甘くて美味しい「お砂糖」は、ダイエット中は摂取量が気になると言った方も多いのではないでしょうか。
日本で広く使用されており認知度の高い“上白糖”は、実は世界的にはあまり使用されておらず「ほぼ日本でのみ使用されているお砂糖」と言っても過言でありません。
- 上白糖は太りやすい?体に悪い?考えられる原因について詳しくご紹介!
- 上白糖の摂取適用量とは?詳しく解説!
- 他の砂糖との違いとは?3種の砂糖と徹底比較!
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目次
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上白糖は太る?体に悪い?
上白糖などの白い砂糖は“人工的に漂白されているため体に悪い”、“骨や歯を溶かしやすい”などと聞いたことはありませんか?ここからは、上白糖のカロリーや体に悪いと言われる原因に迫っていきます。
カロリーは?
上白糖に含まれている主な栄養素は
- 糖質
- 食物繊維
- タンパク質
で100gあたりの上白糖の約99%以上は糖質でできています。上白糖100gあたりのカロリーは
太る・体に悪いと言われている原因は何?
上白糖が体に悪い・太るなどと指摘されている理由に
- 三温糖などの茶色の砂糖に比べて、ミネラル分などの栄養素がほとんどないのにカロリーが高い
- 白さが際立って見えるため、人工的に漂白などを行っている
- 砂糖を多く使用したお菓子や飲料などは、カルシウムの吸収を妨げやすい
などが言われています。間違った情報や根拠に乏しい情報もあり、イメージが先行して懸念されることも多いようです。上白糖は
- 黒砂糖や三温糖などと基本的には同様の作り方をされているが、茶色の砂糖よりも更に精製されておりショ糖の結晶を取り出したものが上白糖となる。
- 白く見えるが、ショ糖の結晶は透明無色。たくさんある状態で見てみると、結晶の光が乱反射しているため白く見える。人工的に漂白などはされていない。
- 砂糖を使用したお菓子・飲料などの加工食品の多くはリン酸を含んでいるものもあり、リン酸を多量摂取することでカルシウムの吸収を妨げる原因となる。
など正しい知識と適量摂取を心がけることで健康被害・太るなどのリスクを下げることはできると言われています。
対処方法はある?
間違ったデマのような情報もありますが
- 体内でエネルギーに変換するためにカルシウムやビタミンB1を消費するため、血流が悪くなりやすく、体を冷やす原因となりやすいので気を付ける
- 体内のビタミンB群が不足してしまうと、疲れや貧血などになりやすい。
- 過剰なブドウ糖は脂肪となり体内に蓄積されてしまうため、太りやすくなる
- 血糖値の急激な上昇をしやすくするので、血糖値を気にする方などは特に注意が必要
- 血糖値を急激に上昇させるため下げようとホルモンが大量放出されることなどから、一時的な低血糖にも陥りやすい。低血糖が繰り返されると、イライラや集中力低下などを引き起こしやすい
などの不調も引き起こしやすくなります。上白糖を使用した食事を行う際は
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どのくらい食べてもいい?
ここからは上白糖を健康的に摂取するための、推奨摂取量の目安をお伝えしていきます。
1食でどのくらい?
砂糖などの主成分“ショ糖”だけでなく、食品や飲料に使用される糖類・シロップ・はちみつ・果汁(濃縮果汁)などの全糖質の摂取量をWHOが定めたガイドラインによると
また
そのため
消化に悪い?
上白糖の吸収は
上白糖は精製されている砂糖なので
毎日食べていい?
健康を意識するために
しかし上白糖などを使用しない食事を心がけていても
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他の砂糖との違いは?
ここからは上白糖以外に有名な他の砂糖を3つご紹介していきます。是非特徴を知って、お料理や健康維持のために使い分けてみてくださいね。
きび砂糖
きび砂糖とは
- 茶色をしており、価格が少し高め
- 特有の風味とコクがあり、まろやかな甘味
- 体内での吸収がゆっくり
なことから、煮物・お菓子などに使用することで照りを出しやすい・コクが増して風味がよくなるなど美味しさを引き出すことができます。
三温糖
三温糖も
- 精製後に煮詰めるため茶色をしており、ミネラル分はあまり含まれていない
- 深いコクと甘味がある
なことから、煮物・つくだ煮などに使用することで香ばしい香りを引き出す・コクを引き出すなど美味しさを引き出すことができます。
黒砂糖
黒砂糖も
- ミネラルやビタミンが豊富に含まれている
- 雑味のない黒砂糖本来の味わい
なことから、煮物・豚肉料理・飲料に使用することでコクを引き出す・程よい甘さを感じられるなど美味しさを引き出すことができます。
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まとめ
この記事をまとめると
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上白糖に含まれている主な栄養素の約99%以上は糖質で、小さじ1(約3g)で約12kcal、大さじ1(約9g)で約35kcalと高カロリーな調味料
- 上白糖は消化や吸収が早いことから、エネルギーの消耗も早い特徴があり、食後血糖値が高くなりやすい
- 砂糖の摂取量は加工食品・ノンシュガーや無糖などの商品にも砂糖が含まれていることがあるため、全体の砂糖摂取量を意識する必要がある
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