冬に旬を迎えるほうれん草は、甘味が増してとても美味しいです。値段も安いですから色々なお料理に使うことができますよね♪シチューなどのホットメニューに追加すれば、お料理の彩も豊かになります。
そんなほうれん草ですが、みなさんは賞味期限や消費期限は知っていますか?ほうれん草などの葉物野菜は日持ち期間が短めですので、注意していないとすぐに傷んでしまいますよ。そこで今回は、
- 賞味期限・消費期限は?
- 常温・冷蔵保存でどれぐらい持つ?
- 冷凍保存できる?
これらのテーマで紹介していきます。保存方法によって日持ち期間が大きく違ってきますから、知っておくと便利ですよ。
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目次
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賞味期限・消費期限は?
スーパーなどで購入する際は、野菜に賞味期限や消費期限は記載されていませんよね。もやしや水煮などには記載されています、なぜなのでしょうか?
それは、生鮮食品と加工品類で消費期限の表示ルールが違うからです。生鮮食品は保存状態によって劣化の速さが大きく変わってきます。
お刺身などを常温で置いておけば1日で腐ってしまいますよね。それと同じで、野菜や果物も消費期限や賞味期限の表示義務がありませんよ。
ほうれん草の賞味期限はいつ?
それではほうれん草の美味しく食べられる期限はいつなのでしょうか?これには個人差がありますが、葉物野菜は鮮度がとても重要な野菜でもありますから、購入後すぐに調理するのがおススメです。
スーパーなどに陳列されている野菜は、陳列したばかりの商品を手にとっても新鮮とは言えません。商品が入荷する段階で市場などを経由してきますから、当日収穫したものとは限らないのです。
ですので一番美味しいほうれん草を食べたい場合は、生産者直納の「地場野菜コーナー」などのほうれん草を購入するようにしましょう。野菜はどれもそうですが、収穫したての野菜はとにかく美味しいですよ♪
ほうれん草の消費期限はいつ?
ほうれん草などの野菜全般は、明確に消費期限が何日という決まりはありません。しっかり冷蔵庫に入れて置いたり、10℃以下の涼しい場所に置いておけば1週間程度までなら食べることはできるでしょう。
ただし、先ほど説明した通りスーパーでも在庫として置いてあった可能性もあります。できるだけ購入後は早めに食べるようにしましょうね。
腐るとどうなる?
ほうれん草が腐ってしまった場合は、葉がトロけてきます。葉が擦れてしまったりと、キズが付いている部分から溶けてきますよ。少しくらい溶けている場合は、その部分を取り除けば食べることはできますよ。
溶ける以外にも、葉が黄色く枯れてきます。これは腐るというより単純に鮮度劣化が原因です。黄色く枯れてしまった葉は取り除いて食べるようにしましょう。
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常温・冷蔵保存でどれぐらい持つ?
ほうれん草などの野菜は温度と湿度管理がとても重要です。常温保存と冷蔵保存では、温度によって日持ち期間が大きく変わってきてしまいます。
その他の野菜類を日持ちさせる為にも使える知識ですから知っておきましょう。
常温保存の場合
ほうれん草は常温保存しても大丈夫です。ほうれん草を常温保存する場合は、「風通しの良い場所・温度が10℃以下」の場所で保管するようにしましょう。おすすめの場所は玄関や廊下などの室温の低い場所がおススメです。
保存する際は水分を逃がさないように、新聞紙などに包んでおくと良いですよ。常温の場合は光が当たってしまうことも多いですから、呼吸により水分がどんどん逃げてしまいます。
新聞紙に包むことで、これらの劣化を防ぐことができますよ。
冷蔵保存の場合
冷蔵保存の場合は、購入した状態のまましまっておいても大丈夫です。パッケージされていない裸の状態の場合は、袋や新聞紙などに包んでおくと日持ち期間が長くなりますよ。
パッケージしてある商品を冷蔵庫にしまう際、袋の上の封をセロハンテープなどで止めておくと葉の乾燥を防げますよ。スーパーの袋を入れる場所に、セロハンテープも付属されていることが多いですよね。
そこのテープでサッと上の封を止めておくと良いでしょう。
賞味期限切れを食べても大丈夫?
賞味期限は美味しく食べられる期間ですから、人によって変わってきます。ですがほうれん草の甘味などを感じながらおいしく食べたい場合は、購入後1~2日程度のうちに食べるようにしたい所です。
その期間を過ぎてしまっても食べられますが、甘味は感じられないでしょう。その場合は炒め物や、シチューなどで一緒に食べると美味しく食べられますよ。
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冷凍保存できる?
結論から申し上げますと、ほうれん草は冷凍できます。具体的な冷凍方法や解凍方法、日持ち期間などについて紹介します。
冷凍保存の方法は?
冷凍保存する場合は、お湯で一度茹でてから冷凍する方法と、そのまま冷凍する方法があります。それぞれメリットデメリットがありますので、紹介していきます。
茹でてから冷凍する際のメリットやデメリットは以下になります。
- 灰汁やシュウ酸を取り除けるので解凍後も美味しく食べられる
- 茹でる手間が増える
- 茹でる際に栄養素が流出する
生のまま冷凍する場合のメリットやデメリットは以下です。
- そのまま冷凍できるので簡単
- 栄養を逃さず食べられる
- 茹でないので灰汁やシュウ酸が残ったまま
ほうれん草はシュウ酸を含んでいますから、料理方法によっては茹でてからでないとキシキシとした口当たりになる可能性がありますよ。
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解凍方法は?
解凍方法は自然解凍、凍ったまま調理、電子レンジ解凍など色々の方法があります。調理方法によって変えてみても良いでしょう。
どのくらい日持ちする?
冷凍したほうれん草は1か月程度を目安に食べきると良いでしょう。それ以上の日持ちもできますが、冷凍焼けや臭い移りなどといった劣化に繋がります。
まとめ
今回はほうれん草の保存期間について紹介してきました。
この記事をまとめると
- ほうれん草は常温・冷蔵どちらでも保存可能
- 生のまま保存する場合は1週間以内に食べる
- 冷凍する場合は1か月程度を目安に食べきる
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。皆さんも是非、参考にしてみてくださいね。
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