしてラップで包み、密閉できる容器に入れておきましょう。
冷凍の場合は1か月ほど保存可能
メンマは冷凍保存することもできます。冷凍での保存期間は1ヶ月程度です。それ以上だと冷凍焼けして風味が劣化してしまう可能性があります。
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メンマの腐敗時の見分け方
メンマの原材料であるタケノコは切ったときに白い粒々が見えることがありますが、これはチロシンというアミノ酸の一種ですので、食べても問題ありません。それ以外で見た目や触感が変化している時は傷んでいる可能性があります。
表面にヌメリ・白みがある
メンマの腐敗が進むとヌルヌルやネバネバといったぬめりが出る場合があります。これは空気中の多くの細菌がメンマに付着して増殖している状態です。触ってみてネバネバしているときは食べないようにしましょう。
異臭がする
痛んだメンマからは、酸っぱい臭いやアンモニアの臭いがすると言われています。増殖した細菌の種類やその細菌が出した成分によって異なりますが、少しでも嫌な臭いがするときは無理して食べないように注意しましょう。
まとめ
いかがでしたか?
この記事をまとめると
- 塩メンマの保存期間は暗所の常温で約1年、冷蔵で2年もつ
- 塩メンマに戻すには最低でも6時間かかる
- メンマに戻した際は1週間以内に食べ切る
- メンマが腐敗しているかは見た目や臭いで判断する
塩メンマは市販のものと違い、自分の好きな固さ、味に調理出来ます。お酒が好きな方にはもちろんですが、実はダイエット中の方にもおすすめの食材です。是非一度、ご自宅で塩メンマを試してみてはいかがでしょうか。
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