毎日の朝食に、ティータイムのコーヒーに、牛乳は常に冷蔵庫に入っているという方も多いのではないでしょうか。お気に入りの銘柄があるという方もいらっしゃるかもしれませんね。スーパーでもメーカーによって様々な種類が並び、お値段もいろいろ。
その中でも、青と白の爽やかなパッケージに、そのものズバリのインパクトあるネーミング、牛乳なんて、どれも一緒でしょ?という風潮に一石を投じた存在、それが明治の「おいしい牛乳」です。
2002年に発売されてから、パック牛乳としては異例の大ヒット!その年の日経優秀製品・サービス賞、最優秀賞を受賞しました。
そのおいしい牛乳、他の牛乳と比べてどんな違いがあるのでしょうか?そこで今回は、
- おいしい牛乳ってどんな牛乳?
- おいしい牛乳の栄養成分とその効果
- 飲むと太っちゃう?おいしい牛乳
について、ご紹介させていただきます。
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目次
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おいしい牛乳ってどんな牛乳?
そんなおいしい牛乳、他の牛乳と何が違うのでしょうか。
特徴
混ぜ物ができない牛乳はどれもほぼ同じ?
牛乳の原材料は生乳のみ、混ぜ物を加えたりできないってご存知でしたか?つまり本質的にはどのメーカーのものもほぼ同じ。明治のおいしい牛乳が発売される以前は、銘柄や産地が違っても、味の違いはほとんどわからなかったそうです。
そんな中、「本当に消費者に喜ばれるおいしい牛乳を作りたい!」という思いで開発されたのがおいしい牛乳です。
牛乳のおいしさってどういうこと?
開発の壁となったのは、「牛乳のおいしさって何?」という疑問。それを解決したのはなんと、「牛乳が嫌いになる原因」を取り除くこと、まさに逆転の発想から生まれた牛乳だったんですね。
開発の果てに生み出されたナチュラルテイスト製法
糸口は見つかったものの、実際に牛乳を嫌いになる原因を取り除くには数年の研究が必要だったとのこと。たどり着いた答えは「酸化」。牛乳嫌いになる主な理由の「生臭さ」や「舌に残るべたつき感」は、牛乳の酸化によってもたらされるのだとか。
それを解決するために開発されたのが、明治独自の「ナチュラルテイスト製法」だそう。これにより、牛乳に含まれる酸素を可能な限り減らして、酸化による味と香りの劣化を防ぎ、より搾りたての生乳に近い味を製品化することに成功したそうです。
どんな味?まずい?美味しい?
研究に研究を重ねたこだわりのおいしさは、生乳のコクと甘さを残しながらも、後味のさわやかさを実現するもの。実際においしい牛乳の口コミを見ても、「甘くておいしいのにすっきり飲める」、「濃厚過ぎない軽い味わいで毎日飲める」といった評価が目立ちます。
中には、「いつも特濃なので薄く感じる」などの口コミもありますが、毎日飲んでも飽きのこない、また料理などにもアレンジしやすいクセのないおいしさは、まさに「おいしい牛乳」の名に偽り無し!と言ってもいいのではないでしょうか。
産地はどこ?
明治のおいしい牛乳には、決まった産地はありません。
とはいえ、おいしいのこだわりは生乳の段階から妥協無し。各地の牧場から工場へ運ばれた生乳全てに、脂肪分と無脂乳固形分を調べる“乳成分検査”、細菌数を調べる“衛生検査”、味や香りをチェックする“官能検査”を実施し、合格した生乳のみが原料として使用されています。
値段
おいしい牛乳は大体220円前後で売られているところが多いようです。牛乳の平均価格が大体180円程ということ、また、おいしい牛乳の内容量が900mlと、一般的な牛乳よりも少ないことを考えると、ちょっと割高な印象ですね。
その理由は先ほども書いた「ナチュラルテイスト製法」というひと手間を加えるため。加熱殺菌前に、他の牛乳には無いこのひと手間を加えることで、酸化による味わいの劣化を防ぐおいしい牛乳、その分の製造コストがどうしても価格に影響を与えてしまいます。
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おいしい牛乳の栄養成分とその効果
おいしさにこだわり抜いて作られたおいしい牛乳。栄養成分やその効果には、何か違いがあるのでしょうか。
栄養成分
明治 おいしい牛乳とその他の牛乳の栄養成分を比較してみました。
コップ1杯(200ml) | おいしい牛乳 | 普通牛乳 | 特濃牛乳 |
エネルギー(kcal) | 137 | 122 | 149 |
たんぱく質(g) | 6.8 | 6.6 | 6.0 |
脂質(g) | 7.8 | 7.6 | 9.1 |
炭水化物(g) | 9.9 | 9.6 | 10.7 |
食塩相当量(g) | 0.22 | 0.2 | 0.24 |
カルシウム(mg) | 227 | 220 | 227 |
いかがでしょうか。意外かもしれませんが、普通牛乳と比べてそれほど違いはありません。特濃牛乳と比べても、大きく違うのは脂質くらい。逆に言えば、同じ栄養成分でもコクや甘味に違いを感じているユーザーが多いことこそが、「おいしい牛乳」のすごさなのかもしれませんね。
効果
骨や歯を強くし、体を作ってくれる
牛乳に豊富に含まれるカルシウムやたんぱく質は、骨や歯を強くし、筋肉の修復や増強にも効果的です。
免疫力アップ
牛乳のたんぱく質は、体を作ってくれるだけでなく、免疫力もアップしてくれることがわかっています。
牛乳のたんぱく質に含まれるカゼインには、過剰に免疫が働くことを防ぎ、アレルギーを抑えてくれる効果が。また、同じく牛乳のラクトフェリンには、腸の善玉菌を増やし、食中毒の原因となるサルモネラ菌や大腸菌の増殖を抑制することで、体の中から免疫力を高めてくれる効果が期待できます。
高血圧の予防に
牛乳に豊富に含まれるカルシウムには、血圧を下げる効果があることが報告されています。加えて、実は牛乳にはカリウムも豊富。余分な塩分を体外に排出してくれることで、高血圧を防いでくれます。
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飲むと太っちゃう?おいしい牛乳
おいしく飲めて健康への効果も期待できるおいしい牛乳。とはいえ、気になるのがカロリーや糖質、飲み過ぎるとやっぱり太ってしまうのでしょうか。
カロリーと糖質量
上にも書いたように、おいしい牛乳コップ1杯(200ml)は137kcal、糖質が9.9g。水やお茶に比べると高カロリーですが、同時に栄養素も豊富に含まれています。
牛乳に含まれるたんぱく質や脂質は、一緒に食べる物による血糖値の上昇を穏やかにしてくれ、最近では朝食に牛乳を飲むことで、その後1日血糖値の上昇を抑えてくれるという研究結果も報告されています。
さらに牛乳による整腸効果は便秘を解消してデトックスも促進してくれる効果も!
飲みすぎは確かにカロリーオーバーの危険もありますが、コップ1杯程度なら何の問題もありません。牛乳のうれしい効果を上手に取り入れていきたいですね。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると
- おいしい牛乳は、独自の「ナチュラルテイスト製法」によって「牛乳嫌いになる原因」を取り除き、より生乳のおいしさを追求した牛乳!
- 牛乳は骨や歯を丈夫にしてくれるだけじゃない!高血圧予防や免疫力アップも期待できる!
- 実はダイエットにもうれしい効果が!食生活に上手に取り入れよう!
知れば知るほど飲みたくなるおいしい牛乳、そのものズバリのネーミングも納得です!いつもの牛乳の選択肢にぜひ、加えてみてくださいね!
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