皆さんはきび砂糖というお砂糖を使った経験はありますか?最近では白い砂糖が体に与える影響が大きいとしてメディアで沢山取り上げられるため、きび砂糖のような茶色の砂糖を購入する人が増えているといいます。ですが私たち日本人がよく使っている白い砂糖をとどのような違いがあるかをご存知でしょうか?
今回の記事ではきび砂糖とはどのような砂糖なのか、上白糖にくらべてどのようなメリットがあるのか、保存方法、賞味期限などについて解説していきたいと思います。
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目次
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きび砂糖ってなに?
「きび砂糖」とは、さとうきびから作られる砂糖の一種でサトウキビの液を煮詰めて作るので通常の白砂糖よりも薄茶色をしています。白い砂糖は精製して茶色い部分を取った砂糖ですが、きび砂糖は精製していない分、カルシウムやカリウムなどミネラル群が多く含まれているのが特徴です。
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きび砂糖ってどんな味?
きび砂糖には特有の風味とコクがあり、まろやかな甘みがあります。きび砂糖は主に煮物やお菓子などに使うのが適しているとされ、きび砂糖を使った料理はコクが増したり、照りが出たり、風味が良くなるといわれています。
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きび砂糖は上白糖を比べてみると?
ミネラル量が多い
きび砂糖などの茶色い砂糖は、精製された白い砂糖と違いミネラルの含有量が高いと言われています。特にカリウムやカルシウム・マグネシウムなどが豊富です。
甘味と旨味を含む
砂糖は精製する中で旨みを削ってしまうというデメリットがあります。一方できび砂糖やてんさい糖などの茶色い砂糖は旨味を削ることはないので、白砂糖を使うよりもより深い味わいを楽しむことができるようです。
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きび砂糖には賞味期限がない?
きび砂糖を購入したことがある方はもしかしたら疑問に思ったことがあるかもしれませんが、「砂糖には賞味期限が表示されていない」のです。販売が許可されている砂糖のようにしっかりと精製されている砂糖は、品質が安定しているので原則として賞味期限が表示されていないのです。ですが賞味期限がないとはいえ保管に注意は必要です。
きび砂糖に適してる保管場所は?
一般的に砂糖を保管する場所はキッチンの棚などでしょうか。きび砂糖を含めた砂糖は固着が起きやすいため保管場所としては温度と湿度が一定に保たれているところが望ましいとされています。なのでコンロ周りの棚は温度の上下が激しいので避けた方が良いと言われています。
その他にも砂糖には臭いがつきやすいという性質があるため、匂いの強い調味料や石鹸などの近くに保管するのも避けたほうがよいとされています。
きび砂糖保管するベストな場所は異物の混入が防止できるタッパーのような蓋のついた密閉容器に入れた状態で、温度変化の少ないコンロから離れた棚におくようにしましょう。
固まってしまった砂糖を元に戻す方法はある?
固まってしまった砂糖でも一手間加えるだけで元に戻すことができます。ちなみにダマになってしまった砂糖でも品質の劣化は起こさないことが分かっているので、ダマを元に戻せば問題なく使うことができます。固まってしまった砂糖は以下のようにして解していきましょう。
- 新しいビニール袋に砂糖を移す
- 霧吹きでごく少量の水を吹き付ける
- そのまま数時間放置しておく
砂糖が溶けてしまわないように水のかけすぎには注意が必要ですが、このように少し水分を加えてあげてそのまま置いておくだけでパラパラにほぐれていきます。
この方法ではダマになっているだけの砂糖ならほぐれますが、度重なる温度変化で溶けてしまってそれぞれがくっついている砂糖には効果がないのでご注意ください。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- きび砂糖はサトウキビから抽出した液体を煮詰めて作る砂糖
- 通常の上白糖よりも茶色の色をしている
- 上白糖よりもミネラルと旨味成分が豊富に含まれている
- きび砂糖などの砂糖には賞味期限が記載されていない
- 賞味期限がないからと言って品質が劣化しないわけではない
- コンロまわりや匂いの強い調味料の近くに置いておくと品質が劣化してしまうので注意が必要
- ダマになってしまったきび砂糖は少しの水分を霧吹きでかけてあげることで復活する
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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