ミルクプロテインを飲むタイミングはいつがベスト?他の物との違い

外に出かける機会が少なくなっている中、ジムに通って運動をする人が増えています。運動で体を鍛えることと同じくらい大切なのが食生活。

特に筋肉にとって大切な栄養素であるたんぱく質は、摂取のタイミングと方法がとても重要になります。

今回は、こちらについて詳しく解説します。

スポンサードリンク

ミルクプロテインとは

牛乳や乳製品に含まれるたんぱく質

牛乳や乳製品に多く含まれる栄養素の１つであるたんぱく質は、

• ホエイプロテイン
• カゼインプロテイン

の2種に分類することが出来ます。ミルクプロテインとは、この2種のプロテインの総称を指します。

2種のプロテインは性質に違いがあり、体内へ吸収される速度や摂取すべきタイミングも異なるためしっかりと違いを認識しておく必要があります。

なお、ホエイプロテインとカゼインプロテインの違いについては、後ほど詳しく解説します。

他のプロテインよりも吸収が早い

現在最もメジャーなプロテインであるミルクプロテイン。しかし、過去の主流は体内への吸収速度が穏やかであるという特徴を持つ、大豆から抽出したたんぱく質であるソイプロテインでした。

ソイプロテインと比べ、ホエイプロテインは体内への吸収速度がとても早く、摂取して2時間後には胃を通じて体内へと吸収されます。

このことから、ミルクプロテインは他のプロテインと比較して即効性があると評価されているのです。

スポンサードリンク

プロテインの他の種類

ミルクプロテインを含めて、特に一般的なプロテイン3種についてそれぞれ解説していきます。

ホエイプロテイン

ホエイプロテインは、ミルクプロテインの一種です。母乳に似た成分を持っており水に溶けやすい水溶性のたんぱく質であり、主な特徴としては他のプロテインと比較して低カロリーであることと吸収速度がとても速いことです。

カゼインプロテイン

カゼインプロテインは、ホエイプロテイン同様に牛乳から抽出されるたんぱく質ですが、その違いは水に溶けにくい不溶性のたんぱく質であることです。チーズやヨーグルトを固形化するために必要な成分でもあり、溶けにくいが故に体内への吸収速度も7～8時間と遅くなっている特徴を持ちます。

ソイプロテイン

その名の通り大豆（ソイ）から抽出された植物性のプロテインです。こちらもカゼインプロテイン同様に吸収速度が遅いことが特徴ですが、その分腹持ちが良くダイエット向きのプロテインとしても知られています。

ソイプロテインを使用した食品は粉っぽさが目立ったりクセのある香りがするものが多かったものの、現在は改良が重ねられ以前と比べると食べやすく美味しい食品が増えてきました。

スポンサードリンク

ミルクプロテインはお腹を壊す？

若干お腹が緩くなりやすい

いいことずくめのミルクプロテインですが、摂取量を増やすと一時的にお腹が緩くなりやすい特徴を持っています。これは、ミルクプロテインに含まれる乳糖が原因となっている可能性があります。

乳糖を消化するには、体内に乳糖を分解する酵素が必要となりますが、日本人の約半分がこの酵素を持っていないため結果としてお腹が緩くなってしまうのです。

スポンサードリンク

ミルクプロテインを飲むタイミングとは？

プロテインを摂取するタイミングは人それぞれですが、ミルクプロテインについては摂取すべきタイミングが常に研究されています。

現在は、以下のタイミングでのミルクプロテインの摂取がおすすめとされています。

運動直後

スポーツやジムでの運動が終わった後に摂取したいのが、ホエイプロテインです。吸収速度の速いホエイプロテインであれば、筋肉を酷使した直後の体にしっかりとエネルギーを補給することが出来るでしょう。

寝る前

眠る間にも成長すると言われている人間の体。当然、成長するためには栄養素が必要です。スポーツやトレーニングによって傷ついた筋肉に、睡眠中にも栄養を与えるには緩やかな吸収速度が特徴的なカゼインプロテインを摂取すると良いでしょう。

スポンサードリンク

まとめ

いかがだったでしょうか。プロテインと言っても様々な種類があり、摂取するべきタイミングも異なることが判りました。

日頃の運動や生活スタイルにあったミルクプロテインを選択出来ると、より健康に近づくことが出来るようになるでしょう。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。

スポンサードリンク