皆さんは厚揚げをよく使いますか?厚揚げは大豆を使った加工食品で様々な料理に使うことができるとても便利な食材です。メジャーどころで言うとおでんなどの煮物に使ったり、炒め物としてもよく使われていますね。
そんな厚揚げですが、どれくらい賞味期限があるのか、どのように保存すればよいのかということがいまいちよくわからない食材でもあります。油を使っているので傷みやすいのでは?と感じる人もいるでしょう。
今回の記事では厚揚げとはどのような食材なのか、厚揚げの賞味期限や保存する際のポイント、冷凍保存することができるのかについて解説していきたいと思います。
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目次
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厚揚げとはどんな食材?
厚揚げとは
厚揚げは大豆を原料とする加工食品です。水切りをした豆腐を1度揚げたものを厚揚げといい、水切りした豆腐を薄切りにして2度上げると油揚げになります。このように作り方次第で厚揚げと油揚げに作り分けているんですね。
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厚揚げの使い方
厚揚げの使い方は煮物や味噌汁、袋状にして具を詰めておでんにしたり含め煮にすることもできます。それ以外にも表面を香ばしく焼いてサラダや和え物に使うことができるなどとても便利な食材です。
厚揚げは栄養たっぷり!
大豆食品である厚揚げは、たんぱく質、ビタミンE、カルシウム、鉄を含んだ健康食品です。疲労回復、高血圧、動脈硬化予防に効果があります。そのほかにも大豆イソフラボンが豊富に含まれており、美容効果、女性特有の悩み、アンチエイジング効果などが期待できるといわれています。
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厚揚げの賞味期限はどれくらい?
目安の保存期間
厚揚げの日持ち日数の目安は、冷蔵・冷凍それぞれ下記の日数となっています。
冷蔵保存…約3〜5日 冷凍保存…約1ヶ月
厚揚げの日持ちは、開封後冷蔵庫で3〜5日です。冷凍保存も可能で、1ヶ月日持ちします。冷凍保存すれば1ヶ月は日持ちするものの、冷凍時に水分が抜けることで、解凍するとスポンジのようになってしまうので、食感が悪くなりますがその分煮物料理の味を良くしみ込んでくれるなどのメリットもあります。
冷蔵保存のポイント
厚揚げを冷蔵する時のポイントは、しっかりと空気を通さないように密閉しながら保存することです。厚揚げは油が外側に付いていますので、空気に触れてしまうと油が酸化してしまい変な臭いになったり味が変化してしまいます。
開封前の状態であれば袋を開けずにそのまま冷蔵庫に保存しても良いのですが、開封した後に冷蔵庫に保存する場合は、一度油抜きを行ってからキッチンペーパーでしっかり水気をとってからラップに包んで保存するようにしましょう。
<油抜きの方法>
- 鍋に厚揚げが浸る程度のお湯を中火で沸かして、沸騰したら厚揚げを入れる
- 2分程度加熱したら取り出す
- キッチンペーパーで水気をしっかり拭き取る
冷凍保存のポイント
冷凍保存する際は必ず油抜きを行ってから冷凍庫に入れるようにしましょう。また油揚げを生で食べる予定の場合は冷凍保存できませんので、冷蔵保存を選ぶようにしましょう。
油抜きをしてキッチンペーパーで水分を拭き取ったら食べやすい大きさに切って一つずつ丁寧にラップに包んでから、ジップロックなどの密閉できる袋に入れ冷凍庫にしまうようにしてください。
解凍するときの注意点
解凍するときは冷蔵庫に半日以上置いて自然解凍させてから、料理に使うのがおすすめですが、煮物に入れる場合はわざわざ解凍しなくても凍ったまま使うことができます。
今すぐ使いたい場合は電子レンジ500Wで1切れにつき40秒程加熱すればOKです。ただし電子レンジで解凍すると厚揚げがパサパサしやすくなるので注意しましょう。
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冷凍厚揚げの使い方
煮物にいれて
冷凍した厚揚げが特に合う料理は煮物です。冷凍した厚揚げは中から水分が抜けてスカスカになっている分、煮汁をよく吸い込んでくれます。煮物に使う場合は凍ったまま直接入れることができるのでとても便利ですね。
炒め物にも
冷凍の厚揚げは炒め物に使ってもOKです。通常の厚揚げよりも他の食材のうまみや調味料の味をしっかり吸い込んでくれるので、食材の味をより鮮明に感じることができるでしょう。
ちなみに厚揚げは味噌との相性がよいので、味噌炒めにして食べるのがおすすめです。ニラやナスなどの野菜と一緒に味噌炒めにすればとってもヘルシーですが食べ応えのある料理になりますよ!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 厚揚げは大豆を原料とする加工食品で、油揚げとは製造方法が違うだけ
- 冷蔵保存すれば3~5日程度保存可能
- 冷凍保存すれば一ヶ月ほど保存可能
- 冷凍保存した厚揚げはスポンジのようにパサパサになってしまうのがデメリットだが、味が染み込みやすくなる
- 保存するときは油抜きをしてから保存するのがオススメ
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
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