マルゲリータに使う葉っぱの名前|バジルの代わりになる代用品

ピザの中でも代表的なマルゲリータには、バジルがのっているのが定番ですが、なぜバジルなのでしょうか?マルゲリータの起源や由来、そしてバジル以外の代用品についても着目しました。今回は、

  • マルゲリータとはどんなピザ?
  • 使われる葉っぱの種類
  • バジルがない時の代用ハーブ

これらのテーマについて紹介いたします。

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マルゲリータとは?

マルゲリータはピザの種類の一つで、ナポリピザの代表的なものです。味はトマトベースに、モッツァレラチーズをのせるのが定番の組み合わせです。

由来・起源

マルゲリータが誕生したのは、1889年のことです。『マルゲリータ(Margherita)』という名前は、イタリア王ウンベルトⅠ世の王妃が由来と言われています。

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マルゲリータに使われる葉っぱはバジル

マルゲリータはトマトソースとモッツァレラチーズに加え、バジルの葉をのせます。バジルは香りがよく、焼いた後・食べる直前にのせることでフレッシュな状態で食べることができます。

“なぜマルゲリータにバジルをのせる?”という疑問についてですが、マルゲリータ王妃がバジルの緑色、モッツァレラチーズの白、トマトソースの赤をイタリアの国旗に見立てたためと言われています。

バジルがない時の代用ハーブ

マルゲリータを作る時バジルがない場合は、他のハーブで代用することもできます。マルゲリータに相性の良い食材を、いくつか紹介いたします。

ルッコラ

ルッコラは地中海沿岸が原産地と言われ、古代ギリシャや古代ローマ時代には既に食用として食べられていたと言われている歴史の長い植物です。

日本へはイタリア料理の普及と共に知られるようになり、現在では家庭菜園としても育てることのできる人気のハーブです。

強い香りがあり、味は少し苦味があるのが特徴です。ビタミンCやβカロテン・ビタミンEが豊富で、老化の原因とも言われる活性酸素を消すアンチエイジング効果があります。世界3大美女の一人であるクレオパトラもルッコラを食べていたと言われています。

クレソン

クレソンは元々ヨーロッパで食べられていた野菜で、日本には明治時代に伝来しました。当時は外国人用料理のために栽培されていたようですが、日本に西洋の食文化が広まると徐々に日本人もクレソンを消費するようになります。

クレソンは繁殖力が強いので栽培しやすいこともあり、その後一般的に食べられるようになりました。クレソンは緑黄色野菜に分類される野菜で、βカロテンなどガン予防効果のある栄養素が豊富に含まれています。

オレガノ

オレガノは地中海を原産とし、紀元前から用いられていたとされる歴史の古い植物です。古代エジプト時代には、ミイラの乾燥剤に使われていたという変わった過去があります。

香りが強く、味は少し苦味があります。お肉料理などに使われ、臭み消しの効果もあります。基本的には乾燥したオレガノが出回っており、スーパーでも簡単に手に入れることができますが、生のオレガノが料理に使われることもあります。

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ローズマリー

ローズマリーは地中海沿岸の原産です。紀元前1600年ほど前のメソポタミア文明時代のお墓から小枝が発見されており、相当古くから扱われていたと言われています。

料理や飲み物などの食用として用いられている他、ローズマリーエキスを使った化粧品なども開発されています。近年ではアンチエイジング効果抗がん効果もあることがわかっています。

タイム

タイムの歴史は古く、古代ギリシャ時代のヨーロッパが原産地とされています。料理用薬用として用いられ、ローマ時代にはタイムを浸し香りを付けた水を浴びることで勇気を鼓舞する文化があったそうです。

小さな葉が特徴的で、ピンク色の花を咲かせます。小さいながらもβカロテンやビタミンCが含まれており、かつては人の能力を高める働きがあると考えられていました。現代では主にお肉料理に使われています。

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まとめ

この記事をまとめると

  • マルゲリータの誕生は1889年!イタリア王妃のマルゲリータが名前の由来と言われている
  • バジル・モッツァレラチーズ・トマトソースの3色をイタリアの国旗にみたてている
  • バジルがない時の代用品には、タイム・オレガノ・ローズマリーなどがある

マルゲリータにはバジルをのせるのが定番ですが、ない時は他のもので代用も可能でう。香りが良いハーブの相性が良いので、是非お試しください。

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