うりとメロンの違いってなに?きゅうりとかぼちゃは仲間なの?

冬瓜などの「瓜」と、甘くいフルーツ「メロン」には関連があることをご存知ですか?瓜や野菜でメロンは果物、全然接点がないのでは?と思いますよね。

実は植物学上、そして歴史的背景的にも瓜とメロンは似ているものなのです。メロンと瓜に関係があるなんて不思議ですよね。

今回は、「瓜」と「メロン」の違いを植物学上、そして歴史的背景と共にご紹介したいと思います。

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うりとは?

「瓜」とは、ウリ科の植物に属するもののうち実を食用にするものを指します。瓜の中で馴染みのあるのは「冬瓜」や「きゅうり」ですが、「メロン」や「スイカ」、「かぼちゃ」もウリ科に属しており、果物系や野菜系、どちらもウリの仲間です。

歴史は長く、紀元前にまで遡ります。北アフリカ、そして中近東あたりで栽培されていたメロンが、伝わった先の西側ではそのまま「メロン」、東側では「瓜」と呼ばれるようになりました。

特に日本ではたくさんの種類の瓜が栽培されており、先ほどお話ししたメロンやスイカ、かぼちゃの他、現在は沖縄の野菜である苦いゴーヤ、きゅうり、そして冬瓜を始めとするあまり知られていない瓜の品種も多くあります。

ウリ科の野菜は、かぼちゃを除き水分が多いことが特徴です。全体の約90%が水分でできており、かつては冬瓜などの野菜系のウリは夏のフルーツとして食べられていました。

メロンとは?

ウリ科に属しているメロンですが、認識としてはメロンは完全に果物ですよね。「瓜」というと野菜のイメージが強いですが、メロンやスイカなどの甘いものも「瓜」に含みます。

メロン栽培も古くからあり、ローマ時代・古代ギリシャ・古代エジプトなどのヨーロッパで行われていました。イタリアでは11〜13世紀に、フランスやスペインでは15世紀に、イギリスやアメリカでは16世紀頃から栽培が始まったと言われています。

日本へはいつ頃入ってきたのかというと、明治時代の中後期に伝来しました。ヨーロッパの国々と比較すると少し遅いです。

甘くてデザート用のメロンが登場したのは1962年で、「プリンスメロン」という品種でした。これは甘くない「マクワウリ」という同じく瓜の仲間に、ヨーロッパ系の「イボメロン系」のメロンを掛け合わせて誕生したもので、その抜群の甘さから人気となりました。

その後、生産が本格的に盛んになったのは昭和6年頃です。カリフォルニアの栽培方法をお手本としましたが、技術がなかなか追いつかなかったことと戦争があり。メロンの栽培は一時休止となりました。

そして戦後に再び栽培が始まり、プリンスメロンが誕生して爆発的な人気が出たのです。

きゅうりとかぼちゃには「瓜」の漢字がはいるけどうりの仲間なの?

普段スーパーなどで「きゅうり」と「かぼちゃ」が漢字表記されていることはあまりないので馴染みがありませんが、きゅうりは漢字で書くと「胡瓜」、かぼちゃは「南瓜」と書きます。

どちらにも「瓜」という漢字が使われていて、漢字だけ見ると瓜の一種なのかなと思いますが、そうなのでしょうか?

冒頭でもお話したように、きゅうり・かぼちゃ共にウリ科に属している野菜なので、大きなくくりで見るときゅうりとかぼちゃは仲間となります。

きゅうりはウリ科キュウリ属、かぼちゃはウリ科カボチャ属なので属は異なりますが、どちらも元は瓜なのです。

まとめ

瓜とメロンの違いについてご紹介しましたが、メロンが瓜の仲間であることは意外だったのではないでしょうか?

言われてみれば瓜を甘くしたようなもの、で納得がいくような気もします。現在のような甘いメロンが登場するまで「甘い瓜」はなかったので、当時はメロンの登場にきっと驚いたことでしょう。

全くの別ものに見える野菜と果物の大元は一緒だったりするので、調べてみると歴史的背景などもわかり面白いですよ。

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