大根は冬が旬でおでんやぶり大根などにすると美味しいですよね。でも根の部分だけしか使わないって方がすごく多いです。
そこで今回は大根の葉っぱに注目して大根の葉となすを使った炒め物のレシピをお伝えしていきます。
- 大根の葉の栄養について
- 大根の葉のアク抜き方法
- 大根の葉となすを使った炒め物のレシピ
この記事を読んでいただき、大根を存分に楽しんでくださいね(^^♪
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目次
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大根の葉ってどんな食材
そもそも大根の葉はどんな野菜なのでしょうか?特徴や栄養をみていきましょう。
大根の葉の主な栄養素
大根の葉は、根には含まれていない栄養素もあります。葉に含まれている栄養素は、βカロテン、ビタミンK、ビタミンC、カルシウム、カリウム、鉄分などになります。
βカロテン、ビタミンCは美肌に欠かせない栄養素です。カルシウム、鉄分は骨や血液に欠かせない栄養素です。特に鉄分は貧血が気になる方は積極的にとりたい食材ですね。
カリウムは、むくみを軽減する働きがあります。大根の葉には、女性に欠かせない栄養素がギュッと詰まっていますね。
茹でると栄養素がアップする栄養素がある
生大根の葉と、茹でた大根の葉を比べて栄養価がアップするのは、βカロテン、ビタミンK、ビタミンEになります。
βカロテン | ビタミンK | ビタミンE | |
生大根の葉 | 3900ug | 270mg | 3.9mg |
茹でた大根の葉 | 4400ug | 340mg | 4.9mg |
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大根の葉の臭み・苦味の原因
大根の葉には、独特の苦味やえぐみがあります。臭みや苦味の原因をみていきましょう。
アクが原因
大根には、苦味成分のシュウ酸が含まれています。根の部分は、シュウ酸が少なくなるよう品種改良が進められました。
けれど、葉の部分には品種改良が加えられていないので、シュウ素が多く苦味が多いのです。
アクってそもそもなに?
アクは野菜が外敵から身を守るための、防衛本能から出たものといわれています。畑にいるときに、虫や野生の動物に食べらないように苦味成分を出しているそうです。
大根の場合、土に根をはっている部分と土の上に出ている葉っぱとでは、葉の方が虫になどに食べられる機会が多いので、身を守るために葉の方が苦くなるのでしょう。
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大根の葉のアク抜き方法
大根の葉の食べ方について詳しく見て見ましょう。
生食はNG
大根の葉を生で食べるのはやめましょう。なぜなら、先ほども述べたように大根の葉っぱには農薬がついているからです。ですので生食はやめましょう。食べる場合は、あく抜きをしてください。
あく抜きの方法
大根のあく抜き方法はお湯を茹でて、塩を1つまみいれて茹でるだけです。あく抜きした大根の葉っぱは煮物や炒め物などさまざまなところで使うことができます。
材料
- 大根の葉適量
- 塩適量(一つまみほど)
- 湯適量
- 大根の葉は、7~8mm長さに切る
- 鍋でお湯を沸かし、塩を一つまみ入れ、沸騰したら刻んだ大根の葉を入れ1分ほど茹でる
- 湯を切って冷水にさらし、ぎゅっと絞って水気を切る
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大根の葉とナスの甘辛炒め
材料(2人分)
- なす…2本
- 大根の葉 (下茹でしてあく抜きしたもの)ひとつかみ
- 千切りの生姜 少々(お好みで)
- 赤とうがらし…1本
- ごま油 大さじ1.5
- 砂糖大さじ1.5
- しょうゆ 大さじ1
- 塩 軽くひとつまみ
- なすはへたを落として乱切りにし、水を入れたボウルに入れて10分ほどさらし、あく抜きをする
- とうがらしは種を除いて細い輪切りにする
- フライパンにごま油大さじ1を熱して、とうがらし、生姜の千切り、なすを加えて中火でしんなりとなるまでいためる
- 大根の葉を入れ、すべての調味料を入れ弱火で7〜8分炒めたら完成
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