ハーブソルトとは数種類のハーブと塩を合わせた調味料です。一口にハーブ塩と言っても、生のハーブを細かく刻んだものや、乾燥させてから塩にまぜたもの、ハーブの組み合わせや塩の種類を変えたりと、バリエーションが豊かです。
レモン風味やガーリック風味がプラスされたものもあります。肉料理や魚料理の下ごしらえをすると時に塩の代わりにハーブソルトをふったり、サラダやパスタにかけたりと使用用途も様々です。
簡単におしゃれな料理ができて、使い勝手が良いことから少しずつ人気が出てきてはいますが、まだまだハーブソルトを使ったことがないという方も多いのではないでしょうか?今回は
- ハーブ塩の賞味期限・消費期限は?
- 未開封等開封後で違いはある?
- 塩の正しい保存方法は?
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目次
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ハーブ塩の賞味期限・消費期限は?
新しい食材や調味料に挑戦する時に、「この食材・調味料を使い切れるだろうか?」という不安な気持ちがハードルとなって、中々購入できないという方も多いと思います。一般的に塩は賞味期限がないことが知られています。塩は腐らない、劣化が極めて少ないので、法的に賞味期限を記載しなくても良いとされているのです。ではハーブソルトの賞味期限はどうでしょうか?
期限はない
ハーブソルトの商品を見てみると賞味期限が一応記載されています。しかし、その日付は1〜2年後となっていることが多く、焦って早く使い切らなくてはいけないというようなものではないようです。しかも、表記は”賞味”期限なので、期限が切れてしまった後でも、風味が劣るというだけで、食べれないというわけではありません。保存状態にもよりますが、基本的にはほぼ無期限で使用することができます。
期限がない理由は?
ハーブが入っているのにどうして1~2年以上も使用することができるのでしょうか?レストランなどでは生のハーブを使用していることもありますが、市販されているハーブソルトは乾燥されたもハーブが使用されています。乾燥したハーブには水分が含まれていないため、腐ることがほぼありません。さらに塩は浸透圧の関係でハーブの水分をどんどん抜いていきますので、食べ物を劣化させたり腐らせたりする微生物が生育することを防ぐことができます。こういった理由でハーブ塩は賞味期限を気にすることなく使用することができます。
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未開封と開封後で違いはある?
違いはない
ハーブソルトの賞味期限は、一度開封してしまった場合はどうでしょうか?基本的には未開封と開封後で中身が大きく変化してしまうことはありません。しかし、未開封と開封後で保存方法が違うので気をつけましょう。
常温で大丈夫?
ハーブソルトのパッケージの表記には未開封は直射日光・高温多湿を避けて保存、開封後は要冷蔵と指示されていることが多いようです。常温で保存すると虫がわくことがあります。
大容量の袋などもやぶって侵入することがあるため、なるべく早めに使い切れるサイズのものを購入し、使用したらすぐにフタをして冷蔵庫に入れましょう。
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塩の正しい保存方法は?
密閉
塩を売られていた時のビニールの袋のまま、輪ゴムなどで開封部をとめて保存している人はいないでしょうか?実はこれは誤った保存方法です。一度開封して外気に触れてしまうと、空気中の水分を吸って固まってしまいます。完全に密閉できるプラスチックやビンなどの容器に詰め替えて保存しましょう。
湿気をさける
塩には水分を吸収しやすい特徴があります。漬物などもこの塩の特徴を生かした保存食です。なので湿気の多い場所に塩を保存してしまうと、水分を含んですぐに固まってしまいます。
レストランで塩が入った小瓶に米粒が入っているのを見たことがありませんか?あの米粒は湿気を吸って塩が固まるのを防ぐ役割があります。珪藻土のスプーンも米粒と同じで湿気を吸い取ってくれるので、塩の容器に入れておくと良いでしょう。
珪藻土のスプーンがなければ、短く折ったパスタやマカロニなどでも同じ効果があります。もし塩が固まってしまったら、フライパンで乾煎りしたり、600wのレンジで2~3分チンすると水分が飛んでサラサラになります。
おススメは冷蔵で
ハーブ塩は冷蔵庫での保管が推奨されていますが、普通の塩を冷蔵庫にしまうと温度差が生じて結露が発生するため、塩の冷蔵保管は避けて、温度変化の少ない場所で保存しましょう。
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まとめ
いかがでしたか?ハーブソルトの賞味期限・保存の方法などについて解説しました。この記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ハーブソルトの賞味期限はほぼない
- 使用後は、フタをすぐにして冷蔵庫で保管する
- 密閉して湿気をさけて保存する
ということです。賞味期限のないハーブソルトではありますが、可能な限りは適切に保存し、早めに使用することをオススメします。
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