冬はぶりが旬の季節です。脂がたっぷりと乗ったぶりはとろけるような食感でたまりませんよね。そんな大好きなぶりの刺身をスーパーで買ってきたら、何だか生臭いなと感じたことがある方も多いかと思います。そこで今回は
- ぶりの生臭さの原因
- ぶりの刺身の臭みを取る方法
- ぶりの刺身を美味しく食べるためのポイント
スポンサードリンク
目次
|
|
ぶりの刺身、臭みの原因とは?
冬になると脂が乗り刺身で食べると美味しいぶりがスーパーで出回ります。しかし、買ってきたものを家で食べるとどうしても生臭さを感じることが多いですよね。ぶりの刺身が臭い原因とはいったい何なのでしょうか。ぶりの刺身を美味しく楽しむために、原因と対応方法について解説していきます。
原因はトリメチルアミン
ぶりの刺身が生臭く感じるのは「トリメチルアミン」という成分が原因です。トリメチルアミンは魚の内臓や血肉に含まれる魚の旨味成分である「ジメチルアミン」を微生物が分解しながら繁殖することで発生します。時間の経過とともに細菌が増殖し、あの嫌な生臭さを発生させるのです。
スポンサードリンク
ぶり刺身の臭み取り!簡単に美味しくなる方法!
買ってきたぶりの刺身が生臭くても、美味しく生まれ変わる方法があるのはご存じでしょうか?とても簡単な工程を行うだけで、美味しく生まれ変わります。残念なぶりの刺身を買ってしまった方はぜひ試してみてください。
まずはさっと水洗い
ボウルに冷水をはり、その中でぶりの刺身をさっと水洗いします。水にさらす時間は長くても5秒程度でザルに上げ、キッチンペーパーで余分な水分をふき取ってください。たったこれだけで臭みはほとんど消えるでしょう。少し水っぽくなってしまうのでは?と心配になるかもしれませんが、そんなことはありません。たったこれだけの手間で臭みが消えるので、試してみる価値はありますね。
塩と日本酒がポイント
さらに美味しく食べたいという方は、塩と日本酒を用意してもうひと手間加えてみてください。先ほどの水気を切った刺身をボウルに入れ、日本酒(小さじ1程度)と塩(ふたつまみ)をまぶします。軽く揉んだあと、再びキッチンペーパーで余分な水分をふき取れば完成です。塩と日本酒で揉むことで臭みが消えるだけでなく、ぶりの旨味が引き立つのでさらに美味しくなります。
どんな魚にも使える!
紹介した2つの方法は、ぶりだけでなくマグロやサーモンなど、どんな魚にも使えます。特に塩と日本酒で揉む方法は、スーパーの刺身でもクオリティが数段アップするのでオススメです。日本酒がない場合は料理酒で代用もできます。家にあるもので簡単に驚くほど違いが実感できるので、1度試してみてくださいね。
スポンサードリンク
ぶり刺身をもっと美味しくするポイントは?
せっかくの脂が乗ったぶりの刺身をもっと美味しくするポイントがあります。水洗いのタイミングと使用する調味料を変えるだけで、より美味しいぶりの刺身が食べられるポイントを紹介します。
買ってきたらすぐに水洗い
美味しそうなぶりの刺身を買ってきたら、すぐに水洗いすることがポイントです。食べる直前の水洗いでも十分に臭みは取れますが、すぐにやっておくことで雑菌の繁殖を最小限にできます。雑菌は時間の経過とともに増殖するので、より美味しく楽しみたいという方は、買ってきたらすぐに水洗いすることをオススメします。
酒は日本酒を使用する
もう1つのポイントは、日本酒を使用することです。家にある料理酒でも臭みとりには十分効果的ですが、美味しさを求めるなら日本酒を使いましょう。日本酒を使うことで臭みがとれるだけでなく、味が丸くなり、ぶり本来の美味しさを楽しめます。
スポンサードリンク
まとめ
今回は「ぶりの刺身が生臭い原因と対応方法」について紹介しましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- ぶりの刺身が臭い原因は「トリメチルアミン」
- 「トリメチルアミン」は時間の経過とともの増殖する
- さっと水洗いするだけで生臭さを軽減できる
- 塩と日本酒で揉めば、ワンランクアップしたぶりの刺身を味わえる
今回紹介した方法は、お近くのスーパーで買ったぶりの刺身でも家で簡単にワンランクアップした美味しいぶりを味わえます。マグロやサーモンなど他の魚にも使える方法なのでぶりに限らず刺身を食べる際は、ぜひ試してみてくださいね。
スポンサードリンク