独特のふんわりとした食感を持つとろろ昆布。いつもの食事に少し変化をつけたい時に、私もよくとろろ昆布を使っています。ですが、買ったものの量が多くて一度に食べきれないことがありますよね。では、とろろ昆布の正しい保存方法はなんでしょうか。
- とろろ昆布の保存方法は?
- 保存方法を間違えるとどうなる?
- とろろ昆布の賞味期限・消費期限は?
とろろ昆布の保存方法から、誤った保存をした場合に起きる状態について詳しく解説していくので、詳細なことを知りたい方はこの記事を最後まで読んでください。
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目次
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とろろ昆布の保存方法は?
ご飯やお味噌汁に入れるだけで、味がいっそう引き立つとろろ昆布。ですが、とろろ昆布は、保存方法を間違えると腐ります。そのため、保存方法には気をつけなければいけません。では、とろろ昆布の正しい保存方法はなんでしょうか。
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常温で保存する
とろろ昆布の正しい保存方法は常温で保存することです。また、常温での保存方法は高温多湿の場所に置いてはいけません。常温で保存する時は、高温多湿の場所を避けて涼しい場所に置いて保存しましょう。
湿気を避ける
とろろ昆布を保存するときは、湿気を避けられる場所におきましょう。とろろ昆布の天敵は湿気です。そのため、冷蔵庫での保存方法はダメです!冷蔵庫内の結露によって、余計に品質が落ちます。
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保存方法を間違えるとどうなる?
とろろ昆布は、あまり腐るイメージはないですが、保存方法を間違えると腐ってしまうので先ほどご説明した通り涼しい場所におきましょう。では、とろろ昆布の保存方法を間違えると、このような状態になります。
カビが発生する
とろろ昆布は、保存方法が悪いとカビが発生します。カビが生えているか確認するには、匂いを嗅ぎましょう。
とろろ昆布ではかがないような、不快感を感じさせるカビ臭がしたらカビが生えてる証拠です。また、湿っていないかもカビが生えていないか確認できる一つの方法です。
時折、白い粉のようなものがついています。これは、グルタミン酸マンニットという旨味成分です。このグルタミン酸マンニットがとろろ昆布についていることがあります。
また、赤っぽくなっているのもカロテン色素によって変色しているので、腐っているわけではありません。
ダニが沸く?
また、とろろ昆布にはダニが沸くこともあります。先ほどご紹介した通り、とろろ昆布は湿気が最大の天敵です。同時にダニは、湿気を好む生物です。
ダニが繁殖しやすい条件や場所
- 湿度が高い(60~90%)
- 室温が高い(20度〜35度)
- ダニのエサになるような食べ物がたくさん置いてある(食べ物のカスなど)
- 梅雨の時期(6月〜9月)
- 卵を産めるような場所がある
また、ダニが沸いたとろろ昆布を食べるとこのような症状を引き起こします。
- 呼吸困難
- むくみ
- 蕁麻疹
ダニが沸いた食品を大量に食べると、以上のような症状だけでなく意識低下などの命の危険を引き起こす可能性があります。ダニが沸かないためにも、先ほどご紹介した場所は避けて保存をしてくださいね。
特にダニは、旨味成分を含む食品が大好物です。ダニが発生しないためにも保存方法はしっかり守りましょう。
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とろろ昆布の賞味期限・消費期限は?
正しい保存方法がわかったら、続いてはとろろ昆布を安全に食べられる期限を確認しましょう。保存方法がわかっていても、安全に美味しく食べられる期限を過ぎてしまっては意味がありません。
では、とろろ昆布の賞味期限や消費期限はどのくらいでしょうか。とろろ昆布に限らず、賞味期限や消費期限は年月日が違うので気をつけてください。
賞味期限
とろろ昆布の賞味期限は、約1年半です。ですが、メーカーによって賞味期限は違ってくるので確認してください。また、約1年半ほどの賞味期限は開封してない場合です。開封した場合は、1週間程度まで短くなるので気をつけましょう。
消費期限
とろろ昆布の消費期限も同様に、メーカーによって違います。ですが、賞味期限と同様の日数を目安にすると良いですよ。また、開封したとろろ昆布は少なからず湿気を吸ってしまうので、7日以内に食べ切ることが理想です。
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まとめ
とろろ昆布は、冷蔵庫に入れるのではなく常温で保存するのが正しい方法です。この記事でご紹介したことをまとめますね。
この記事をまとめると
- とろろ昆布は、常温で保存するのが正しいですが、高温多湿の場所を避けて風通しの良い涼しい場所に置く
- 湿気が苦手なとろろ昆布は、冷蔵庫で保存する方法はおすすめできない
- 保存方法を間違えるとカビが生えたりダニが沸いたりする
- カビが生えているか確認する方法は、匂いを嗅いで不快感を感じさせるようなカビ臭がしたら食べずに処分をする
- ですが、時折グルタミン酸マンニットという旨味成分の白い粉がついている
- とろろ昆布の賞味期限は、開封してないものであれば約1年半ほど持つが、開封した場合は湿気を吸ってしまうため1週間以内に食べ切る方が良い
とろろ昆布は、正しい保存方法を取らないとダニが発生する場合があります。大量のダニが発生した食品を食べてしまうと、呼吸困難や蕁麻疹だけでなく意識低下という命の危険を及ぼす可能性があるため、気をつけてくださいね。
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