お腹の調子が悪いとき「消化にいいものを食べるといい」とよく聞きますよね。ですが消化のいい食べ物ってどんなものでしょうか?今回は
- 消化の良い食材とは
- 胃腸を休めるために食べない方がいいもの
- 胃腸が悪いときに食べるべきもの
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目次
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消化に良い食材とは?
普段胃腸は常に働いているので、具合の悪いときには休ませてあげる必要があります。
消化の良い食材とは、食物繊維や脂肪が少ないもののことです。
食物繊維や脂肪が少ないと消化にかかる時間が短くなるので、胃腸の負担を軽くすることができます。
食物繊維や脂肪が少ない食事とは
例えば、一般的に言われている食物繊維や脂肪が少ない食事は
また「具合が悪いときに消化にいいうどんを食べる」とよく言われていますが、これは間違いです。
そもそも小麦粉は消化しにくく、日本人の体には合わない食材です。
その小麦粉をよく練ることで弾力が増し、さらに消化しづらくなった状態がうどんです。
確かに油分が少なくあっさりしているので体に優しい気がしますが、消化という意味ではおすすめできませんので、覚えておいてくださいね。
なるべく小さくして、ゆっくり煮込む料理が良い
野菜などの具材も、大きかったりかたいままだと消化が緩やかになります。
調子が悪いときにはできるだけ具材は小さく、時間をかけてやわらかく煮こむのが正解です。
ごはんならおかゆ、野菜ならサラダよりもスープがベター。卵も生ではなく半熟程度に加熱して食べます。
野菜を小さめに切ってよく煮たスープは、体を温めることもできて一石二鳥ですよ。
また、よく噛んで食べるだけでも消化の負担を減らすことができます。
よく噛むことで唾液が分泌されやすくなり、消化を助けてくれるためです。早食いの習慣がある人は特に意識してみてくださいね。
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胃酸の分泌を高める食品は控えよう
胃腸の調子が悪いときには、胃酸の分泌が高まっている可能性があります。
お腹いっぱいになるまで食べたり、脂っこいものをたくさん食べたとき、胃はしっかり消化しようと胃酸を多く分泌します。
胃酸の分泌が過多になると、粘膜が荒れ、胸やけがしたり、胃が痛んだり吐き気がするということも起こりえます。
胃酸は出れば出るほど良いというものでもないので、食べ物の種類や量、質などを心がけて生活する必要があります。
香辛料はNG
甘さの強いもの、塩分の強いものも避けよう
また酸味の強い酢の物や柑橘類も、胃腸を刺激するため避けた方がいいでしょう。
アルコールもNG
アルコール以外にも
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おすすめの食材
胃腸の調子が悪いとき、具体的にどんな食材がいいのでしょうか。ジャンル別に詳しくご紹介していきます。
消化に良い野菜
またきのこ類、ひじきやわかめなどの海藻類も、食物繊維が豊富なためやめておいた方がよいでしょう。
元気なときにはどれも体にいいものばかりですが、調子の悪いときには消化の良さを最優先に食材を選ぶことが大切です。
またフルーツならりんご、バナナ、桃などがおすすめ。
みかんなどはビタミンが摂れていい気がしますが、酸味のあるフルーツは胃を刺激してしまうので、特に柑橘系は避けるようにします。
またフルーツは冷えていることも多いですが、冷たいものは胃腸の負担にもなりかねません。
そのためできるだけ常温に戻したものを食べるようにしてくださいね。
消化に良い肉・魚
ただしばら肉やソーセージ、青魚やうなぎなどは油分が多く、かえって胃に負担がかかります。
また卵ならだし巻き卵、茶碗蒸し、卵とじなどにして、やわらかめに加熱します。できる限り油分を摂らないために、和風の調理法を。
消化に良い主食
ただし玄米は食物繊維が豊富で噛み応えもあるため、調子が悪いときには避けましょう。
また前述の通り調子の悪いときには小麦粉は摂らないのが正解。パンや麺類などは極力控えるようにします。
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まとめ
この記事をまとめると
- 胃腸を休めるにはやわらかく火を通したものを食べる
- 胃に刺激を与える食べ物は避けて
- うどんは逆効果!注意が必要
胃腸の調子が悪いときは、普段から働きっぱなしの胃腸を労わって、休めてあげることを心がけてください。
それでも調子が戻らないときは、自己判断で無理せず、早めに医療機関の受信も検討してくださいね。
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