カレーでコリアンダーの代用で使えるものは?ガラムマサラでもOK?

皆さんは料理でスパイスを使うことはありますか？スパイスは様々な種類があって敬遠しがちですが、使えるようになると料理の幅や料理の深みをグッと広げてくれます。

今回紹介するのはコリアンダーというスパイスです。コリアンダーはカレーによく使われるスパイスで、独特な苦味と風味、辛味が特徴的です。今回の記事ではコリアンダーとはどのようなスパイスなのか、コリアンダーの特徴、コリアンダーがない時に使える代用品について解説していきたいと思います。

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コリアンダーってどんなスパイス？

コリアンダーはセリ科の植物で、種子や葉を乾燥させたものです。それをパウダー状にしたものを「コリアンダーパウダー」と呼び、カレーやスープなどのスパイスとして使われています。

パウダーにせず、乾燥した種子のままのものは「コリアンダーシード」と言います。

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コリアンダーパウダーとコリアンダーシードの違い

市販で売られているコリアンダーには「コリアンダーパウダー」と「コリアンダーシード」の2種類があります。それぞれの違いを紹介していきます。

コリアンダーパウダー

コリアンダーパウダーは、セリ科の植物の葉や種子を乾燥させパウダー状にしたものを指します。主にカレーのスパイスとして使われているイメージが強いですが、食材になじみやすいため香り付けとしてスープや炒め物などに使用することもできます。

コリアンダーシード

コリアンダーシードは、乾燥させた種子をパウダー状にはせずそのまま使用したものを指します。粗挽きにすることでザクザクとした食感を楽しめ、さらに噛んだ時にしっかりとした風味を感じられるのも特徴です。

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コリアンダーの特徴

どんな味？

味はそれほど強くはなく、柑橘系の甘くも爽やかな香りが特徴です。そのため、味付けではなく香り付け、コリアンダーシードの場合は食感を付け加える際にも使われます。

使い方･用途

コリアンダーはカレーやスープのスパイスとして使われるイメージの強いと思いますが、スイーツにも使用されることが多くあります。柑橘系の甘い香りが特徴的なコリアンダーパウダーは香りづけとして、クッキーやケーキなど甘いスイーツと相性が良いのです。

コリアンダーシードを使うことでプチプチっとした食感に加え噛んだ時、より香りが引き立ちます。風味付けよりは、食感を楽しみたい料理にオススメです。

カレーではどんな役割？

カレーにはコリアンダーパウダーを使用します。香り付けやとろみ付けとして使用されることが多く、インドカレーには欠かせない「ガラムマサラ」や、日本でのカレー作りで一般的に使用される「カレー粉」にはコリアンダーが含まれています。

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コリアンダーがないときの代用品として使えるものは？

パクチー

実はコリアンダーとパクチーは同じ植物です。同じ植物ですが、パクチーは生のまま食べることであの独特な風味になるのです。

同じ植物ですので味はほとんど同じですが、生のパクチーを乾燥しているコリアンダーとして使うことは匂いが強くなりすぎるため、乾燥パクチーを使うのが良いでしょう。

カレー粉

カレー粉には複数のスパイスが入っており、その中にはコリアンダーも含まれています。カレー風味が強くなりますが、程よく辛みのあるスパイシーな仕上がりになるでしょう。

ガラムマサラ

コリアンダーと並んでカレーを作る際になくてはならないスパイスといえばガラムマサラです。ガラムマサラはシナモンやクローブ、カルダモンなどといったいろいろなスパイスが組み合わされているミックススパイスで、料理に奥深い香りを付与することができます。

コリアンダーのスパイシーな香りを再現したい時に、ガラムマサラは代用品として使うことができます。

カルダモン

カルダモンはショウガ科の植物の種子から作られたスパイスです。清涼感のある香りや少しの苦味が特徴で、コリアンダーのスパイシーで苦味のある風味とよく似ていると言われています。カルダモンをコリアンダーの代わりに使うことで食材の臭み消しにも使うことができます。

クミンシード・クミンパウダー

クミンシードやクミンパウダーもコリアンダーの代わりに使うことができます。クミンにはコリアンダーの苦味と渋みに似ている特徴を持ちます。特に羊肉などと相性が良く独特な臭み抜きに使用されますので、むしろ羊肉を使う時はコリアンダーの代わりにクミンシードやクミンパウダーを使った方がより美味しく食べることができます。

ナツメグ

ナツメグはハンバーグやグラタンなどによく使われるスパイスです。ナツメグには独特な香りがありますが、コリアンダーに比べて辛みが少ないので辛みを求めたい人はあまりお勧めできません。しかし辛味が苦手だけどスパイシーな香りを料理にまとわせたいという人はコリアンダーよりもむしろナツメグを選ぶ方が良いでしょう。

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まとめ

いかがでしたでしょうか？今回の記事をまとめると、

今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。

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