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スーパーやコンビニで手軽に購入できる6pチーズ。おやつやおつまみとして幅広い層の方に食べられています。チーズを食べると太るイメージがありますが、実は、ダイエットに効果的な食べ物であることをご存じでしょうか?今回は、ダイエットにおすすめの理由や効果的な食べ方についてご紹介します。
- 6pチーズは太る?
- ダイエットにおすすめ?
- ダイエットに効果的な食べ方は?
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目次
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6pチーズは太る?
食べ過ぎたらどうなる?
美味しくてついつい食べ過ぎてしまう6pチーズですが、食べ過ぎには気を付けましょう。その理由のひとつに「食品添加物」が挙げられます。
乳化剤
6pチーズはプロセスチーズです。プロセスチーズは数種類のナチュラルチーズを混ぜ合わせて作られます。作る際、熱を加えて溶かしただけではそれぞれのチーズが分離してしまい均一になりません。そこで、組織を安定させるために乳化剤が使用されます。
プロセスチーズに使用している乳化剤は、リン酸ナトリウム、グリセリン脂肪酸エステル、クエン酸ナトリウムなどがあります。
例えば、リン酸ナトリウムを過剰に摂取すると、
・カルシウムの吸収を妨げ、骨代謝を下げ、骨粗鬆症になる
・リン酸濃度とカルシウム濃度が上がることで、腎臓病になる
・ミネラルバランスが崩れ、生活習慣病になる
カラギーナン
カラギーナンは、食品や工業用でゲル化剤、増粘剤、増粘安定剤などとして使われます。滑らかな食感や粘り感を出すのが使用の目的です。多くの国で食品添加物として扱われています。6pチーズにも「カラギーナン」という添加物が使われていることがあります。このカラギーナンを過剰摂取すると、
・胃潰瘍
・潰瘍性大腸炎
・ガン
などを引き起こす可能性があると言われています。
ただ、元々は海藻類から抽出される成分なので、かなりの量を摂取しない限りは心配いりません。
ph調整剤
6pチーズには、チーズのphを適正にし、細菌や微生物の繁殖を防ぐ目的で「ph調整剤」が使われていることがあります。本来、発酵食品のチーズは健康に良いものとされています。プロセスチーズを手軽に食べられるとてもありがたい食品ですが、食品添加物のことも考慮し、食べる際は、適量を心がけましょう。
このように、「チーズの食べ過ぎは太る」という心配より、添加物の過剰摂取が体に負担をかけていることも覚えておきましょう。
では、一日あたりどのくらい食べてもいいでしょうか?
1日の適量は?
6個入チーズなら毎日3切れ程度が適量と考えられます。ただし、年齢、体質、チーズの種類によって一日の摂取量が変わります。例えば、不飽和脂肪酸の量を軸にチーズの摂取量を考えてみましょう。あくまで一つの目安として以下をご参考ください。
飽和脂肪酸
肉やバター、ラードなど動物性の脂に多く含まれます。飽和脂肪酸の摂りすぎは血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を増やし、動脈硬化や心疾患の危険性を高めると言われています。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」によると、一日あたりの飽和脂肪酸の摂取量は、男女ともに総エネルギー量(1日)の7%以下とされています。一日のカロリー量から飽和脂肪酸の摂取量を算出してみましょう。成人男女の一日に必要なカロリーは以下の通りです。
【平均的な男性の場合】1日あたり2400kcal~3000kcal
【平均的な女性の場合】1日あたり2000kcal~2400kcal
例えば、女性で1日あたり2000kcalを摂取する場合、飽和脂肪酸の摂取量を算出してみると、2000kcalのうち7%のエネルギー量は140kcal。脂質は1gあたり9kcalと換算できますので、140kcal÷9kcal=15.5555…となります。つまり、 一日に摂れる不飽和脂肪酸は15.6gまでとなります。
ちなみに、6pチーズ1個あたりの飽和脂肪酸は以下の通りです。(明治メグミルク公式HPより引用)
- 6pチーズ (2.8g)
- 6pチーズ 塩分25%カット(2.7g)
- 6pチーズ コクとうまみ(2.5g)
- 6pチーズ カマンベール入り(2.7g)
- 6pチーズ スモーク味(2.4g)
- 6pチーズ ペッパー入り(2.4g)
1箱あたり6切れ入っていますので、1日1箱までならOKという計算になります。ただし、チーズ以外の食品からも飽和脂肪酸を摂取することになりますので、現実的には1日3切れ程度と言えるでしょう。
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ダイエットにおすすめ?
適量のチーズは、ダイエットにも効果的な食品です。その理由は以下の通りです。
糖質の低さ
チーズがダイエットに効果的である理由のひとつに、糖質が低いことが挙げられます。
例えば、おにぎり1個分(白米100g)に糖質量は約37gです。これに対し、6Pチーズ100g中の糖質量は約0.1~0.5gです。6ピース全部食べきっても0.6~3.0gという計算になります。
脂肪が体に蓄積されにくい
チーズを食べると内臓脂肪の蓄積が抑制されることも実証されています。血液中の中性脂肪と総コレステロールの濃度が統計学的有意に低下することも明らかにされています。
チーズの脂肪は細かい球状になっていて、肉に比べると4~5倍の速さで分解されると言われます。つまり、体に蓄積されにくい脂肪なのです。チーズを食生活に取り入れることで、心筋梗塞や脳卒中など生活習慣病の引き金となる「メタボリックシンドローム」(内臓脂肪症候群)を予防することが期待されています。
代謝促進
チーズは脂質が高い食品ですが、チーズの脂質はエネルギーとして使われやすい構造をしているため、身体に溜まりにくいと言われています。また、チーズにはビタミンB群が含まれており、ビタミンB1には糖質の代謝を、B2には脂質の代謝を促す効果が期待できるそうです。
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ダイエットに効果的な食べ方は?
間食・おやつとして食べる
間食・おやつとして10g~20gのチーズを食べることで、次の食事までの空腹を避けることができます。また、チーズの主たる栄養素は脂質とたんぱく質のほか、脂質代謝に関わるビタミンB2も豊富です。6pチーズは1切れずつ包装されていているので、間食・おやつに手軽に食べることができて便利です。
主食の前に食べる
チーズは糖質をほとんど含まないので、血糖値が上昇しにくい食品です。食前に1切れのチーズを食事の15分前に食べることが糖尿病予防につながるとも言われています。
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まとめ
今回は、「6pチーズは太る?添加物は?実はダイエットおやつにおすすめ!」というタイトルでお送りしましたが、いかがでしたか?
この記事をまとめると
- チーズはダイエット食材として効果的
- ただし、プロセスチーズには食品添加物が含まれるので食べ過ぎはNG
- 適量は1日3切れ程度がGOOD
- 間食・食前に食べるのが効果的
チーズを食べると太るイメージがありますが、実は、ダイエットにむいている食品です。ただし、どんなに栄養価の高い食べ物でも食べ過ぎはよくありません。添加物などの知識を知った上で、適量を心がけ、毎日の食事を楽しんでくださいね。
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