赤ちゃんが初めて食べるご飯である離乳食は、赤ちゃんの成長にとってなくてはならないものです。離乳食は口から栄養を摂取するためだけでなく、食事の習慣づくりのためにとても大切です。
離乳食といえばは様々な種類がありますが、どの時期にどのようなものを与えたら良いかいまいちよくわかりませんよね。
今回の記事ではパンを使ったお粥であるパン粥はいつ頃から与えても良いのか、パン粥に牛乳を加えていいのはいつ頃なのか、パン粥を与える時の注意点やおすすめの食パンについて解説していきたいと思います。
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目次
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パン粥はいつから食べさせてもいいの?
6カ月ごろが目安
パン粥は大体生後6カ月前後の離乳食初期の頃から与えても良い食べ物です。離乳食を開始して一か月過ぎたあたりから、「ごっくん」がしやすいとろとろのパン粥を試してみましょう。
食パンの耳を除いた白い柔らかい部分を細かく刻むか、あらかじめ冷凍したものを載せて金で細かくすりおろして水やら野菜スープで煮込むと良いでしょう。
7~8カ月頃のパン粥
ポタージュ状の離乳食が上手に飲み込めるようになってからは、舌でつぶせる程度の食感を残して舌と上顎でモグモグできるような硬さに設定してあげるのが良いでしょう。パンの耳を除いた白い柔らかい部分を1cm角ほどにちぎるか刻んで、水か野菜スープで煮込んで作ります。
アレルギーなどの心配がなく食べてくれるようであれば、バナナやほうれん草、大根のペーストを合わせて色々な味を試してみても良いでしょう。
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なかなかパン粥をたべないときのポイント
赤ちゃんは口の中がとても敏感なので、慣れ親しんだ味でないと食べてくれないこともあります。なので初めてパン粥を食べる時になかなか食べ進まない時は、今まで飲んでいた粉ミルクを少し足してあげると良いでしょう。
慣れ親しんだ味であれば、赤ちゃんはびっくりせずにしっかり食べてくれますよ!
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パン粥に牛乳を使っていいのはいつから?
パン粥に牛乳を使って良いのは生後7~8カ月ごろからと言われています。ただし牛乳のアレルギーがないかを必ずチェックしてから、牛乳でつくったパン粥を与えるようにしてください。
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気を付けるべきポイント
パン粥を与える際に注意すべきポイントについて解説していきたいと思います。
パンの種類と食べさせる頻度に注意
離乳食は糖分や油分、塩分が少ない柔らかい食パンが向いています。胚芽パンなどは栄養がたっぷりだからということで与えてしまいがちですが、固くて消化に悪いため、お腹を壊してしまう可能性があります。離乳食完了期まで待つようにしましょう。
パンは比較的原材料がシンプルな食パンであっても、バターやマーガリンなどが使用されているので塩分量や脂質が高くなりがちです。おかゆやご飯に比べてどうしても塩分量や脂質が高くなってしまいますので、主食の基本はお粥にして、時々パン粥を与えるというペースにすると良いでしょう。
アレルギーに注意が必要
市販のパンには小麦以外に卵や牛乳など複数のアレルゲンが含まれていることがありますので注意が必要です。それぞれのアレルギーに心配がないことを確認してからパン粥を与えるようにしてください。小麦に関しては小麦製品の中でも小麦粉と塩・水だけを原材料としているうどんを先に試しておくという手段もあります。
牛乳を使ったパン買いに関しても注意が必要で、一度にたくさんの牛乳を与えてしまうとアレルギー症状が出てしまう可能性があります。
初めて食べさせるものに関しては、平日の昼間に与えるようにして、一日一回ひとさじから始め、アレルギー症状が出ていないか赤ちゃんの様子を確認しながら様子を見て与えてください。平日の昼間に与える理由としては医療機関にすぐに相談できるからです。
食品添加物にも注意が必要
市販のパンの多くは日持ちさせたり、食味を良くするために食品添加物が多く使われています。食品添加物の安全性についてはかなり気になるところだと思います。
食品添加物の安全性に関しては厚生労働省のサイトで公開していますが一切未満の赤ちゃんに対する食品添加物の影響は検討されていないという現状があります。もし食品添加物が気になるのであれば、赤ちゃん向けに作られているパンを選ぶと良いでしょう。
赤ちゃんに向けに作られているベビーフードは、厚生労働省が出しているベビーフード指針の規則によって作成されていますので赤ちゃんにも安心して与えることができます。
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パン粥にはパスコの超熟がおすすめ
数多く販売されている食パンの中でも敷島製パン株式会社(パスコ)から販売されている「超熟」は離乳食に非常に向いていると言われています。
「超熟」が離乳食に向いている理由は?
超熟は「大事な人の、毎日に。」というキャッチコピーがありますが、そのキャッチコピーの通り体に悪影響を与える素材を使わない、余計なものが一切入っていないという特徴があります。
超熟は「小麦粉、米粉、パン酵母、バター入りマーガリン、砂糖、食塩」といった非常にシンプルな素材だけで作られており、余計な添加物や保存料などが含まれておりません。
その他にも超熟は非常にシンプルな味わいでどんな食材とも合わせることができ、味覚が敏感な赤ちゃんでも食べやすいように日頃から慣れ親しんだ粉ミルクの味を引き立ててくれます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- パン粥を与えて良いのは6カ月前後の離乳食初期
- パン粥に牛乳を加えて良いのは7~8カ月頃で、アレルギーが出ないかを確認できた後にすること
- 食べさせる頻度や量に注意しよう
- アレルギーには細心の注意を払おう
- パン粥にはパスコの超熟が向いている
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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