腐った野菜を食べたら食中毒に！加熱してもダメ？梅干しで解毒できる？ |

野菜は当たり前ですが放置していると腐ります。そして、その腐った野菜を食べると、食中毒などの原因にもなるのです。今回は、腐った野菜と食中毒の関係について、詳しく解説していきます。先に記事内容の一覧を確認しておきましょう。

腐った野菜を食べたら下痢になった！
腐った野菜はどうやって見分ければいいの？
腐った野菜は加熱しても食べられないの？

こんな内容となっています。この記事をしっかりと読んで頂き、腐った野菜についての知識をがっちり得ていきましょう。

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1 腐った野菜を食べたら腹痛･下痢に！
- 1.1 原因
- 1.2 腐ったものを食べた時の対処法･応急処置
2 腐った野菜の見分け方
3 腐った野菜は加熱しても危険？
- 3.1 食べた後の梅干しで食中毒は予防できる？
- 3.2 腐ったものを食べた時の解毒方法
4 まとめ

腐った野菜を食べたら腹痛･下痢に！

腐った野菜を食べると、運が悪ければ腹痛や下痢に悩むことがあります。それは一体どうしてなのでしょうか？

原因

腐った野菜を食べた時、下痢や腹痛になってしまうのは、野菜に元々付着していた雑菌が野菜の中で繁殖した結果だと思われます。実は、野菜自体に食中毒菌が発生することはありません。

そうではなく、野菜の周りに付着する土などから食中毒菌が入り込み、腐った状態の野菜の中で繁殖しただけだと思われるのです。なので、清潔にしていればあまり食中毒にはなりにくいですが、明らかに腐った野菜を食べると、嘔吐や下痢に見舞われてしまうでしょう。

腐ったものを食べた時の対処法･応急処置

腐った物を食べて、腹痛や下痢になった時には、どんな応急処置をすればいいでしょうか？いくつかの方法をご紹介しておきます。

水分補給をする
吐きやすい体制で安静にする
おかゆなどを食べて栄養補給をする

腐った物を食べて食中毒の症状が出た場合は、出来るだけ早く病院に行くのがおすすめです。しかし、それが出来ないのであれば、先ずは水分補給をしてみましょう。そして、吐きやすい体制で安静にしておくのもおすすめです。

食べられるようであれば、おかゆなどを食べて栄養補給を開始するのも、早く元気になりやすいでしょう。

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腐った野菜の見分け方

では、野菜が腐ってしまった場合、どんなところを見て、腐っているか否かの判断をすればいいでしょうか？いくつかのポイントを解説していきます。

カビが生える

腐った野菜は、表面にカビが生えてきたり、カットしてみると中がカビだらけだったりします。カビが生えてしまった場合は、その部分を避けて使えばまだ使えますが、気になるようであれば捨てましょう。ちなみに、カビは少量であれば、食べても人体に悪影響はありません。

カビが繁殖している部分を出来るだけ取り除いて食べてみましょう。

変な臭いがする

腐った野菜から「変な臭い」がした場合は、あまり良くない状態なので、捨てた方がいいでしょう。特に、酸っぱいような臭いがした場合は、何らかの雑菌が入り込んで、腐食が進んでいる可能性は高いです。臭いもよく確認しながら、腐っているか否かの判断をしてみてください。

変色している

野菜をカットしてみて、内側が茶色や黒に変色している場合は、かなり腐敗が進んでいます。食べずに捨てるか、腐敗した部分だけを取り除いて食べましょう。変色しているところは、かなり柔らかい状態にもなっているはずです。

触ってみて、柔らかく感じた場合は、腐敗が周りの部分にも浸食し始めています。

水気が出ている

野菜を保存していて、水気が下に出てきている場合は、腐ってきていると思って間違いないでしょう。完璧に腐っているかどうかの判断は難しいですが、賞味期限を過ぎて、かなり経過している状態であるとは言えます。

なので、自己判断にはなりますが、野菜の中身をよく見て、食べられるところだけを食べるようにしてください。

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腐った野菜は加熱しても危険？

腐って変色しているような野菜は、加熱しても食べることは出来ません。なので、腐っていることが分かった場合は、出来るだけ早く捨てられることをおすすめします。ただ、前述しているとおり、腐った部位以外のところは普通に食べられる可能性が高いので、切り取って食べるようにしてみてください。

食べた後の梅干しで食中毒は予防できる？

殺菌作用があるものということで、真っ先に思い浮かぶのは「梅干し」です。なので多くの方が、腐った物を食べた後に梅干しを食べると、殺菌作用で解毒できると思ってしまいます。しかし、この方法はあまり効果が期待できないのでやめておきましょう。

ただ、お弁当などに梅干しを入れると、殺菌作用が働くので、この方法はおすすめです。