皆さんはもちもちとした食感で海の香りを程よく感じることができる「イカ」はお好きでしょうか?イカはしっかりと味を吸収してくれるのでどんな味付けでも美味しく食べることのできる食品ですよね!
そんなイカですが、冷凍保存するときにそのまま冷凍して良いのか、ワタ(肝)の取り外した方が良いのか困ってしまった経験はありませんか?
今回の記事ではイカとはどのような食品なのか、イカの栄養について、イカの保存方法や冷凍する時の手順について解説していきたいと思います。
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イカってどんな食品?
イカは、判別されているだけで約450種以上といわれており、そのうち食用は約30種類です。日本でよく食べているイカは、コウイカ目とツツイカ目の2種類に分けられています。
2つの違いは、餌を捕獲するための特殊な腕である『触腕』を収納できるのがコウイカ目、収納できないのがツツイカ目です。コウイカ目は、第3腕と第4腕の間のポケットに『触腕』を入れる事で、10本足が8本足に見える事もあります。
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イカの栄養について
イカには、栄養ドリンクにも含まれているタウリンという成分が含まれています。ほんのり甘みを感じる成分で、疲労回復効果があります。タウリンは水溶性成分で過剰摂取しても、体外に排出してくれるので安心です。
- タウリン:タウリンは硫黄を含むアミノ酸の一種で、血液の高脂血症を改善する働きを持っています。コレステロールや中性脂肪の抑え、血圧を正常にする働きもあります。肝臓においてはアルコールの分解含めた解毒の働き助け、脂肪肝の予防効果もあります。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- ビタミンB12:ビタミンB12には、細胞分裂に関わり、特に乳児や人間の血球の文化には不可欠な栄養素です。細胞分裂の際の、DNAの複製に関わるため、不足すると正常な組織が作られず体の機能維持に影響が出ます。神経伝達や脂質代謝にも関わる酵素です。
- セレン:セレンは、その強い抗酸化力を活かした働きを持つ酵素を構成するミネラルです。加えて、免疫力を高め風邪をひくにくくする効果や甲状腺ホルモンの働きを良くすることも知られています。老化や動脈硬化にも効果があるという結果も報告されています。
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イカの保存方法
イカを保存する時には冷蔵か冷凍で保存する必要があります。日持ち日数はそれぞれ下記の日数となっていますので参考にしてください。
冷蔵保存…2〜3日 冷凍保存…2〜3ヶ月
イカは冷蔵保存で2〜3日日持ちします。傷んでくると色が変わってくるので、早めに冷凍保存するのもオススメです。冷凍すれば2〜3週間日持ちします。
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冷凍するときは肝を取ること!
イカは冷蔵保存でもかなり足の速い食品なので、基本的には冷凍庫で保存するのがオススメです。イカを冷凍する時は「傷みやすい肝、ワタ、内臓」の部分は取り除いておくことが大切です。
まな板の上に板を置いて胴体の中の顔の部分に指を入れて優しく足の部分を引き抜くとワタと内臓が一気にニュルとでてくるので簡単に取り除けますよ。
内臓が取り除けたら胴体の中をしっかり洗って冷凍するようにしましょう。内臓とゲソもしっかりと取り外して、ゲソだけで冷凍保存するようにしましょう。
エンペラも外す
イカの耳のことをエンペラと呼ぶのですが、胴体に沿ってエンペラを引き離すことで骨と皮を一緒に取り除くことができます。
冷凍してからだとこの作業がとても難しくなってしまいますので、冷凍する前に必ず行うようにしましょう。皮を取るのは見た目の美しさと柔らかい歯ごたえを重視するためです。皮付きのままのほうが香りが良いので、皮を取るかどうかは皆さんにお任せします。
エンペラーを剥がすと穴が開きますのでそこから皮をゆっくり剥がしていくと簡単です。もし剥がれにくい場合は濡らしたキッチンペーパーでこすると簡単に取れます。
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外したイカのワタも食べよう!
冷凍する時に取り外したイカのわたですが、料理によっては使うこともできます。現在では様々なイカのわたの使い方があるようで、一番有名なのが「ワタやき」です。
ワタやきはイカの身をイカワタとマヨネーズで和えて炒める料理で、酒の肴にピッタリ合う料理なっています。こちらに詳しいレシピが載っていますので参考にしてください
詳しくはこの記事をチェック
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- イカは30種類程度が食べることができるもの
- タウリンやタンパク質などの非常に優秀な栄養素を豊富に含む
- 冷蔵保存では2~3日しかもたない
- おすすめの保存方法は冷凍保存
- 冷凍保存するときはイカわたを取り外して保存すること
- イカわたは傷みやすい
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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