サクラマスと鮭の違いは？ヤマメとの違いも！生息地や価格や食べ方 |

あなたは「サクラマス」という名前の魚をご存知でしょうか？あまり市場には出回らない魚なので、見られたことがある人は、少ないかもしれません。しかし、釣りをする人であれば、是非とも釣り上げてみたい！と思われるほど釣り人からは有名な魚です。

今回の記事では、サクラマスとは一体どんな魚なのか？ということを詳しくまとめていきます。先に記事内容の一覧を見てみましょう。

サクラマスとはどんな魚？
サクラマスと鮭はどう違うのか？
サクラマスのおすすめの食べ方とは？

こんな内容となっています。記事を最後まで読んで頂き、サクラマスについて、徹底樹的に理解を深めていきましょう。

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1 サクラマスとは
2 サクラマスと鮭の違いは？
3 サクラマスを食べる
- 3.1 おすすめ①塩焼き
- 3.2 おすすめ①寿司･刺身
4 まとめ

サクラマスとは

サクラマスとはサケ属に属する魚です。どんな特徴があるのか？詳しく見ていきましょう。

サクラマスってどんな魚

サクラマスとは、「鮭の兄弟」のような魚です。元々は、「ヤマメ」なのですが、ヤマメが海に下ると「サクラマス」になり、そのまま川で一生を過ごすとヤマメになります。海に下ってしまうヤマメは、川で十分にえさを食べられなかった個体で、川に残るヤマメは川でエサを十分に食べて育った個体なのです。

つまり、ヤマメもサクラマスも、鮭も殆ど同じ魚だと思っておきましょう。

名前の由来

サクラマスは、産卵をする時に自分の産まれた川に戻ってきます。その時にメスのお腹は「桜色の婚姻色」に変わります。海で回遊している時は鮭と同じ種類なので銀色の体をしていますが、川で産卵を行う時のみ、桜色に変わるのです。そのため、サクラマスという名前を名付けられました。

生息地や価格や味

サクラマスが生息しているのは、オホーツク海沿岸、朝鮮半島、北海道などの北日本です。ヤマメが海に下って、オホーツク海などの寒い海域に移動した物が、サクラマスになっています。体長が30㎝から40㎝程度あり、釣り人からは「是非とも釣り上げてみたい」と言われる人気の高い魚なのです。

中々釣り上げることも難しいことなどから、サクラマスの価格は非常に高いと言われています。味は殆ど鮭と同じ仲間なので、そこまで大差は感じられません。あっさりとした臭みの少ない鮭だと認識して間違いないでしょう。

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サクラマスと鮭の違いは？

サクラマスと鮭は「殆ど一緒」だと書きましたが、違いは全くないのでしょうか？詳しくご紹介していきます。

生物学的には違いはない

サクラマスと鮭は、生物学的には「全く一緒の魚」です。元々はヤマメがルーツで、海に下って、どの海域で育つのかで微妙に異なる程度。冒頭で書いた通り、サクラマスは鮭と兄弟のような魚なので、地域で「呼び名が違う」程度に考えていて問題ないでしょう。

サクラマスと鮭の見分け方

とはいえ、サクラマスと鮭を何とか「見分けたい」という時もあります。最も違いが分かるのは、尾びれの色です。鮭は尾びれの色が白銀色になります。一方のサクラマスは尾びれの根元の部分しか白銀色にはなりません。

尾びれの先端が黒っぽい色になっているのは、サクラマスだと思っておきましょう。その他、ひれの形状なども若干異なりますが、尾びれが一番見分けやすいポイントです。

ヤマメとの違いも

サクラマスの子供であるヤマメは体に「小判形の青い斑紋」があります。ヤマメの段階では1から2年程度川で生き続け、川で十分なエサが取れなかった個体のみ海に下ります。海に下る段階で、海水に対応できるようにならないといけないため、銀化という現象を起こし、サクラマスは銀色の体になっていきます。

ヤマメの状態だと、グリーンとブルーの体の色をしているため、サクラマスとは全く違う見た目だといえます。ちなみにヤマメはその姿で渓流を泳ぐと非常に美しいです。そのため、「渓流の嬢王」という別名も付けられるほどです。

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