ペコリーノチーズの代用品|食べ方・何が代わりになる?味はまずい?

世界各国には数多くのチーズが存在しますが、イタリア産のハード系チーズに「ペコリーノチーズ」というものがあります。塩気が強く美味しいチーズですが、他のチーズではどんなもので代用できるのでしょうか?今回は、

  • ペコリーノチーズとは?
  • 代用にオススメのチーズ
  • 妊娠中に控えた方が良いチーズの種類は?

これらのテーマについて紹介いたします。

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ペコリーノチーズとはどんなチーズ?

特徴

ペコリーノチーズは、羊乳を原料としたイタリア産のチーズです。硬いハード系チーズに分類され、イタリアではなんと2,000年も前から食べられており、「イタリア最古のチーズ」と言われています。

「ペコリーノ」という名前は、イタリア語で羊を意味する言葉が由来となっています。形は直径20〜30cmほどの円形で、沢山の塩を練りこんで作られます。

羊乳を使っていることや、熟成期間が長いため匂いが強いのが特徴で、食べ慣れていない人は”臭い”と感じることも多いようです。

どんな味?まずい?美味しい?

ペコリーノチーズは塩気が非常に強く、そのまま食べるとかなりしょっぱい味をしています。塩が沢山加えられているのは長期保存を目的としているためです。

食べ方

ペコリーノチーズは塩気がかなり強いチーズなので、そのまま食べる場合はワインなどのお酒と一緒に食べられることが多いです。

イタリアには夕食前にお酒を飲みながらつまむ「アペリティーヴォ(aperitivo)」という文化があり、お酒と一緒にチーズを食べる習慣があります。

料理に使う場合はリゾットやパスタに加えたり、すりおろして粉チーズとしてサラダにかけたりして食べる方法があります。

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ペコリーノチーズの代用チーズは?

ペコリーノチーズが手に入らない時は、他のチーズで代用することもできます。ペコリーノチーズに似た代わりになるオススメチーズを、いくつかご紹介いたします。

パルミジャーノ・レッジャーノ

“パルミジャーノ・レッジャーノ”は、北イタリアを原産とするチーズで、主にすりおろしてサラダやパスタなどにかけて食べられています。「イタリアチーズの王様」と呼ばれるほどポピュラーなもので、しっとりした食感でコクがあります。

ペコリーノチーズと同じハードタイプに分類されるチーズで、ペコリーノチーズほど塩気は強くありません。800年以上も前からほとんど変わらない品質で製造されている、歴史の長いチーズです。

パルメザンチーズ

“パルメザンチーズ”は、イタリア産のチーズとして有名な『パルミジャーノ・レッジャーノ』と同じナチュラルチーズの一つです。日本では別名『粉チーズ』とも呼ばれ、産地や熟成期間の縛りはなく、実はアメリカで誕生したチーズです。

発酵しているため独特な匂いがあり、その匂いが好き嫌いが分かれる理由と一つとなっています。スーパーなどで手軽に手に入れることができます。内容量はあまり多くありませんが、価格は300円前後です。

粉チーズはパルミジャーノ・レッジャーノとよく似ていますが、粉チーズには他のチーズも使用されていて別物になります。

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妊娠中(妊婦)でも食べられるチーズは?

妊娠中の食事には食べても良いもの・控えた方が良いものがありますが、“チーズ”はその種類によって注意した方が良いものと安全なものがあります。

控えた方が良いチーズの理由としては、 殺菌処理されていない場合、『リステリア菌』や『トキソプラズマ菌』による食中毒となる可能性がある ためです。

日本製のチーズは、製造過程で殺菌処理されているのでリステリア菌やトキソプラズマ菌に関しては安全なのですが、外国産のものは未殺菌乳を使用しているものがあるので注意しましょう。詳しいチーズの種類や妊娠中への影響については、下記記事で紹介しています。

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まとめ

この記事をまとめると

  • ペコリーノチーズの特徴は、イタリア産・塩気が強い・羊乳を使用している・ハードタイプ
  • 食べ方としては、そのまま食べるとしょっぱいので削ってサラダやパスタにかけるのがオススメ
  • ペコリーノチーズはイタリア最古のチーズとも言われる!
  • 代用チーズにオススメなのは、パルミジャーノレッジャーノ、パルメザンチーズなど

日本で本格的な外国産のチーズを販売している場所はあまりありませんが、ペコリーノチーズは他のチーズでも代用することができます。サラダにちょっとかけるだけでも美味しくなるので、ぜひお試しください。

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