茎わかめは生で食べられる？食べ方や下処理の方法、おすすめの食べ方 |

コリコリとした食感が病みつきになる茎わかめ。海に生えているわかめの茎部分を指した食材です。この茎わかめは生で食べても大丈夫なのでしょうか？今回は、茎わかめの食べ方について解説していきます。最初に記事の一覧を見ておきましょう。

茎わかめを生で食べるにはどうすればいいの？
茎わかめは食べ過ぎるとどうなっちゃうの？
生で食べる以外の方法もあるの？

こんな感じの内容となっています。この記事を最後まで読んで、あなたも茎わかめを美味しく食べられるようになってしまいましょう。

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1 茎わかめを生で食べる方法は？
2 茎わかめ食べ過ぎるとどうなる？
3 他のおすすめの食べ方は？
4 まとめ

茎わかめを生で食べる方法は？

茎わかめを生で食べようとした場合、どんな方法があるのでしょうか？簡単な下処理が必要だったので、そのあたりも解説しておきます。

どんな味？

茎わかめは、お味噌汁などに入れるわかめの「茎の部分」です。普通のわかめは葉っぱの部分なので、薄っぺらくて柔らかいですが、茎わかめはコリコリと硬くて塩味が強いのが特徴です。普通のわかめとはちょっと違うので、食べ方に工夫がいります。

生で食べてもいい？

茎わかめは生で食べても大丈夫です。特に「新物」と呼ばれる、その年に採れた茎わかめであれば、美味しく食べられるでしょう。スーパーで生の状態の茎わかめを売っていることもあるので、見かけたら買ってみてください。

下処理の方法や味付けは？

ただ、生の茎わかめを食べる際には、ちょっとした下処理をした方がいいです。生の茎わかめは「黒っぽい色」をしているので、あまり美味しそうに見えません。そこで大き目のお鍋にお湯を沸かして、そこにさっと湯通ししましょう。

それだけで、茎わかめが鮮やかな緑色に変色します。この状態で食べた方が、見た目も美味しそうです。また、茎わかめにはわかめよりも多くの塩分が含まれています。下茹ですることで、塩分を抜くことも出来るのでおすすめです。味付けはポン酢などを活用すると、美味しく食べやすいでしょう。

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茎わかめ食べ過ぎるとどうなる？

そんな茎わかめですが、食べ過ぎてしまうと様々な弊害が起こってしまいます。どんな弊害が考えられるのでしょうか？

太る？

茎わかめは100gあたり15kcalしかないので、かなりカロリーの低い食材です。しかし、食べ過ぎると太る可能性もあります。理由としては以下の通り。

塩分の過剰摂取により、体がむくんでしまう
ヨウ素の摂りすぎにより、甲状腺機能低下を起こし、便秘になってしまう
食物繊維の過剰摂取で胃腸の状態が悪くなる

こんな感じで、茎わかめを食べ過ぎると体調が悪くなり太る可能性もあるのです。ただ、適量を守って食べ続けると体にはいい食材です。

1日にどれくらい食べていい？

茎わかめを食べてもいいとされている量は1日15gから20g程度です。パックになって販売されている商品の容量をよく確認して、食べ過ぎないように注意しましょう。この量を守らずに食べ続けてしまうとヨウ素の摂りすぎで、甲状腺機能低下が起こります。

甲状腺機能低下が起こると便秘になったり、甲状腺腫という腫瘍が出来る恐れもあるので要注意です。

健康にいい？

茎わかめは前述した通り、量を守って食べると非常に体にいいです。理由は以下の通り。

食物繊維が摂れるので、腸内環境が良くなる
フコイダンと言う栄養素が入っているので免疫力が高まる
カルシウムを摂取できる

このように、量さえ守れば、非常に体にいいのが茎わかめなのです。

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他のおすすめの食べ方は？

では、茎わかめは「生」以外の食べ方でも食べられるのでしょうか？非常にシンプルな食材なので、実は様々な調理方法で食べられます。

煮る

まず、「煮て食べる方法」がおすすめです。茎わかめは、煮物の具材として使っても美味しいのです。通常の煮物に入れて食べるほか、佃煮に仕上げても美味しいです。また、スープの具材にしてもこりこりの食感がバッチリハマるでしょう。

注意ポイントとしては、塩分を含んでいるので、味付けの塩の量を減らした方が美味しく食べられるということです。

炒める

茎わかめは「炒めて食べる」のもおすすめです。牛肉やホウレン草などと一緒にフライパンに入れて、醤油、酒、みりん、などで味付けをして甘辛炒めを作ってみましょう。コリコリとした食感と、お肉が非常によく合って、ご飯のおかずにぴったりでしょう。

こちらの味付けをする際にも、味見をしながら塩分量に気を付けて調理してください。