飲むヨーグルトでアレルギー症状は出る?花粉症に効果的?飲み過ぎは?

飲むヨーグルトは風邪やインフルエンザなどの予防効果などの健康効果の他にも、花粉症の予防や改善も期待できると人気があり、自分だけでなく、お子さんにも飲ませたいという人も多いのではないでしょうか?

ですが、食物アレルギーを引き起こすアレルゲンとして日本で2番目に多いとされているのが牛乳です。ヨーグルトも乳製品だからアレルギー症状が出てしまうのではないかと心配ですよね。そこで今回は、

  • アレルギー反応は起こる?
  • アレルギー症状はどんなものがある?
  • 花粉症に効果がある?
  • 飲みすぎると体に悪い?

これらのことについて解説していきたいと思います。ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。

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飲むヨーグルトでアレルギー反応は起こる?

アレルギー

飲むヨーグルトは牛乳に乳酸菌を加えて発酵させたものです。

加熱や発酵させることによってアレルギー成分に変化が起こり、アレルギー反応が起こらなくなる、または起こりにくくなるという食べ物がありますが、飲むヨーグルトの場合はどうなのでしょうか?

含まれるアレルギー成分

牛乳・乳製品アレルギーの多くは、牛乳に含まれるカゼインというタンパク質が原因とされています。このカゼインの成分は、加熱や発酵をしても分解されにくいため、ヨーグルトやチーズなどでもアレルギーの起こしやすさは変わりません。

牛乳アレルギーの方は代替品として、豆乳や豆乳で作られたヨーグルトなどもありますので、そちらがおすすめです。

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飲むヨーグルトによるアレルギー症状

飲むヨーグルトによるアレルギー症状について解説していきます。アレルギー症状はほとんどの場合、数分から30分程度、遅くとも2時間以内には症状が出始めると言われています。

牛乳・乳製品を摂取して体調が悪くなった際、下記の症状が見られた場合は、牛乳・乳製品アレルギーの可能性があります。

蕁麻疹

皮膚の一部が蚊に刺されたように盛り上がり、赤みや痒みを伴うことが多いとされています。一般的には、数十分から数時間以内に消えるとされていますが、中には半日から1日続く場合もあります。

蕁麻疹が皮膚に出たとしても命に関わることはありませんが、のどの粘膜に蕁麻疹が出た場合、腫れて気道が狭くなり、呼吸が苦しくなることがあります。小さなお子さんなどは命に関わることがあるため、注意が必要です。

口腔アレルギー症候群

口腔アレルギー症候群とは、花粉症の方が特定の果物や野菜などを食べて口唇や舌、のどの奥にかゆみ、腫れ、ヒリヒリするなどのアレルギー反応を引き起こす病気です。

多くの場合、数分から1時間以内に発症すると言われています。牛乳・乳製品のアレルギーではなくても、果物入りのヨーグルトなどを食べた場合に発症する可能性があるため、注意が必要です。

吐き気

食物アレルギーの殆どは皮膚に現れ、赤みや痒みが伴う程度ですが、ある程度症状が重くなってくると、呼吸器や消化器などにも症状が現れることがあり、吐き気や嘔吐などを伴う場合があります。

腹痛・下痢

アレルギー症状が重症の場合、強い腹痛や下痢などの症状が現れ、意識を失ってしまう場合もあります。命に関わることもあるため、できるだけ早く病院に行くことをおすすめします。

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飲むヨーグルトは花粉症に効く?

飲むヨーグルトが花粉症に効くという情報を耳にすることが多くなりましたよね。もしも本当に飲むヨーグルトでつらい花粉症が治るのならとても嬉しいですが、実際はどうなのでしょうか?

食べるタイミング

飲むヨーグルトによって期待できる効果はあくまで、花粉症の予防や改善です。

残念ながら、飲むヨーグルトは治療薬ではないため、花粉症の症状を根本から治したり、症状が出始めてから治療薬の代わりとして飲み始めるのでは遅いでしょう。花粉症のシーズンが始まる前から日常的に摂取し、免疫力を高めておくことが大切です。

飲むヨーグルトの飲み過ぎは体に悪い?

飲むヨーグルトには免疫力をアップし、風邪やインフルエンザ、花粉症などの予防、腸内環境の改善など様々な健康効果が期待できますが、だからといって飲みすぎてしまうと逆に体を悪くしてしまう可能性があります

糖尿病

飲むヨーグルトは普通のヨーグルトと比べると、飲みやすくするために糖分が多く加えられています。そのため、飲みすぎてしまうと、糖尿病などの生活習慣病に掛かってしまう可能性があるため、注意が必要です。

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太る

ヨーグルトに含まれている乳酸菌によって腸内環境が改善され、便秘の解消などによるダイエット効果が期待できますが、飲むヨーグルトには糖分が多く追加されているため、ダイエット目的で食べるのはあまりおすすめできません

ダイエット中に食べるのなら、糖質オフやカロリーオフのものを選ぶといいでしょう。おすすめの食べるタイミングとして、胃酸の影響を受けにくい食後に食べるのがおすすめです。

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は、飲むヨーグルトによるアレルギー症状やその原因、花粉症への効果などについて紹介させていただきました。

この記事をまとめると

  • 飲むヨーグルトでも牛乳・乳製品のアレルギー反応は起こる!
  • 原因はカゼインというタンパク質!
  • 花粉症を予防するには日常的に飲むことが大切!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんも是非、参考にしてみてくださいね。

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