タイカレーは日本でも人気のタイ料理ですが、その中の「マッサマンカレー」という種類を知っていますか?あまり聞きなれないカレーですが、上品な甘みがあると人気のカレーなのです。よく知るグリーンカレーとは、どんな違いがあるのでしょうか?今回は、
- マッサマンカレーとは?
- グリーンカレーとの違い
これらのテーマについて紹介いたします。
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マッサマンカレーとはどんなカレー?
“マッサンマンカレー”とはタイカレーの一つで、別名『ゲーン・マッサマン』とも呼ばれています。「ゲーン」とはタイカレーを表すタイ語で、現地ではタイカレーと言われていません。
マッサマンカレーは、アメリカの情報サイト「CNNGo」が2011年の“世界で最も美味しい50種類の食べ物”の中で第1位に選んだことから人気となりました。
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特徴
マッサマンカレーは鶏肉や豚肉・牛肉などのお肉とじゃがいもをホロホロに煮込み、スパイスにはカルダモン、シナモン、クローブなどを使用しています。スパイスの辛味もありつつ、上質な甘みを持つマッサマンカレー。
マッサマンカレーは、タイ南部のイスラム教を信仰していた人々に食べられていたもので、タイ全域で食べられているものではありませんでした。
日本ではあまり知られていない「タマリンド」という果実を入れているのもマッサマンカレーの特徴です。タマリンドとはタイやインドでよく使用されるフルーツで、甘酸っぱく少しクセのある味をしています。
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意味
マッサマンカレーの「マッサマン」とは、「ムスリム」という意味を持つと言われています。イスラム教信仰者の食べ物であったことが、この名前の由来となっているようです。
グリーンカレーとはどんな食べ物?
グリーンカレーは、青唐辛子を使った緑色のカレーです。青唐辛子の刺激的な辛味とココナッツミルクの甘みが美味しいタイカレーの代表です。
マッサマンカレーよりも使用するココナッツミルクは少なく、辛味がしっかりと感じられます。使用するスパイスは、コリアンダーやクローブ、クミンなど様々です。
具材は鶏肉やナスを使うことが多く、日本でもペーストや缶詰が数多く販売されています。
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タイカレーの種類
タイカレーはグリーンカレー以外に、レッドカレーとイエローカレーが主な種類です。
- レッドカレー…赤唐辛子を使った赤色のカレーで、唐辛子は乾燥させていから使います。タイの赤唐辛子にはほんのりとした甘みもあり、まろやかさを持っています。こちらもココナッツミルクと合わせることで、後味マイルドな仕上がりに。
- イエローカレー…ターメリック(ウコン)で味付けをしたカレーで、甘みのあるクローブやカルダモンといったスパイスと合わせて作ります。具材には、鶏肉とじゃがいもを入れることが多いです。
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タイカレーの特徴やインドカレーの違いについて、上記記事で紹介しています。あわせてチェックしてみましょう!
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まとめ
この記事をまとめると
- マッサマンカレーはアメリカの企画で世界で一番美味しい食べ物第1位に選ばれたタイカレー
- 特徴と人気の秘密は辛味に加え上質な甘みを持っていること
- 元々はタイ南部のイスラム信者の食べ物だったと言われている
- グリーンカレーは青唐菓子をベースとしたタイカレー
マッサマンカレーは日本ではまだ馴染みがありませんが、アメリカの企画をきっかけに世界的に人気となったタイカレーの一つです。輸入食品店にはペーストがある可能性もあるので、見かけたら是非お試しください。
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