国産たけのこと中国産たけのこの違いとは?それぞれの特徴を比較!

みなさんは「国産」にこだわっていますか?野菜や果物などの食材やモノなど、日本には「中国産」のものが多く出回っています。中国産は安さが特徴ですが、品質などを考えるとやはり「日本産」の方が安心ですよね。今回は、春の食材である「たけのこ」について、国産と中国産を比較していきたいと思います。私はよくブロッコリーやオクラなどは冷凍野菜を購入するのですが、表記を見てみると中国産となっていました。安いのは良いのですが、どうしても品質は安全なのかな?と思ってしまいます。それでは、「国産たけのこ」と「中国産たけのこ」の違いについて、それぞれの特徴を見ていきたいと思います。

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国産たけのこと中国産たけのこに違いはある?

国産たけのこと中国産たけのこ、どちらも「たけのこ」であることに違いはありませんが、どのような点が変わってくるのでしょうか?便利な水煮は中国産のものが多いようなイメージ、そして生のものは国産が多いイメージがあります。実際どのような点で特徴に違いがあるのか、詳しく見てみましょう。

国産たけのこの特徴

まずは「国産」のたけのこの特徴について、価格や味の違いをピックアップしてみました。

中国産より高い

「国産」というと中国産よりも価格は上がりますよね。日本で作っているから中国から輸入するより輸送費などかからないのになぜ?と思うかもしれませんが、国産の野菜や果物は輸入モノよりも高いものです。大きさとしては中国産とほぼ一緒なので、大きいから高いというわけではありません。日本産のたけのこが中国産よりも値が高くなるのには、「質」が良いことが関係しています。

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風味が良い

国産と中国産、どちらも同じたけのこと言えど「味」に違いがあるのです。「国産たけのこは風味が良く」、たけのこの香りもしっかりとしています。たけのこ堀をしたことがある方や、スーパーなどで新鮮な生のたけのこを購入したことのある方ならその香りを嗅いだことがあるかと思います。

変な酸味が少ない

そして、「変な酸味が少ない」ということも国産たけのこのポイントです。たけのこはモノによっては酸味があるのですが、国産たけのこは風味が良いのでそのようなことがあまりありません。また、国産のたけのこは掘り立てであれば生でも食べることができるのです。「たけのこのお刺身」というたけのこ料理があり、掘り立てたけのこを薄くスライスしていただく料理です。これは国産のたけのこの風味が良く、酸味も少ない良い味だからこそできる料理なのです。

甘くて柔らかい

また、国産たけのこは「甘くて柔らかい」ことも特徴です。特に中心部の穂先は一番柔らかい部分とされ、炊き込みご飯や和え物に活用されます。シャキシャキ食感も良いですが、柔らかい方が口当たりも良いものです。また、味に甘みがあります。

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安全・安心

みなさんが一番気にされるのが「安全で安心である」ことではないでしょうか。国産の食材は輸入モノよりも農薬が少ないので体に安全な上、流通ルートも日本国内なので安心でもあります。味ももちろん大切ですが、この安全・安心というポイントで国産の食材を選ぶ方は多いかと思います。国産のたけのこは、福岡県や鹿児島県、熊本県がメインとなっています。生産地がどんな場所なのかわかるだけでも、消費者側としては大きな安心に繋がりますよね。

色が黄色がかっている

見た目の違いとしては、「黄色味がかっている」といった特徴もあります。たけのこは表面は茶色い皮に覆われていますが、中身は淡い茶色のような色をしていますね。

国産のたけのこは少し黄色混じりの色をしています。お店などで出てきた生産地不明のたけのこを見極める時のポイントとしても覚えておいてみてください。

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中国産たけのこの特徴

それでは「中国産」のたけのこの特徴を見ていきましょう。

国産より安い

一番顕著な違いはやはり「安い」ということです。たけのこに限らず、中国産の食材やモノなど、色々なジャンルの中国産は国産よりも遥かに安いのが特徴的ですよね。

中国産が安いことの理由は、「大量生産」ということにあります。国産は「質」が良いとお話しましたが、中国産は質よりも「量」なのです。たくさん生産することで生産性を上げ、収益に繋げるスタイルというわけです。

酸味がある

味についてですが、国産は酸味が少ないのに対し「中国産のたけのこには酸味」があります。酸味のあるたけのこは、2〜3回茹でると酸味が薄くなるという話もありますが、基本的に中国産のたけのこは国産よりも酸味があるので、酸味が気になる方は国産ものを購入するようにしましょう。

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スジっぽくて固い

また、中国産のたけのこには「スジっぽくて固い」という特徴もあります。

色が真っ白

国産たけのこは黄色味がかった色をしていますが、「中国産たけのこは真っ白」です。特に水煮や缶詰などの加工たけのこに見られる特徴で、消毒のために「次亜塩素酸ソーダ」を使うためです。消毒のために薬品を使い、それを食べている、というのは結構怖いものがあります。消毒液を使うことで日持ちはしますが、体に入るものなのでできるだけ安全な状態で食べたいものです。

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まとめ

「国産たけのこ」と「中国産たけのこ」の特徴を比較してご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?一番の違いとして思い浮かぶのは「価格」ですが、見た目や味にも違いがあることがわかりました。中国産は量を一番に考えて作られているため、安全管理や品質管理が二の次になっていることも多いようです。もちろん安全なものもありますが、私たちの体に入り体を作る元である食材は、できるだけ良いものを摂りたいものです。国産にするのか輸入モノにするのか、ご自身でよく見極めてみてください。

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