緑茶といえば日本人にとってなくてはならない飲み物の一つですよね。お茶は世界中に沢山ありますが、その中でも世界を代表する緑茶は日本の誇りとも言えます。
今回の記事はそんなお茶の保存方法についての解説を行っていきたいと思います。 ・お茶の葉とは ・お茶の葉の種類 ・お茶の栄養素 ・お茶のおすすめ保存方法
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目次
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お茶の葉とは?
お茶は、チャノキの葉や茎を加工して作られた飲み物です。チャノキ以外の植物の部位、花や果物を加工して作ったものも「茶」や「◯◯茶」と言うこともあります。チャノキは、主に熱帯及び亜熱帯気候で生育する常緑樹で、原産はインド、ベトナム、中国西南部と言われていますが詳細はわかっていません。
お茶の葉の生産地
日本でお茶の生産量が多いのは1位が静岡県、2位が鹿児島県、3位が三重県、4位が宮崎県です。
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お茶の種類はたくさんある
日本で生産されるお茶は、ほとんどが緑茶です。かつては日本でも紅茶や烏龍茶を生産していたこともありますが、輸入のお茶に太刀打ちできなくなり、現在ではあまり生産されていません。
そんな日本茶(緑茶)には、製法、加工法の違いによって様々な種類があります。こちらでは私たちに身近な日本茶の種類を見てみましょう!
<日本茶の種類>
- 煎茶(せんちゃ)・・・茶の新芽を蒸した後、揉みながら乾燥させた茶。さわやかな香りと、うま味・渋味が調和している。
- 深蒸し茶(ふかむしちゃ)・・・煎茶よりも蒸す時間を2~3倍程度長くした茶。渋味が抑えられ甘みがある。
- 玉露(ぎょくろ)・・・茶の新芽に覆いをかけ直射日光を避けて育て、煎茶と同じ工程で仕上げた茶。うまみの素となるアミノ酸の含有量が高く、渋みが少ない。
- 玄米茶(げんまいちゃ)・・・玄米を炊いて炒り、ほぼ同じ量の番茶や煎茶をブレンドして作る。緑茶の風味と炒り米の香ばしさが特徴。薄めでさっぱりとした飲み心地。
- ほうじ茶(ほうじちゃ)・・・番茶や煎茶を褐色になるまで強火で焙煎して作る茶。香ばしさが特徴で口の中をスッキリさせる。
- 粉茶・・・玉露や煎茶を製造する仕上げ加工工程で、細かくなった茶葉だけを集めた茶。茶葉の成分が溶け出しやすく、鮮やかな色合いで味の濃い茶。短時間で抽出できるのも特徴。
- 茎茶(くきちゃ)・・・煎茶や玉露の仕上げ過程で、茎や茶軸を選別したもの。煎茶とは風味が異なり、香りは若々しく、爽やかな味わい。
- 抹茶(まっちゃ)・・・日光を避けて育てた茶の新芽を蒸し、揉まずに乾燥させ、葉脈を取り除いて石臼で挽き粉状にしたもの。茶道で使われ、甘みが強く渋みがほとんどない。
同じお茶の葉からこのようにたくさんの日本茶が作られています。日本茶以外にも、紅茶、ウーロン茶、花茶など、お茶にはたくさんの種類があり、気分や好みに合わせて選ぶことができます。
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お茶のカテキン・テアニンが優秀
皆さんもご存知だと思いますがお茶にはカテキンやテアニンという優秀な栄養素が含まれています。特にカテキンには様々な効果があるポリフェノールです。少し詳しく解説していきますね。
カテキンとは
カテキンはお茶に含まれるポリフェノールの一種で、飲んだ時に渋さや苦味を感じるのはカテキンの影響だと言われています。カテキンには強い抗菌作用があり、体内に入ったウイルスや細菌を体に影響を及ぼす前に殺菌してくれるという素晴らしい効果があります。
その他にも体内に入ることで血糖値の上昇を緩やかにする効果を持っていたり、体内で発生する活性酸素という老化を進める酸素の働きを無力化してくれるなどの素晴らしい働きを持っています。
テアニンとは
一方でテアニンはお茶を飲んだ時に感じる甘味の成分です。テアニンにはリラックス効果があり、副交感神経を優位にしてくれるセロトニンやドーパミンという脳内物質の放出を促進してくれる働きがあります。
またその他にも毛細血管の緊張をほぐすことで血圧を下げてくれる成分でもあり、高血圧で悩んでいる人は積極的に摂取して欲しい成分でもあります。カテキンはどのお茶にも含まれているのですがテアニンは高級で質の良いお茶に多く含まれる傾向にあります。
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お茶は冷凍保存がおすすめ!?
お茶の葉の保存と言うと常温保存で缶の中に保存している方は多いと思いますが、実は「冷凍保存」がおすすめなんですよ!冷凍することによってなんと「1年」も保存することができます。
ただし冷凍保存ができるのは「未開封のお茶の葉」だけですので、そこはご注意ください。
未開封のお茶の葉は冷凍庫の方が良い理由
お茶の葉は含水率が3%~5%の乾燥食品で、真空になって包装されていたり脱酸素包装によって湿気や酸素を封じて販売されていることがほとんどです。これはお茶の葉に余分な水分が入り込まないようにする方法で、余分な水分が入らない時間が長ければ長いほど質の良いお茶を長く保存することができるのです。
常温の状態だとある程度の湿度がありますのでそのままの状態でも、お茶の葉は水分を吸い込んでしまいます。そこで家で保存する場合はなるべく温度が低く湿度が低い環境の「冷凍庫」に保存することが望ましいとされています。
冷凍庫に入れたお茶は常に戻してから使用すること
冷凍保存したお茶は使用する前にしっかりと常温に戻してから使用するようにしましょう。冷凍のままで使用してしまうとお茶の成分がうまく抽出することができず味気ないお茶になってしまいがちです。
冷蔵庫から出したばかりのお茶は12時間以上、冷凍させているものであれば24時間以上かけて常温に戻すことが望ましいとされています。
開封後は常温保存がベスト
開封後に関しては常温保存が良いとされています。なるべく空気に触れさせないようにするために密閉性の高い缶にいれて保存するようにしましょう。さらにお茶は臭いを吸収してしまいやすい性質を持っていますので、隣に匂いの強い食品を置いておかないということも大切になってきます。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- お茶には様々な種類がある
- お茶の中のカテキンとタンニンという成分は非常に優秀
- お茶は未開封の状態であれば冷凍保存がオススメ
- 開封済みの場合は缶の中で常温保存するのがおすすめ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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