たけのこの主な栄養成分と期待できる効果・効能

竹の子どもである「たけのこ」には、どんな栄養素が含まれているかご存知ですか?形が不思議な野菜ですが、意外にも栄養価は高いのです。

私は先日知り合いに掘り立てたけのこを送ってもらったのですが、えぐみが強くて驚きました。このえぐみにも栄養成分が関係していました。

今回は、たけのこの主な栄養成分と、それにより期待できる効果効能についてご紹介したいと思います。

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たけのこの主な栄養成分

たけのこの主な栄養成分表

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エネルギー 26kcal
水分 90.8g
たんぱく質 3.6g
炭水化物 4.3g
カリウム 520mg
マグネシウム 13mg
リン 62mg
亜鉛 1.3mg
マンガン 0.68mg
ビタミンB1 0.05mg
ビタミンB2 0.11mg
ビタミンB6 0.13mg
葉酸 63ug
ビタミンC 10mg
食物繊維総量 2.8g

炭水化物

まずは「炭水化物」です。炭水化物は糖質と食物繊維の総称のことで、太る原因というイメージが強いですが人の体には大切な栄養素です。

体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」と、消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」でそれぞれ役割が異なり、炭水化物・脂質・糖質をまとめて3代栄養素とも言います。

1日の目安摂取量が決まっているので、それを超えない程度に適度に摂取することが大切です。

タンパク質

筋肉など体の元となる栄養素として大切な「タンパク質」も含まれています。タンパク質は筋トレやダイエット中にも効果的な栄養素です。

タンパク質によって筋肉や臓器、肌、髪、爪、体内のホルモンや酵素、免疫物質などを作り、栄養素の運搬を行います。人の体の15〜20%はタンパク質でできているので、必須の栄養素です。

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チロシン

たけのこの断面には白いプツプチとしたものを見たことはありませんか?ゴミかと思い取ってしまう方もいますが、それは「チロシン」というアミノ酸の一種です。

たけのこに感じるえぐみはチロシンが酸化してできたもので、水につけにくい性質を持つため結晶となって中に残っています。新陳代謝を促したり、ホルモンバランスを整える働きもあるので食べても全く問題のない成分です。

食物繊維

たけのこの栄養素で抜群なのは「食物繊維」です。食物繊維はお馴染みの腸内環境を整えるのに重要な栄養成分ですね。食物繊維には「水溶性」と「不溶性」の2種類がありますが、たけのこに含まれるのは不溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維は糸状でザラザラとした組織で、腸内の有害物質を吸着させて体外に排出したり、腸内でたまっている便と一緒に大きくなるので便のかさを増やし、腸を刺激して腸の動きを活発にすることで便通を促します。便秘の改善や、そこから繋がる肌の調子アップなどが期待できる栄養素です。

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ビタミン

美容や健康に効果のある「ビタミンC」も含まれています。ビタミンの中ではおなじみの栄養素ですね。ビタミンCは人の体内では生成することができないため、食事から摂取する必要があります。体の中に入ったビタミンCは、血中ではそのままのかたちで存在し、からだのサビをとってくれる役割をしています。シミやしわなどのアンチエイジング対策にも効果があるため、サプリにもなっている成分です。

パントテン酸

たけのこは「パントテン酸」という成分も豊富に含まれています。パントテン酸はビタミンB群に分類される栄養で3大栄養素(タンパク質・脂質・糖質)の代謝に関わり、エネルギーを生み出す効能があります。また、抗ストレス作用のあるホルモンを分泌を高める効果もあるため、ストレス対策にも効果的なのです。

期待できる効果・効能

たけのこの栄養素についていくつかご紹介しましたが、続いてはその栄養素によって期待できる効果効能について見ていきたいと思います。

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便秘の予防・改善

食物繊維といえば「便秘予防や便秘改善」ですね。腸内にたまった便を排出してくれるので便秘解消にもってこいの栄養素です。

食物繊維には便秘を解消するだけでなく、下痢を良くする効果もあります。下痢気味でも便秘気味でも腸内環境を整えてくれるので優秀な栄養素です。

尿酸値改善(プリン体の排出)

「尿酸値」という言葉をご存知ですか?尿酸値とは、「プリン体」という物質が体内で分解されてできる燃えカスと言われています。

プリン体は運動したり臓器を動かしたりするためのエネルギー物質で、常に体内で作られているものです。最終的には主に肝臓で分解され尿酸となり、一時的に体内に溜め込まれた後、体外に排出されます。

このプリン体を体内にずっと溜め込むと痛風などの病気になる可能性が上がるのですが、たけのこに含まれるビタミンCにはプリン体を排出する働きがあるので、尿酸値が高い時には効果的です。

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集中力を高める

たけのこの白いプツプツを作っているチロシンは、脳の神経伝達物質の構成要素で、摂取すると「集中力を高める」作用があると言われています。

体内に入ったチロシンはドーパミンやアドレナリン、ノルアドレナリンに変換され、やる気がアップする効果もあります。これゆえ自律神経が乱れ、なんだかやる気が起きない時には積極的に摂取したい成分なのです。

疲労回復

たけのこにはアミノ酸の一種である「アスパラギン酸」が含まれており、疲労物質である「乳酸」をスピーディーに燃焼してミネラルを効率良く体内に循環されるので、疲労回復や代謝を高めて免疫力のアップにも繋がります。

高血圧の予防・改善

たけのこに含まれるビタミンCやカリウムは、「高血圧の予防」にも効果があります。高血圧を解消することで、心筋梗塞や動脈硬化などの大きな病気予防に繋がるので、血圧を正常値に保つことはとても重要なのです。

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丈夫な骨の形成

そして、たけのこは丈夫な骨の形成に関わる栄養素も含まれています。便秘解消や高血圧予防、更には骨にまで影響のあるたけのこは野菜の中でもスーパーフードです。

まとめ

たけのこの主な栄養素と効果効能についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?体に良い栄養が豊富に含まれていることがわかりました。

春に旬を迎えるたけのこですが、水煮などは1年中出回っています。美味しさももちろんですが、健康のためにもたまにはたけのこ料理をご家庭で作ってみてください。

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