たこ焼が好きな人は多く、たこ焼屋さんの前を通ると、つい足を止めてしまう人もいるでしょう。
外側カリっと中身はトロリ、考えただけでも食べたくなりますが、時々たこ焼を食べてお腹が痛くなるという人に出会うことがあります。たこ焼だけではなく、原因は分からないが食事をすると腹痛を起こすという人もいます。
この記事では、
- たこ焼で下痢になる理由とは
- 小麦粉でダニアレルギーになるって本当?
- お腹の調子が悪い時の食事はどうしたらよいのか
たこ焼は小麦粉で作られているため、アレルギーなどを発症する可能性も考えられます。たこ焼を食べてお腹の調子が悪くなる理由、お腹が痛くなった時にはどのような食事をするべきかについて説明していきます。
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目次
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たこ焼で下痢になる可能性が
アツアツのたこ焼が大好きです。頻繁に食べたいと思いますが、たこ焼を食べるとお腹の調子が悪くなる人がいるそうです。たこ焼で下痢や腹痛になる理由は何でしょうか?
添加物
スーパーで購入できるたこ焼などのパッケージを確認すると、たくさんの添加物の記載がされているのです。一般的には風味調味料や増粘剤、酸味料などがたこ焼自体に入っており、原材料の一部には乳成分、サバ、大豆などが含まれていることがあります。
これらの添加物によって腹痛や下痢などの症状を起こすことが考えられます。
小麦粉
小麦粉はアレルギー物質として挙げられるものなので、小麦粉に対して反応をしてお腹が痛くなったり下痢になったりすることがあります。
原因としては、小麦粉が生の状態である可能性が考えられます。生の小麦粉などたこ焼で食べるわけがない?と思うかもしれませんが、外側がカリッとして中がとろりとしている、その「とろり」の状態が生焼けである可能性があるので注意が必要です。
小麦粉は生で食べる食品ではありません。小麦粉を加工して作った食品は、加熱して食べることが前提のものなので、必ず焼いて食べることが大切です。
ちなみに生で食べられない理由は、消化しにくいことと、小麦粉自体が殺菌処理されていないので食中毒菌が付着している可能性があるためです。
ダニアレルギー
最近よく耳にする言葉かもしれませんが、正しい保管方法で保管されていない小麦粉にはダニが発生することが知られています。ダニが混入した小麦粉を使用することで、ダニアレルギーを起こし、腹痛や下痢になってしまうことも考えられます。
ひどいダニアレルギーの場合には、アナフィラキシーショックを起こし、血圧の低下・意識障害、場合によっては命を脅かす危険な状態になることもあります。
ダニアレルゲンをなくすためには?
ダニアレルギーの原因となるダニアレルゲンをなくすためには、どのようなことに気をつける事が必要なのでしょうか。
開封後はすぐに消費する
小麦粉はどのように保管されていますか?開封後使いきれない小麦粉などを輪ゴムやクリップなどで留めて、常温保存をしているご家庭がほとんどです。
しっかりと封をせず、常温保存をすることで、ダニが混入して繁殖してしまいます。開封後は必ず早いうちに消費をすることをおすすめします。
冷蔵庫で保存
常温保存をするとダニの発生率が高くなります。特に自宅でたこ焼を作る場合に使うことが多い、「たこ焼用の粉」は小麦粉単体よりも長期保存される可能性が高いです。
魚介エキスやアミノ酸などが含まれていることが多いので、ダニの発生率が通常の小麦粉よりも高くなるので、開封後はすぐに冷蔵庫で保管するようにしましょう。
使わない分は密封容器に入れて冷蔵保存
冷蔵保存をする場合には、密封容器に入れて冷凍保存をすることで、湿気などを吸ったりすることもなく、臭い映りの心配もありませんし、ダニの侵入もさらに防ぐことができます。
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お腹の調子が悪いときの食事の注意点3つ
小麦粉を使った食べ物・たこ焼などを食べる時に、お腹の調子が悪かった場合、食事の仕方を気をつけるようにしましょう。
消化しやすく加熱した食べ物を選ぶ
添加物や、生焼けなどに気をつけながら食べることも大事ですが、消化しやすくしっかりと加熱した食べ物を選ぶようにしましょう。
たこ焼などの場合は、ちょっと生焼けかな?と思う時は電子レンジで温めて、生焼けと思われる部分をなくしてから食べるようにしてください。
胃の負担になるものを避ける
お腹の調子が悪い時は、できるだけ胃の負担になるものを避けてください。胃の粘膜を刺激するような刺激物は食欲をそそりますが、お腹をさらに悪くすることに繋がるので、お腹の調子に不安を感じる時には避けましょう。
よく噛む
お腹の調子が悪い時は、消化能力も低下していることがあります。消化能力が低下しているのに咀嚼が少ないことで、消化不良を起こしてしまうことがあるので、よく噛んで食べることが大切です。
まとめ
たこ焼で腹痛を起こす理由と、お腹の調子が悪い時の食事の仕方について紹介しました。
この記事をまとめると
- 添加物、小麦粉・ダニアレルギーなどの理由でたこ焼で腹痛を起こすこともある
- 小麦粉にはダニが発生しやすいので、余った小麦粉は保管方法に気をつけて保管する
- お腹の調子が悪い時は、刺激物を避け、しっかりと加熱された食品をゆっくり噛んで食べてください
食べると必ずお腹を壊してしまうという食品は、アレルギーなども考えられるので無理に食べないようにすることも大切です。小麦粉は生で食べるものではないので、小麦粉を使った料理は必ず加熱をしてから食べましょう。