皆さんは紅しょうがはお好きですか?紅生姜というと焼きそばや牛丼などのトッピングとして使われるイメージがあると思います。鮮やかな赤色とピリッとした辛さが特徴的で、大好きな人にとってはたまらなく美味しいものですよね!
そんな紅生姜ですが、どうしてあのような真っ赤な色をしているのか、ガリとどんな違いがあるのかなど色々な謎に包まれている食材でもあります。
今回の記事では紅生姜とはどのような食材なのか、ガリとの違い、栄養価、期待できる効果効能、食べ過ぎると危険と言われる理由について解説していきたいと思います。
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目次
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紅生姜ってどんな食材?
紅生姜とは?赤い理由は?
紅しょうがとは梅酢に赤しそのエキスを加えた「赤梅酢」に、生の生姜を漬け込んで作られるものです。ほとんどの場合は濃いピンク色に着色されていますが、これは着色料を使用しているものがほとんどです。
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ガリとの違いは?
よく似た食材にお寿司屋さんなどでよく見る「ガリ」というものがありますよね。紅しょうがとの違いは、生姜のスライス方法や、熱湯にくぐらせているかどうか間違いです。ガリの場合は薄くスライスして、熱湯にくぐらせてからあまずにつけ込むのが一般的です。
着色をしていないのもガリの特徴で、生姜のアントシアニンというポリフェノールと甘酢のクエン酸が反応して、 可愛らしいピンク色になるのも特徴です。
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紅生姜がもたらす効果
紅生姜に含まれる「ショウガオール」「ジンゲロン」
紅生姜にはショウガオールとジンゲロンという成分が含まれています。主にこの2つが生姜の健康効果を作り出しているといわれています。
〇ショウガオール
ショウガオールとは、生姜に含まれる独特な栄養成分で古くから漢方として使われていました。ショウガオールはジンゲロールという成分を加熱することで発生する物質であり、新陳代謝を促進させて体を温める効果が強いと言われています。
ちなみにショウガオールの効果を高めたいなら、生姜を10分程度加熱してから食べると良いとのことです。
〇ジンゲロン
ジンゲロンとはジンゲロールが加熱された後に乾燥することによって変化する物質のことを言います。これは生姜特有の香りを放つ成分であり、脂肪燃焼を促進したり免疫力を高めるなどの素晴らしい効果を持ちます。生活習慣病の予防にも効果的とされているため、様々な業界で注目が集まっている成分なのです!
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冷え性の改善
ショウガオールの効果の一つとして血流を促進して体を温めてくれる効果があります。特に冷え性などの循環が悪くなることによって生じる体の症状に対して効果が高いと言われています。
免疫力の向上
紅生姜に含まれるジンゲロンによって免疫力を向上させる効果も期待できます。風邪を引いた後でも効果があるとして知られており、特に「風邪の引き始め」に強い効果を発揮するようです。
ダイエット効果
ジンゲロンに含まれる脂肪燃焼効果によって、体脂肪を効率よく減らすことができます。運動前にジンゲロンを含む生姜や「ジンゲロンが含まれるサプリメント」を体に摂取しておくことは、消費カロリーを高めたり使いたい筋肉の血流量を増やすことができるので運動の効率を上げることができます。
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食べ過ぎると注意って本当?
様々な健康効果がある紅生姜ですが「食べ過ぎには注意」と言われています。その理由についていくつか解説していきますね。
紅しょうがは塩分が多い
紅しょうがは食べたことがある方なら分かると思いますが、辛さとともに塩味も感じることができると思います。それもそのはずで実は紅ショウガには塩分がかなり多く含まれています。
紅しょうがには100g中に7.1gもの塩分が含まれており、大体1日あたり紅しょうが5g程度に抑える必要があります。
そのまま食べるのは危ない?
紅しょうがにはたくさんの辛味成分が含まれているので、そのままの紅しょうがをたくさん食べてしまうと胃の内壁を荒らしてしまう可能性があります。少しずつ食べる分には全く問題ありませんが、空っぽの胃の中にたくさんの紅生姜を入れるのは避けた方が良いでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 紅しょうがは梅酢と赤しそで作られた「赤梅酢」に漬けて作るので赤くなる
- ガリとの違いはスライス方法や熱湯にくぐらせているかどうか
- 紅生姜に含まれるショウガオールとジンゲロンには体によい成分が豊富に含まれる
- 食べ過ぎると塩分過多になったり胃壁を荒らしてしまう効果があるので注意が必要
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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