鶏肉の部位の中でも、レバーは栄養満点なので、是非とも普段の食事に取り入れたい食べ物です。そんなレバーはどんな食べ物なのかご存知でしょうか?また、鶏にはどんな部位があるのかご存知でしょうか?今回は、焼き鳥や鶏のお肉の謎について徹底解説していきます。
先に記事一覧を見てみましょう。
- 焼き鳥のレバーの特徴とは?
- レバー以外の焼き鳥の部位とは?
- 鶏を食べる時の注意点とは?
こんな感じの内容になっています。記事を最後まで読んで、焼き鳥のレバーについて詳しくなってしまいましょう。
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目次
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焼き鳥のレバー
まずは、焼き鳥の人気部位「レバー」について特徴などを解説していきます。
特徴
鳥のレバーの特徴と言えば、濃厚で独特な深みのある味です。鶏の肝臓の部分をカットしたもので、まるで舌の上でとろけるような食感を味わうことが出来ます。焼き鳥にすると香ばしい香りで焼き上げられ、レバー特有の臭みも気にならないのでおすすめです。
栄養素・効果
鳥のレバーには、こんな感じの栄養素が入っています。
- ビタミンA
- ビタミンB
- 鉄分
- 亜鉛
- たんぱく質
特筆すべきは、ビタミンAが非常に多く含まれている事でしょう。適度にビタミンAを摂取し続けることで、皮膚の細胞を健康的にしたり、免疫力強化に役立つとされています。そのほか、低カロリーで高たんぱくな部位なので、体には非常にいい食べ物です。
美味しさの決め手は?
鶏のレバーの美味しさの決め手は、何と言っても「口の中でとろけるほどの食感」と「独特の深みのある香り」です。鶏の他の部位では表現できない味で、ちょっとえぐみのあるレバーの香りは、病みつきになる美味しさだと言われています。
特に、焼き鳥にすると余分な脂が落ちるので美味しくなります。
食べ過ぎると危険!
鶏のレバーは食べ過ぎると実は危険な食べ物です。なぜなら「ビタミンAの過剰摂取になる」からです。ビタミンAを過剰摂取してしまうと、以下のような症状が現れます。
- 吐き気や頭痛
- めまいや目のかすみ
- 肝機能の異常
- 中枢神経の異常
ビタミンAはビタミンCなどと違い、食べ過ぎると体内に残ってしまう物質です。適量を食べるのであれば、問題ありませんが、度を越えて食べてしまうと非常に体に悪影響を及ぼします。
目安量
鶏のレバーを1日に食べてもいい量は約19g以下となっています。かなり少ない量ですが、これだけの量で、1日に必要なビタミンAは摂取可能なので、これ以上は食べないようにしましょう。大量に食べてしまった後は、しばらく期間を置いて食べるといいかもしれません。
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焼き鳥の部位は知ってる?
では、焼き鳥には様々な部位があります。一体どんな部位があるかご存知でしょうか?主な物を解説していきます。
内臓系
まずは、内臓系の部位です。
部位 | 特徴 |
砂肝 | 鶏の胃の部分のうち「筋胃」と呼ばれる方の部位。食べ物をすりつぶす力を持っている |
ハツ | 鶏の心臓の部分。ハートが語源だとされている |
目肝 | 鶏の膵臓の部分。小豆のような見た目をしている |
ぼんじり | 鶏の尾っぽの付け根の部分。鶏の肉の中でも最も脂がのっていて美味しい |
このようになっています。他にも種類は無数にありますが、ここでは主なものだけご紹介しました。
肉系
次に、肉系の部位をご紹介します。
部位 | 特徴 |
もも | 脚の付け根の部分のお肉。脂身の多い赤み肉になっている |
ネギま | もも肉と、ネギを交互に串刺しにした焼き鳥。ネギが肉のうまみを吸ってくれている |
手羽先 | 鶏の翼の部分。ゼラチン質が多く煮込むと柔らかくなる |
主なものは、こういった内容になっています。殆どの人はももやネギまを食べられるのではないでしょうか?
皮、骨系
最後に、皮や骨の部位です。
部位 | 特徴 |
皮 | 鳥の首の部分の皮のことです。ぷりぷりパリパリの食感がおすすめ |
なんこつ | 首や胸、ひざなどの軟骨の事 |
やげんなんこつ | 鶏の胸の軟骨の事。うまみがギュッと詰まっている |
こういった物が、主な皮や骨の部位です。軟骨のとれる場所で、名前が違うところが面白いところですね。
希少部位のおススメはソリレス
鶏の希少部位でおすすめの部分は「ソリレス」という部位です。こちらは、ももの付け根の部分に位置しているお肉で、ピンポン玉くらいの非常に脂ののった美味しい部位になります。
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鶏の注意
では、鶏を食べる際の注意点をいくつかまとめてみたので、見ていきましょう。
砂ぎもはコレステロールが多い
1つ目の注意点は「砂肝にはコレステロールが多い」ということです。砂肝はあっさりした味をしていますが、コレステロールが非常に多いので、コレステロールの値を気にしている人はあまり食べない方がいいかもしれません。
鳥刺し
2つ目の注意点は「鳥刺し」についてです。生で鶏肉を食べることは絶対にやめましょう。生の鶏肉にはカンピロバクターという食中毒菌がついています。なので、高確率で食中毒になるのでおすすめしません。必ず加熱して食べるようにしてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は「鶏のレバーを食べ過ぎるとどうなるのか?」ということについて詳しく解説してきました。最後に記事内容を振り返っていきます。
この記事をまとめると
- 鶏のレバーを食べ過ぎるとビタミンAの過剰摂取になる
- 鶏のレバーは1日19g以下に抑える
こんな内容となっていました。もし、レバーを食べられる際は、量に十分に気を付けて食べるようにしてみましょう。
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