らっきょう漬け(甘酢・酢漬け)の賞味期限・保存期間|開封後は何日?

らっきょうは漬けることで長期保存できる野菜ですが、酢漬けや塩漬け、醤油漬けにしたらっきょうはどれくらい日持ちするのでしょうか?今回は、

  • らっきょう漬けの日持ち
  • 腐るとどうなる?見分け方と原因
  • らっきょうの栄養と効果・効能
  • らっきょう漬けの保存方法

この3つのテーマについてご紹介いたします。

スポンサードリンク

らっきょう漬けの賞味期限はどのくらい?

らっきょう漬けとは、塩漬けや甘酢漬け、醤油漬けなど漬け込んだ料理です。らっきょう漬けの日持ち日数の目安は、常温・冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。

塩らっきょうの日持ち
  • 常温保存…約1年
  • 冷蔵保存…約1年
  • 冷凍保存…約10年

らっきょう漬けは常温保存も可能で、常温・冷蔵共に1年ほど日持ちします。塩やお酢の殺菌効果により長期保存が可能で、更に長持ちさせたい時は冷凍保存もOKです。冷凍すれば10年ほど日持ちすると言われています。

塩漬けの場合、使用する塩の量はらっきょうの約10%で、塩の殺菌効果により長期保存が可能です。

スポンサードリンク

らっきょう漬けは腐るとどうなる?

らっきょう漬けは腐るとどうなるのでしょうか?腐ったらっきょう漬けの特徴や、まだ食べられるらっきょう漬けの特徴について確認してみましょう。

腐ると…
  • 黒く変色している
  • ぬるぬるとしたぬめりがある
  • 腐敗臭がする
  • カビが生えている

らっきょうは元々真っ白な色をしていますが、傷み始めると カビが生え きます。部分的にカビていれも、中などに カビの胞子が浸透している場合もある ので廃棄しましょう。

また、らっきょう特有のねぎのような香りの他に 変な臭いがする こともあります。 黒く変色しているのもアウト です。

まだ食べられるらっきょう漬けの見分け方

らっきょう漬けが腐っているのかどうなのか、わかりにくいらっきょうを見分けるポイントを見てみましょう。

 酸っぱい香りがする

 発酵している

らっきょうを付けると酸っぱい香りがすることがありますが、これは発酵しているサインです。発酵しても食べられるの?と思うかもしれませんが、発酵したらっきょうは旨味が増しています。問題なく食べられるので安心してください◎

らっきょう漬けが腐る原因

らっきょう漬けが腐りやすくなる原因を3つ見てみましょう。

 漬ける際の容器が殺菌不足だった

 漬ける際の塩分不足だった

漬けらっきょうにする時は、❶容器の殺菌を徹底する ❷十分な塩分を加える ことが大切です。塩分は殺菌効果があるので、どちらかが欠けていると容器の中でカビが生えてしまいます。漬ける際はこの2つを徹底しましょう!

スポンサードリンク

らっきょう漬けを長持ちさせる保存方法

らっきょう漬けの常温保存・冷蔵保存・冷凍保存それぞれの方法は下記になります。

常温保存

らっきょう漬けを常温保存する場合は、1年程度日持ちします。夏場は冷蔵庫に入れた方が安全です。

常温保存
  • 風通しが良く涼しく、直射日光の当たらない場所で保存する

冷蔵保存

らっきょう漬けを冷蔵保存する場合も、1年程度日持ちします。 冷蔵庫に入れた方がシャキシャキ感が持続しやすい です。

保存のコツ
  • よく煮沸消毒した容器を使用する
  • らっきょうを取り出す時は乾いた清潔な箸を使う
  • ふたを開けっぱなしにしない

らっきょうを入れる容器をしっかり消毒しておくことが、長持ちさせるポイントの一つです。容器が汚れていると、漬けている間に菌が繁殖してしまいます。

冷凍保存

らっきょう漬けは冷凍保存することで10年近く日持ちすると言われています!

冷凍保存
  • 密閉袋に入れて空気をしっかり抜くこと!

らっきょう漬けの栄養と効果

栄養

らっきょうに含まれる食物繊維の含有量はトップクラス、刺激成分である硫化アリルも豊富に含み、薬理効果を持ちます。

  • 食物繊維:食物繊維は、植物の細胞壁を構成する、人間の消化酵素では消化できない成分とされています。食物繊維は、植物しか作り出すことしか出来ず、水に溶けるか溶けないかで種類が分かれます。人間の腸内環境を整える免疫力改善等の働きがあります。
  • 硫化アリル:硫化アリルは、抗酸化作用や抗がん作用があるにんにくやねぎ類のツンとする香り成分です。抗菌作用も持ち体内に入った細菌の駆除効果だけではなく、血中のコレステロールの低下や肝臓の解毒補助を担う栄養素です。

スポンサードリンク

効果・効能

らっきょうの栄養はあまり知られていませんが、おいしいだけではなく私たちにたくさんの健康作用を与えてくれます!

効果効能
  • 便秘解消
  • 高血圧の予防・改善 ・むくみ解消
  • 血液サラサラ
  • 免疫力アップ・疲労回復
  • がん予防
  • 美容・美肌

らっきょうは食べ過ぎると下痢・腹痛に?

らっきょうには食物繊維が多く含まれているため、食べ過ぎると下痢や腹痛などの症状が出ることがあります。食物繊維は適量であれば腸内環境を整えて便秘解消効果を発揮しますが、過剰摂取すると逆効果となってしまうのです。

しかし、らっきょうには体にうれしい健康効果も複数あります。らっきょうに含まれる栄養成分やそれによる効果、食べ過ぎた時のデメリットについて下記記事で紹介しています。あわせてチェックしてみましょう。

妊娠中(妊婦)でも食べられる?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“らっきょう”は妊婦さんにもオススメの野菜なんです!その理由は、らっきょうに含まれる栄養素の“食物繊維”“カリウム“、“ビタミンC”にあります。

スポンサードリンク

まとめ

この記事をまとめると

  • らっきょう漬けの日持ち日数は、常温:約1年 / 冷蔵:約1年 / 冷凍:約10年
  • らっきょう漬けを長持ちさせるコツは容器の殺菌消毒!

らっきょうは漬けておくと常備菜として重宝し、常温でも1年ほど日持ちするので是非作ってみてください。

スポンサードリンク