とろろの保存方法は?冷蔵・冷凍してもいい?腐ったらどうなる?

粘り気の強いとろろは消化にも良い食材なので、よくご飯などにかけて食べますよね。また、山芋からとろろをすりおろした時に想像以上の量を作ってしまって、結局食べきれなかったということはありませんか。

では、とろろが余ってしまった場合の正しい保存方法はなんでしょうか。ここでは、

  • とろろの保存方法は?
  • 長期保存は冷凍が便利
  • とろろが腐ったらどうなる?

以上について解説していきます。とろろの保存方法から腐った時の状態について詳しく知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。

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とろろの保存方法は?

では、とろろを作った時の正しい保存方法はどのようにするのでしょうか。

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冷蔵

とろろを冷蔵保存する方法は、蓋のついたタッパーに入れて保存しましょう。ですが、冷蔵保存した時でも2日〜3日ほど日持ちしません。冷蔵でも長く日持ちしない原因は、酸素が触れる面積が大きいため酸化が早まるためです。

そのため、蓋付きのタッパーというだけでなく底の深い容器に入れて、なるべく面積を小さくさせると良いですよ。

冷凍

続いて、冷凍の保存方法です。とろろは、冷凍して保存しても問題ない食材です。とろろを冷凍するときは、ジッパー袋などに入れて保存しましょう。また、この時にとろろを薄く・平たくしてから冷凍庫に入れてくださいね。

冷凍保存したときは、1ヶ月ほど日持ちします。後ほど、冷凍保存する時のポイントから解凍方法までを詳しく解説していきます。

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長期保存は冷凍が便利

保存・日持ち

とろろを長期保存する時は冷凍しましょう。では、とろろを冷凍する時の保存方法をポイントから変色しないための方法まで、ご紹介していきます。

上手に冷凍保存するポイント

とろろを上手に冷凍保存する時の方法は、一気にとろろを冷凍するのではなく一食分ずつ冷凍して保存すると良いです。そして、フリーザーパックなどに入れる時は、空気をしっかり抜いてから冷凍保存をしましょう。

変色しないためには?

とろろは含まれているポリフェノールによって変色する場合があります。よく、バナナやりんごなどの果物も何もせずに置いていたら黒く変色しますよね。これらもとろろと同様に含まれるポリフェノールによって酸化し変色します。

また、使う山芋によって、赤色からピンク色まで変色は違ってきます。変色しないための方法は、お酢を2滴〜3滴ほど垂らすだけです。この酢の酸性は、ポリフェノールの酸化酵素の働きを防げます。

さらに、山芋をとろろにする時に金属のすりおろし器を使う方法がありますが、これも変色させる原因になります。

MEMO

変色しないためには、酸素や温度も大切です。

解凍方法は?

解凍するときは、電子レンジで解凍するか流水で解凍しましょう。すぐに冷凍したとろろを食べたい場合は、電子レンジで1分ほど熱すると良いです。

また、電子レンジで解凍する時は時間を様子みつつ解凍することで、ちょうど良い温度で食べられますよ。

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とろろが腐ったらどうなる?

とろろは、冷凍しない限りそこまで長く日持ちしない食材です。また、とろろを作るときは、金属のすりおろし器を使わない方が良いですよ。なぜなら、金属製のすりおろし器を使うと酸化をより促してしまう作用があります。

この酸化や誤った保存方法をすると、とろろを腐らせてしまう原因になります。では、とろろは、腐った場合はこのようになります。

MEMO

とろろを作る時は、プラスチック製のすりおろし器を使うと良いです

見た目

とろろが腐った場合は、このような見た目になります。

  • カビが生えている
  • 茶色や黒っぽい色に変色している

とろろは、本来見た目の色は白色です。ですが、腐ると茶色や黒っぽい色に変色します。見た目が変わっていたら、食べてはいけない証拠です。

臭い

続いて、腐った場合の臭いです。

  • とろろではない、いつもと違う臭いがする
  • カビ臭がする

とろろは腐ると、見た目だけでなく臭いにも変化が現れます。とろろが腐っているとわかるのは、カビ臭です。いつもと違う変な臭いがしたら食べるのをやめましょう。

続いて、腐った時の味です。

  • 酸っぱい味がする
  • 変な味がする

このように、とろろは腐ると見た目から味まですぐに違っているのが分かります。しかし、腐ったとろろを食べると吐き気や腹痛を引き起こす場合があるので、少しでも違和感を感じさせるような状態であれば食べるのをやめましょう。

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まとめ

とろろは、冷蔵と冷凍どちらも保存が可能な食材です。

この記事をまとめると

  • 冷凍庫での保存方法は、蓋のついた底の深い保存容器に入れて保存すれば日持ちが2日〜3日ほど持つ
  • 冷凍庫での保存方法は、ジッパー袋などの封のできる袋に入れてなるべく薄く平たくした後に、冷凍庫に入れると1ヶ月ほど日持ちする
  • 長期間保存する場合は、冷凍に入れると良いが一気に保存するのではなく一食分ごとに小分けにして入れると良い
  • とろろが変色しないためには、お酢を2滴〜3滴ほど入れるとポリフェノールの酸化酵素の働きを抑えられる
  • 冷凍したとろろを解凍する時は、流水解凍か電子レンジで解凍すると良い
  • とろろが腐るとカビが生えたり酸っぱい味がしたりする

とろろは冷蔵・冷凍保存どちらも可能なので、作り過ぎて食べきれない時は一度試してみてください。

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