魚肉ソーセージといえば、比較的安く購入することができるだけでなく様々な料理で使うことができてとても便利な食材ですよね。魚が嫌いなお子様でも魚肉ソーセージは大好きという子も多いのではないでしょうか。
魚を使ったソーセージである魚肉ソーセージは、栄養価が高くとても優秀な食材です。今回の記事では魚肉ソーセージとはどのような食材なのか、保存方法、腐るとどうなるのかについて解説していきたいと思います。
スポンサードリンク
目次
|
|
魚肉ソーセージってどんな食材?
“魚肉ソーセージ”は、魚肉のすり身をケーシング(人工コラーゲン、プラスチック、セルロース)に入れ加熱・殺菌したものです。ソーセージに似た形をしているので魚肉ソーセージやフィッシュソーセージと言われています。JAS規格では、魚肉及び鯨肉の含有量が50%以上のものを「魚肉ソーセージ」としています。
スケトウダラのすり身以外には豚脂、調味料と香辛料等、必要に応じてデンプン、植物性タンパク、卵白などの結着材及び酸化防止剤が練り合わされています。おすすめの料理は、炒め物や卵焼き、アメリカンドック等です。
スポンサードリンク
魚肉ソーセージの栄養がすごい
魚肉ソーセージの主原料は魚のすり身なので、栄養としてはたんぱく質やDHA・EPAなどを含んでいます。非常に低脂質低カロリーなのでダイエット中の心強い味方になってくれたり、成長期のお子さんの脳を発達させる優秀な食品です。
- たんぱく質:たんぱく質は20種類のアミノ酸が複数個結合することで作られています。結合するアミノ酸が種類や配列によって様々な臓器や組織の材料になります。特に筋肉の材料として使用されるため、多くの摂取が望ましいです。食品では魚や肉、大豆に多く含まれており、様々な種類を多く摂ることが大切です。
- DHA(ドコサへキサエン酸):DHA(ドコサヘキサエン酸)は、脳や血管、加えて代謝にも関わる多くの健康効果を持つ栄養素です。脳の栄養素としての働きは特に有名で、脳の発達や神経の機能維持に使われています。眼精疲労の解消や情報伝達にも使用され、疲労を軽減します。血液の脂質を減少させ、脂肪燃焼も助ける栄養素です。
- IPA/EPA(イコサペンタエン酸):IPA(イコサペンタエン酸)はEPAにとも呼ばれ、人間の血管性の病気を予防する働きが特に強く、ドロドロになっている血液をサラサラにする力が強い脂質です。そのため、心筋梗塞や脳梗塞と言った病気や高血圧の改善効果があります。最近の研究ではアレルギー症状の改善も報告されている栄養素です。
スポンサードリンク
魚肉ソーセージの保存方法は?
スーパーで販売されている魚肉ソーセージは冷蔵や冷凍されておらず、基本的には常温保存で販売されていますよね。魚肉ソーセージは未開封であれば「約3カ月ほど」保存することができます。一方で開封してしまうと「2~3日」しかもたなくなってしまうので、開封した後は冷蔵庫で保存するのが基本です。
冷凍保存もできる?
魚肉ソーセージはもちろん冷凍保存することができますが、解凍するときに注意しないと水分と一緒に旨味が外に出てしまうので注意しなければなりません。
冷凍保存する時は未開封品であればそのまま、開封後の魚肉ソーセージであればしっかりラップに包んでからジップロックなどの密閉できる保存袋に入れて冷凍庫に入れるようにしましょう。
解凍するときの注意点
魚肉ソーセージを解凍するときは使う半日から1日ぐらい前に冷蔵庫に移しておき、冷蔵庫内で自然解凍させるようにしましょう。冷蔵庫内での自然解凍は衛生的にも良いだけでなく、食材から余分な水分を放出することなく解凍することができるのでおいしさを保てます。
半解凍程度になったら料理に使いましょう。未開封品であればそのまま食べることもできますが、開封後に冷凍した場合は必ず加熱してから食べるようにしてください。
スポンサードリンク
魚肉ソーセージが腐るとどうなるの?
魚肉ソーセージは腐るとどうなるのでしょうか?未開封の魚肉ソーセージは腐りにくいですが、賞味期限が長期間切れているものや、開封後数日経ったものは腐ってしまいます。腐った魚肉ソーセージの特徴を確認してみましょう。
カビが生える 変な味がする 黒く変色する
このような状態というのは、微生物による腐敗が進んでしまっている証拠です。その状態の魚肉ソーセージを食べてしまうと腹痛や下痢などを引き起こす食中毒になってしまうことがありますので、このような状態であれば絶対に食べないようにしてください。
スポンサードリンク
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回の記事をまとめると、
この記事をまとめると
- 魚肉ソーセージは魚肉のすり身をソーセージ状にしたもの
- 栄養価が高い割に価格が安い
- DHAやEPAなどの優秀な脂肪が含まれている
- 未開封のものであれば常温保存可能
- 開封品は冷凍保存か冷蔵保存で保存しよう
- カビが生えたり黒く変色している場合は腐っている証拠なので使用しないようにしよう
今回のように食品についての様々な知識を紹介しています。他にもたくさんの記事を掲載していますので、ご興味のある方は是非ご覧になってみてください。
スポンサードリンク