純ココアの使い道は?調整ココアとは?お菓子作りに使うときの注意点

皆さんはココアをつかったお菓子はお好きですか？ココアは独特の風味が特徴的で、お菓子に使うことでふんわりとチョコレートのような香りをお菓子全体に付与することができるとても優秀なアイテムです。

そんなココアですが販売してあるココア製品には純ココアと調整ココアという種類があります。ココアを使ったお菓子作りをしたいけれどどのココアを選べばよいか分からないという人のために、今回の記事では純ココアと調整ココアの違いについて解説していきたいと思います。それぞれ得意な使い道と不得意な使い道というものがありますので、ぜひこちらの記事を参考にしてココアの使い方をマスターしてくださいね！

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純ココアって？

ココアはチョコレートの原料と同じ「カカオマス」というものです。カカオマスとはチョコレートを製造する過程においてカカオ豆を発酵・乾燥させた後に炒ってすりつぶしたものを言います。

このカカオマスにはカカオバターという脂肪分がたっぷり含まれており、カカオバターを含んだ状態で砂糖や乳製品を加えて加工されたものがいわゆるチョコレートになります。

一方でカカオマスからカカオバターを取り除き、粉末状にしたものをココアと呼びます。つまりこのカカオマスからカカオバターを取り除きそのまま何も手を加えていないものを純ココアというのです。

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純ココアと調整ココアの違い

純ココアとはカカオマスからカカオバターを取り除いて何も手を加えていないものという説明を行いましたが、一方で調整ココアというのは純ココアに砂糖や脱脂粉乳などを加えたものを言います。一般的にミルクココアとして販売されているものは調整ココアになるということですね。

調整ココアはお湯や牛乳を加えて混ぜることで、ココアドリンクとして飲めるように作られたものです。味や風味、甘さはメーカーによって様々ですが非常に手軽にココアドリンクを飲むことができるという点で純ココアより使いやすいといえますね。

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純ココアはどういう時に使えばいいの？

調整ココアの場合はお湯や牛乳を入れるだけでココアドリンクとして飲むことができるのですが、そうなると純ココアってどのような時に使えば良いのか、いまいちよくわかりませんよね。調整ココアの代わりに純ココアを使ってココアドリンクを作るとなると、味の調整が必要になるので若干面倒です。

では純ココアというのはどういう時に使うかというとやはり一番は「お菓子作り」でしょうか。お菓子作りは非常にバランスが大切で、少しでも甘みが強くなってしまうと、十分に火が通らなかったり形がボロボロになってしまったりするケースが多いです。そこに調整ココアのようなもともと砂糖が入っているココアを使ってしまうと、糖分の量が多くなり失敗してしまいやすくなります。

純ココアの場合は他に砂糖や脱脂粉乳が含まれていないので、お菓子作りの際に他の分量に影響を与えないというメリットがあります。

もちろんココアドリンクとしても使用可能！

では純ココアがココアドリンクとして使えないかというとそうではありません。調整ココアとの違いは砂糖などを添加していないということだけですので、砂糖や牛乳を加えてオリジナルのココアドリンクを作ることも可能なのです。

純ココアは余分なものが入っていない分、こちら側で味の調節ができるというのが大きなメリットですね。

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調整ココアはお菓子作りに使うことはできないの？

では逆に調整ココアの方はお菓子作りに使えないか、と言うとそうではありません。調整ココアの場合はものによっては砂糖や脱脂粉乳が多く含まれているものもあり、お菓子作りの際にはそれが悪影響になってしまうものもありますがほとんどの場合は問題なく使うことができます。

調整ココアをお菓子作りに使う場合は、レシピ通りに書いてあるココアの量よりも少し多めに入れてあげると色がより濃く出てイメージ通りの完成系になるでしょう。

レシピに書いてあるココアの量というのは純ココアの量であることがほとんどなので、その量を守って調整ココアを入れてしまうと色が薄くなってしまうケースがありますので注意が必要です。

また調整ココアを使う場合は、出来上がりが少し甘めになるということも想定しておいてください。元々甘いクッキーや、シフォンケーキを作る予定であれば調整ココアを使っても全く問題ありませんよ！

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まとめ

いかがでしたでしょうか？今回の記事をまとめると、

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。 

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