皆さんの中にはピザを食べたあとにお腹を壊してしまう方はいませんか?人によってはピンとこない人がいるかもしれませんがピザを食べた後というのは、実は結構な人が腹痛を引き起こしてしまうというデータがあります。
今回の記事では、ピザを食べた後に腹痛や下痢を引き起こしてしまう原因について解説していきたいと思います。
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ピザを食べると下痢になる原因は?
では早速ピザを食べると腹痛や下痢になってしまう原因について解説していきます。実はピザを食べると下痢や腹痛になる原因というのはたくさんあり、その中でもいくつかピックアップして紹介していきたいと思います。
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食物不耐症
食物不耐症という言葉はあまり聞きなじみのない言葉だと思いますので、イメージが辛いと思いますが、ある食べ物に対して消化する力がないことで下痢や腹痛を引き起こしてしまうものです。
例えば牛乳を飲んだ後にお腹を壊してしまう人がいるというのは皆さんもご存知ですよね。これは牛乳に含まれる乳糖を分解する力がない「乳糖不耐症」の症状です。ピザの場合でも様々な食材が食物不耐症の原因になる可能性があります。
グルテン不耐症
ピザ生地には小麦粉が使われていますが、小麦粉に含まれるグルテンという成分に不耐症を持つ人がいます。小麦粉に含まれるグルテンはアレルギーのように激しい症状は起こさないまでもなんとなく体がだるい、お腹が痛いなどの症状を引き起こしてしまう可能性がある食品として注目を集めています。
グルテンはもともと消化できる人であっても消化に時間がかかり、なおかつ消化管の壁に張り付いてしまうので消化そのものの働きを鈍くしてしまう可能性があります。結果的に消化不良を起こし下痢や腹痛の原因になってしまうのです。
乳糖不耐症
グルテンの他にもピザにはチーズがたっぷり使われていますよね。特にピザに多く使われるモッツァレラチーズには乳糖がたくさん含まれています。先ほども紹介しましたが乳糖を消化できない乳糖不耐症の人もチーズがたっぷり含まれているピザを食べてしまうと消化しきれずにお腹を壊してしまう可能性があります。
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食物アレルギー
ピザには以下のような食物アレルギーを引き起こす可能性のある食品が使われる可能性があります。
- 小麦粉
- 甲殻類(エビ・カニなど)
- 乳製品(チーズなど)
- バナナ
- ナッツ類
アレルギーの原因となる物質は全てタンパク質であり、それが含まれている食品を食べて口や唇がピリピリしたり、全身に発疹や蕁麻疹が出てくるなどの症状がある場合は一度病院で検査することをお勧めします。
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単純な食べ過ぎ
ピザはどうしても大きなサイズで提供されがちなので、食べ過ぎになりやすい料理でもあります。そして小麦粉に含まれるグルテンやチーズ、サラミなど脂質が多い食品がたくさん含まれているので消化に時間がかかってしまいやすいのです。
元々お腹が強く、下痢になりにくい人であってもピザを一度にたくさん食べてしまうと消化不良を起こして下痢になったり、お腹が張って苦しくなるということがあるようです。
一度にたくさんのピザを食べてしまうと、下痢や腹痛よりも胃のムカムカや吐き気などを引き起こす可能性もあります。
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塩分の影響
ピザは塩分量の多い料理でもあります。ピザ生地にも少量でありますが塩が入っていますし、ピザのソースやチーズの中にも塩が含まれています。塩分を体に取り込むと体の塩分濃度が上昇します。体に必要な塩分は分解されて体に吸収されていきますが、それ以外の不要な塩分は体の外に出さなければならなくなります。
しょっぱいものをたくさん食べた後に水分が欲しくなった経験はありませんか?これは体内の塩分濃度が高くなってしまったため、塩分濃度を下げるために水分と同時に塩分を出すように脳が身体に働きかけているためです。
この状態の時にたくさんの水分を飲んでしまうと、水分量が単純に多くなることや浸透圧によって腸で水分を吸収しにくい状態になってしまうので下痢を引き起こしやすいとされています。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- ピザは下痢や腹痛を引き起こしやすい食材といえる
- 食物不耐症、食物アレルギー、単純の食べ過ぎ、塩分の影響など様々な原因がある
- 一度にたくさんのピザを食べてしまうと腹痛を引き起こしてしまいやすくなるので注意しよう
- 食物不耐症や食物アレルギーの場合体に重篤な症状が出る可能性があるので気になったら早めに医療機関に相談しよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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